週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

都道府県指定史跡・文化財・記念物

大類1号墳(苦林古墳) 毛呂山町川角

坂戸市と毛呂山町にまたがる苦林(にがばやし)古墳群。坂戸市では塚原古墳群として、毛呂山町では大類(おおるい)古墳群とする。両古墳群で5基の前方後円墳を擁し埼玉県内では埼玉(さきたま)古墳群を除くと他に例がない。 大類1号墳、別名、苦林古墳は全長23.8…

延慶の板碑と川角1号墳 毛呂山町川角

道路を渡って、延慶の板碑 川角1号墳(円墳、径16m) 崇徳寺跡と延慶の板碑/毛呂山町 苦林野歴史散歩/毛呂山町 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 [2] 塩野博 2004「埼玉の古墳 比企・秩父」さきたま出版会 [3] 毛呂山町教育…

成願寺2号墳(石上神社古墳) 坂戸市成願寺

高麗川が形成した沖積地を望む台地に石上神社古墳を中心として分布する成願寺古墳群。石上神社古墳(成願寺2号墳)は、径50mの円墳。石上神社を祀る。入西(にっさい)のビャクシンは埼玉指定天然記念物。 坂戸の指定文化財(有形) - 坂戸市ホームページ 文献 […

高柳銚子塚古墳 木更津市高柳

高柳銚子塚古墳は、JR内房線の巌根(いわね)駅から線路沿いを南に徒歩で約20分のところに後円部の一部が残っている。文献[2]では「墳丘主軸長142.3m、後円部径82.5m、前方部幅89.0mで、房総最大の内裏塚古墳(墳丘長148m)に次ぐ規模の前方後円墳」と推定され、…

雷電塚1号墳(雷電塚古墳) 坂戸市小沼

雷電塚1号墳(雷電塚古墳)は、北に越辺川の沖積地を望む坂戸台地の末端に位置する全長47mの前方後円墳。周囲に2基の古墳があり雷電塚古墳群を構成する。1990年に埼玉県内所在古墳詳細分布調査に伴い墳丘東側くびれ部に第1トレンチ、前方部に第2トレンチを設定…

真名板高山古墳 (再訪) 行田市真名板

真名板高山(まないたたかやま)古墳は、東西に主軸を持つ前方後円墳で、前方部に浅間社を祀る。全長90.5m、高さ7.3m。周辺から採取された埴輪片等から6世紀後半の築造と考えられ、西約4kmに位置する埼玉古墳群と時期的に並行する。前回、初めて訪れた時も夏で…

地蔵塚古墳 (再訪) 行田市藤原町

地蔵塚古墳を再訪。いつの日か石室の線刻画を見学したい。 埼玉県立さきたま史跡の博物館の企画展「運ぶー埼玉古墳群とモノの動きー」の展示パネルより 埼玉県立歴史と民俗の博物館に展示のレプリカより 行田市教育委員会/地蔵塚古墳 埼玉県地蔵塚古墳の壁…

恐竜の足跡と化石発掘体験地 神流町

群馬県神流町の波によってできた水底の紋様が石化した「瀬林の漣痕(せばやしのれんこん)」と化石発掘体験地。瀬林の漣痕には恐竜の足跡が残る。 瀬林の漣痕(さざ波岩) 恐竜の足跡 神流町の文化財 - 神流町オフィシャルサイト 化石発掘体験地 化石発掘 | 神流…

芝東照宮 港区芝公園

梅の花に誘われて芝東照宮をお参り。 家光公お手植公孫樹(イチョウ) 煉瓦造の焼却場 芝東照宮ホームページ にほんブログ村

芝丸山古墳 (再訪) 港区芝公園

丸山貝塚の脇の階段で台地に上がると芝丸山古墳が現れる。前方部から墳丘上に上がるとタイガーマスクの虎の穴のような大野伴睦さんの句碑。後円部には伊能忠敬測地遺功表。くびれ部には円山随身稲荷大明神。円山随身稲荷大明神は、江戸の裏鬼門を守る増上寺…

2019年の野毛古墳まつりのこと (その1)

2019年10月20日に開催された「野毛古墳まつり」についてはすでにブログ記事を書いたが、そのときは書かなかった学芸員さんからお聞きした話を少しまとめておく。 10時30分から11時までの区学芸員による野毛大塚古墳と古墳群の解説を聞いた話。葺石は一番下の…

高部古墳群 木更津市千束台

千葉県木更津市の高部30号墳、32号墳出土品が昨年3月に千葉県指定有形文化財に指定された。高部30号墳、32号墳は関東地方最古級の前方後方墳で、1993年に発掘調査が行われた。調査後の跡地がどうなっているのか調べたところ、木更津市の「よくある質問」に「…

沼田八幡塚古墳 つくば市沼田

かつては筑波山の登山口の駅だった筑波鉄道筑波駅跡から西南西に160mに沼田八幡塚古墳はある。桜川流域で最大規模の前方後円墳。前方部は遺存状況が悪く推定復元されている。後円部墳頂に八幡社を祀る。全長約90m。文献[2]の「沼田古墳群、番号141、前方後円…

西ヶ原貝塚 (再訪) 北区西ヶ原

西ヶ原貝塚のある北区立飛鳥中学校を再訪した。外周塀の建て替えに伴う発掘調査中と聞いていたが、訪れるのが遅くすでに埋め戻された後だった。 西ヶ原貝塚発掘調査のお知らせ。東京都を代表する貝塚の発掘調査が始まります。飛鳥中学校の外周塀の建て替えに…

中山神社 さいたま市見沼区中川

中山神社は、武蔵一宮氷川神社と氷川女体神社を結ぶ線上のほぼ中間に位置することから、中氷川神社と呼ばれていた。 毎年12月8日に鎮火祭で炭火の上を素足で歩く特殊神事が行われる御火塚 さいたま市/文化財紹介 中山神社旧本殿 昼に参拝したさいたま市の中…

氷川女体神社 さいたま市緑区宮本

武蔵一宮 氷川女体神社は、旧見沼を一望できる台地の突端「三室」に鎮座する。見沼は神沼として古代から存在した沼で、1727年(享保12年)の新田開発までは、12平方キロメートルという広大なものであった。武蔵一宮を名乗る神社は大宮の氷川神社と氷川女体神社…

綾瀬貝塚 (再訪) 蓮田市貝塚

前回、訪れた時は真夏で、あまりの暑さに地面の貝殻の破片を確認する心のゆとりがなかったので再訪した。6月末だったがこの日も真夏日。 蓮田市 綾瀬貝塚。縄文時代前期の貝塚。貝塚と言う地の貝塚神社にある。「貝塚貝塚」とか「貝塚神社貝塚」と名付けたほ…

兜塚古墳 (再訪) 狛江市中和泉

亀塚古墳の次に兜塚古墳を再訪した。墳頂の三等三角点(標高30.4m)。 近所の紫陽花 詳細情報 : 東京都文化財情報データベース 狛江古墳群I 文化財ノート9 狛江市教育委員会 1998年 狛江古墳群II 文化財ノート10 狛江市教育委員会 1998年 古墳や史跡が歴史伝え…

猪方小川塚古墳 (再訪) 狛江市猪方

古墳巡りを再開。4月にオープンした狛江市の猪方小川塚古墳公園を訪れた。古墳巡りは、桜が咲いて緩みが出たと言われた3月の3連休以来なのでほぼ3ヶ月ぶり。猪方小川塚古墳は、すでに消滅したと考えられていたが、2012年の宅地造成に伴う調査で個人宅の庭先…

天王寺五重塔跡 台東区谷中

幸田露伴の小説「五重塔」で知られる天王寺の五重塔は1957年(昭和32年)に放火により焼失した。谷中霊園に跡が残る。 天王寺五重塔跡 | 千駄木谷中界隈散策コース | 東京都文化財めぐり 谷中の五重塔焼ける | NHK放送史(動画・記事) 天王寺は谷中霊園の煉瓦…

赤坂氷川神社 港区赤坂

東京十社巡り。赤坂氷川神社。素盞嗚尊(すさのおのみこと)・奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)を祀る。江戸七氷川の筆頭。社殿は、本殿・幣殿・拝殿の3つの建物が一体となった権現造。江戸8代将軍、徳川吉宗によって建てられ…

絹横穴群 富津市絹

4月2日の記事「佐貫街道ガード」の続き。佐貫街道ガードは弁天山古墳から、絹横穴群に向かう道中で偶然見つけた。絹横穴群は岩瀬川流域の丘陵南斜面に11基の横穴墓が開口する。このうち9基を見学した。 絹横穴は1号墳が属す支群と10号墳が属す支群の2支群に…

白旗塚古墳 (再訪) 足立区東伊興

毛長川南岸の自然堤防上に形成された白幡塚古墳群で現存する唯一の古墳、白旗塚(しらはたづか)古墳を再訪。古墳の周りを巡る水濠は古墳保護の観点で疑問。 方位を東西南北と刻まれた石。古代文字(甲骨文字)か? 白旗塚古墳は、古墳巡りを始めたばかりの2017…

オリンピック記念マンホール蓋 日比谷公園

日比谷公園の外周の歩道に設置されたオリンピック記念マンホール蓋。日本の都市公園100選。 桜が咲いていた。東京は14日に観測史上最も早い開花宣言。 日比谷見附跡と心字池 烏帽子岩 日比谷公会堂 (東京都選定歴史的建造物) 旧日比谷公園事務所 幕末までは…

前田耕地遺跡 あきる野市野辺

あきる野市の東部図書館エルの南隣にある前田公園に前田耕地遺跡の一部が保存されている。前田耕地遺跡は、多摩川支流の秋川と平井川に挟まれた段丘上に位置し、1976年(昭和51年)から1984年(昭和59年)まで発掘調査が行われ、縄文時代草創期から古代に至る集…

瀬戸岡古墳群 あきる野市瀬戸岡

多摩川の支流平井川右岸の秋留台地に位置する、都内有数の群集墳である瀬戸岡古墳群は、350m四方の範囲に50基ほどの古墳が分布する。都指定の史跡。 7号墳。石室が保存されている。 40号墳跡。 32号墳跡。1950年(昭和25年)に1号墳として発掘調査が行われた。…

飯野陣屋と三条塚古墳 富津市下飯野

飯野陣屋は江戸時代飯野藩の藩主保科家とその家臣たちの屋敷。慶安元年(1648年)から廃藩置県の明治4年(1871年)まで存続した。日本三陣屋の一つ。 内裏塚古墳群の三条塚古墳は、飯野陣屋内に位置する6世紀末葉の前方後円墳。全長122m。周溝長193mの二重周溝が…

熊野古墳 かすみがうら市市川

石岡市南部を流れる恋瀬川に架かる国道6 号の恋瀬橋の右岸にある恋瀬橋ロードパークから徒歩7分の国道脇に熊野古墳がある。熊野古墳は5世紀前半の古式の前方後円墳。全長63m。後円部に熊野権現を祀る。 ホテルのスロープの脇に熊野古墳の道案内の看板が目立…

瓦塚遺跡 石岡市部原

瓦塚遺跡(かわらづかいせき)は奈良時代に常陸国分寺・国分寺尼寺などを建立したときに屋根に葺く瓦類を製造した窯跡。2007年(平成19年)から2012年(平成24年)の調査で8世紀前葉から10世記前葉の瓦窯跡が合計34基も確認された。特に常陸国分寺・尼寺に葺かれた…

丸山古墳 石岡市柿岡

第十代崇神天皇の第一皇子の豊城入彦命の奥津城との伝承がある丸山古墳。前方後方墳。全長55m。1952年(昭和27年)に明治大学後藤守一教授の指導で発掘調査され、後方部の墳頂下約2mの地点から粘土槨が見つかった。4世紀後半ごろの築造。 左が後方部、右が前方…