週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

大学

「装飾付大刀の刀装具」 明治大学博物館

明治大学博物館の考古部門のミニ展示、明大コレクション56「装飾付大刀の刀装具を鑑賞した。鉄製大刀は弥生時代中期に日本列島に伝わって以来、武器としてだけではなく、威信財など様々な意味を持つものとして扱われてきた。古墳時代には「装飾付大刀」と呼…

榧園好古図譜 國學院大學博物館

神奈川県立歴史博物館から國學院大學博物館にハシゴして、開催中の企画展「榧園好古図譜ー北武蔵の名家・根岸家の古物(たから)ー」を鑑賞した。「榧園好古図譜」は「ひえんこうこずふ」と読む。根岸武香の蒐集品に関する図譜で、昭和30年代を境に行方不明…

公開シンポジウム「土偶研究の新展開~資源利用史と土偶祭祀~」 明治大学グローバルホール

明治大学 駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホールで、3月2日に開催され明治大学資源利用史研究クラスター(研究代表者:阿部芳郎 文学部専任教授)主催の研究成果公開シンポジウム「土偶研究の新展開~資源利用史と土偶祭祀~」に参加(聴講…

川角古墳群が伝えるもの 駒澤大学駒沢キャンパス

狛江市の「古墳現地解説」に参加した後に、駒澤大学の駒沢キャンパスに移動して、駒大生社会連携プロジェクト展示「川角古墳群が伝えるもの―駒澤大学の調査から―」を見学した。種月館(3号館)2階ウィステリアに、考古学専攻4年生が制作したパネルを展示。駒澤…

エジプト文化展 本庄早稲田の杜ミュージアム

本庄早稲田の杜ミュージアムで開催中の「エジプト文化展−早大隊の調査から辿る−」を鑑賞した。早稲田大学のエジプトにおける調査・研究の歩みは、1966年の吉村作治氏を学生隊長とする学生5人は、川村喜一早稲田大学講師とともに実施した遺跡踏査に始まる。そ…

本庄市の古墳2 旭・小島古墳群 本庄早稲田の杜ミュージアム

本庄早稲田の杜ミュージアムで開催中の「本庄市の古墳2 旭・小島古墳群」を鑑賞した。本展は、県内有数の古墳群であり、区画整理事業などに伴い、数多くの古墳が調査されている旭・小島古墳群を取り上げ、出土資料を通してその変遷を紹介する。 【開催中】本…

骨が語る人の「生と死」 日本列島一万年の記録より 東京大学総合研究博物館

東京大学総合研究博物館で9月30日より開催中の特別展示『骨が語る人の「生と死」 日本列島一万年の記録より』を初日に鑑賞した。本展では、遺跡から発掘される骨からわかる、祖先たちの知られざる素顔を探る。ヒューマン・ダイバーシティの本質とは。 骨が語…

「メディアにのった資料たち」 明治大学博物館

明治大学博物館で開催中の企画展「メディアにのった資料たち−知っている資料を見つけよう!−」を鑑賞した。本展は明治大学博物館の収蔵資料から教科書や雑誌等に掲載された重要資料を一堂に展示する。掲載申請数はなんと年間460件(2021年度)。考古部門のコレ…

「古代の馬」 明治大学博物館

明治大学博物館の考古部門のミニ展示、明大コレクション55「古代の馬」を鑑賞した。本展示では馬形埴輪や、長野県大室古墳群出土の馬具などを通し、人と馬の歩みの一端を紹介する。 「馬」と言われ思い浮かべるのは、競馬場を駆けるサラブレッドの姿でしょう…

遭遇 文京区教育センター

文京区教育センターで開催中の東京大学総合研究博物館コレクション スクール・モバイルミュージアム「遭遇」を鑑賞した。文京区教育センターの2階に上がって大学連携事業室の扉を開けて中に入ると、色々な動物の頭骨が整然と並んでいる。日常では味わうこと…

「化石人類の系統と絶滅動物」 明治大学博物館

明治大学博物館の考古部門のミニ展示、明大コレクション54「化石人類の系統と絶滅動物」を鑑賞した。本展示では、700万年にわたる人類進化を物語る代表的な化石人骨(複製)を展示して、人類進化のダイナミクスや大型哺乳類の大量絶滅を紹介する。会期は8月2…

東国の古墳文化の実像を求めて―大塚初重と明大考古学― 明治大学博物館

明治大学博物館で開催中の企画展「東国の古墳文化の実像を求めて-大塚初重と明大考古学-」を鑑賞した。昨年7月に95歳で亡くなられた故大塚初重名誉教授は、太平洋戦争から復員の後、静岡県登呂遺跡の調査への参加を皮切りに、1950年に創設された考古学専攻…

土御門家がみた宇宙ー江戸時代の天文観測ー 國學院大學博物館

國學院大學博物館で開催中の春の特別列品「土御門家がみた宇宙ー江戸時代の天文観測ー」を鑑賞した。土御門家は、平安中期の陰陽師・安倍晴明を受け継ぐ支流の一つで、代々、陰陽家として主に天文道をもって朝廷に仕えた公家。嘉永6年(1853年)のクリンケルフ…

上野の桜 台東区上野公園、上野桜木

トーハクで「コレクションの探求 はにわ展から50年」を鑑賞した後で、桜に誘われて散歩。 旧博物館動物園駅 東京藝術大学 下町風俗資料館付設展示場 にほんブログ村

「上古の刀」 明治大学博物館

2月にトーハクで「令和5年 新指定国宝・重要文化財」展を鑑賞した後で、明治大学博物館にハシゴしたら、祝日(建国記念の日)で休館だった。目的は考古部門コレクション展「上古の刀」、会期は5月6日まで。 3月になって再訪したら、こぶしの花が咲いていた。 …

児玉・深谷地域の古墳と副葬品 早稲田リサーチパーク(本庄市)

熊谷市の池上遺跡見学会の後で、本庄早稲田の杜ミュージアムの2階、早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター2階情報資料室で、地域連携展覧会「児玉・深谷地域の古墳と副葬品」を鑑賞した。展示されたのは深谷市の四十塚古墳、黒田古墳群、見目1号…

埒免古墳 (再訪) 伊勢原市三ノ宮

埒免(らちめん)古墳を再訪。 正面に2005年に閉鎖恵泉短大伊勢原キャンパスの校舎が見える 齋藤家住宅 齋藤家住宅 | 伊勢原市 松山古墳 この先元宮 埒免古墳 埒免(ちちめん)古墳 埒免古墳は昭和三十九年に建物の建設中に発見されました。その際、石室内から飾…

「収蔵庫のとっておき」 明治大学博物館

明治大学博物館の広報誌「ミュージアム・アイズ」の1998年から続いている連載「収蔵室から」で取り上げられた明治大学博物館に収蔵された逸品の数々を紹介する企画展「収蔵庫のとっておき」を鑑賞した。明治大学博物館は、商品・刑事・考古の3分野からなり、…

「茨城県殿内遺跡の再葬墓」 明治大学博物館

最終日の閉館間際に明治大学博物館の考古部門のミニ展示、明大コレクション52「茨城県殿内遺跡の再葬墓」を鑑賞した。昨年、佐倉市の岩名天神前遺跡を訪れてから、再葬墓に興味を持った。 茨城県稲敷市浮島の殿内遺跡は明治大学の教授であった杉原荘介氏らが…

富塚跡 新宿区西早稲田

早稲田大学の會津八一記念博物館の企画展「下総龍角寺」を鑑賞した後で、早稲田大学9号館西側の富塚跡を訪ねた。富塚(とみづか)は新宿区戸塚の地名の由来になった塚。新宿区教育委員会の説明板によれば、かつてこのあたりにあった水稲荷神社の境内に「富塚と…

企画展「下総龍角寺」 早稲田大学 會津八一記念博物館

早稲田大学の會津八一記念博物館で開催中の企画展「下総龍角寺」を鑑賞した。龍角寺は、印旛沼北東岸の台地上に位置し、東日本屈指の古刹。創建は7世紀に遡る。本尊の銅造薬師如来坐像は、1932年に白鳳様式を色濃く残す仏像であることが報告され翌年、国宝に…

No.166古墳 さいたま市岩槻区馬込

さいたま市立博物館で「さいたま市最新出土品展2022」を鑑賞した後に、さいたま市岩槻区のNo.166古墳を訪れた。人間総合科学大学 蓮田キャンパスの正面に位置する。文献[1]では、径20mの円墳、塚の可能性あり。 人間総合科学大学 蓮田キャンパス 庚申塔 文献…

群馬県佐波郡の古墳出土の船形石棺 多摩美術大学上野毛キャンパス

五島美術館の近くの多摩美術大学 上野毛キャンパスに群馬県佐波郡の古墳出土の船形石棺があるとのことで、立ち寄った。時節柄、関係者以外のキャンパス内への立ち入りは難しそうだったので、敷地外から探したところ、あるのは確認できたが。なんとも。ちなみ…

「中国殷代の甲骨文」明治大学博物館

明治大学博物館で明大コレクション51「中国殷代の甲骨文」を鑑賞した。展示期間は9月13日まで。甲骨文字(こうこつもじ)とは、中国・殷(商)時代の遺跡から出土する古代文字。骨に刻まれた甲骨文字で漢字の成り立ちが感じられる。 明大コレクション51「中国殷…

古代常陸の雄・三昧塚(さんまいづか)古墳 明治大学博物館

明治大学博物館で7月8日から開催中の「古代常陸の雄・三昧塚(さんまいづか)古墳」を鑑賞した。春に茨城県立歴史館で開催された企画展「ビフォー・アフター三昧塚古墳」の展示品が明治大学博物館にやってきた。さらに、発掘調査時の図面など明治大学博物館…

「新収蔵・収蔵資料展2022」 明治大学博物館

ゴールデンウィークの初日から茨城県立歴史館で企画展「ビフォー・アフター 三昧塚古墳」が開催されたが、遠いので、近場の明治大学博物館で開催中の「新収蔵・収蔵資料展2022」で、茨城県三昧塚古墳出土の馬形飾付金銅製冠の復元品(レプリカ)を鑑賞した。土…

川角古墳群(14, 16, 17, 22号墳) 毛呂山町川角

さらに鎌倉街道の西側の川角古墳群を探索。 22号墳(円墳、径11m)、横穴式石室(破壊) 14号墳(円墳、径14m) 16号墳(円墳、径9m) 17号墳(円墳、径7m) 埼玉医科大学川角キャンパス前の通りから、14号墳(左)と16号墳(右) 1960年に町道拡幅工事のため15号墳が発掘…

ミニ企画「ミュージアムの周辺の古墳」 本庄早稲田の杜ミュージアム

本庄市と早稲田大学が共同で2020年10月に開設した本庄早稲田の杜ミュージアムで、開催中のミニ企画「ミュージアムの周辺の古墳」を鑑賞した。今回は情報収集だけで「周辺の古墳」の探索は後日とした。 「古墳−ミュージアム周辺の小さな古墳−」本庄早稲田の杜…

中根八幡遺跡 2021オンライン現地説明会

國學院栃木短期大学と奈良大学が共同で学術調査中の中根八幡遺跡。今年の現地説明会は、9月4日(土)13:00からライブ配信。 「中根八幡遺跡2021オンライン現地説明会」國學院大學栃木短期大学、奈良大学。國學院大學穂高古墳群のオンライン現地説明会良かった…

穂高古墳群発掘調査《現地説明会》 安曇野市

本日13時より國學院大学考古学研究室が発掘を続ける長野県の穂高古墳群のオンライン現地説明会をYouTubeでライブ配信。 本日の穂高古墳群オンライン現地説明会《ライブ配信》は、無事に終了いたしました!見逃した方は、下記URLから今後もご覧にいただけます…