週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

湮滅

下川煉瓦(馬さん煉化工場) (再訪) 足立区宮城

2年前に探訪した下川煉瓦の煉瓦塀が消滅したと知り確認してきた。確認するまでもなく消滅していた。工事中のビニールシートの重石は煉瓦と鍰煉瓦だった。 こないだの残念賞。知る人ぞ知る足立区のスキマ。煉瓦はどこへ。 pic.twitter.com/av7vXHb71K— Stray …

芝丸山古墳群跡 港区芝公園

用事で外出したので、芝丸山古墳を4年ぶりに再訪した。港区立芝公園から芝丸山古墳の後円部の裾にアプローチ。そこから後円部には登らずにザ・プリンスパークタワー東京のあるプリンス芝公園へ。芝丸山古墳の西側にはかつては芝丸山古墳群の9基の円墳(陪冢)…

蜻蛉遺跡 草加市谷塚仲町

毛長川によって形成された微高地に所在する蜻蛉(とんぼ)遺跡は、1984年(昭和59年)、1985年(昭和60年)に、辰井川の改修工事に伴い実施された発掘調査で、方形周溝墓3基と円墳1基が見つかっている。 文献 [1] 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 1985「蜻蛉遺跡」『埼…

大井林町古墳 品川区東大井

品川区の遺跡番号19番の大井林町古墳。大井公園内古墳を見学した後は、ご〜ご〜ひでりんさんの「古墳なう」の記事 を頼りに大井林町1号墳跡の推定跡を訪れた。現在は、マンションが建っている。 ご〜ご〜ひでりんさんの「古墳なう」の記事 によれば、大井公…

遠藤山古墳 中野区上高田

中野区立歴史民俗資料館の展示を撮影した写真をチェックしたら、「中野にも...古墳」というタイトルのパネルに「遠藤山遺跡から4つの古墳が見つかっています。その古墳は円墳と呼ばれる(中略)周溝と呼ばれる溝をめぐらせています。(中略)土器や埴輪が溝の中…

塔山古墳群 中野区中央

東京都の遺跡一覧をスクレイピングして、市区町村ごとのまとめページに古墳と横穴墓の遺跡リストを記載した。中野区のまとめで塔山古墳群の名前に覚えがあるなと思って調べてみたら、多分、この中野区立歴史民俗資料館のコーナー展示「速報展 - 塔ノ山遺跡 -…

かぶと塚古墳石室の石材 吉見町北吉見

かぶと塚古墳は吉見町久米田の丘陵尾根の最高部に所在した二段築成の円墳。東西28m、南北26m、高さ4.6m。1973年夏に土取り工事に先立つ発掘調査が行われ、胴張型横穴式石室を検出。複室構造の玄室は全長7m、羨道部の長さ1.8m。石材は凝灰岩質砂岩と緑泥石片…

高部古墳群 木更津市千束台

千葉県木更津市の高部30号墳、32号墳出土品が昨年3月に千葉県指定有形文化財に指定された。高部30号墳、32号墳は関東地方最古級の前方後方墳で、1993年に発掘調査が行われた。調査後の跡地がどうなっているのか調べたところ、木更津市の「よくある質問」に「…

南塚原52, 53, 55, 58号墳跡 神川町二ノ宮

青柳古墳群の南塚原支群の続き。 南塚原52号墳(No.136)は、焼肉屋の敷地の隅にある規模不明の円墳。 南原塚53号墳(No.137)は径18mほどの円墳。すでに消滅。横穴式石室、葺石、周堀を確認。直刀、刀子、鉄鏃、玉、埴輪、土師器、須恵器を出土。 南塚原55号墳(…

南塚原9, 10号墳 神川町新里

青柳古墳群の南原塚支群の続き。南塚原9号墳(No.122)は青柳古墳群南塚原支群で唯一の前方後円墳。全長24.5m。横穴式石室。葺石。南塚原9号墳の後円部の東側の道路予定地にあった南塚原10墳(No.123)は、6世期末頃に築造された径19mほどの円墳。両袖式で6.6mの…

中河原古墳 川越市大袋新田

入間川街道沿いに分布する南大塚古墳群の中で、少し北の入間川の自然堤防の上にある中河原古墳。塚の可能性あり。 鯉のぼりが泳ぐ家の向こうの立木のあたり。 近づいてみると立木が数本を除いて伐採されていた。 墳丘の状態は不明。既に破壊された跡かも。 …

観音松古墳 横浜市港北区日吉

多摩川右岸の鶴見川下流域では鶴見川の支流の矢上川を挟んで対峙する白山古墳と観音松古墳が最初に出現した。その距離500m。どちらも前方後円墳。白山古墳は全長87m。観音松古墳は発掘調査の記録が公表されていないので詳細がわからない。どちらも出現期の前…

法界塚古墳 川崎市高津区梶ケ谷

梶が谷駅から南西に徒歩7分のJAセレサ川崎の敷地内に法界塚古墳の説明板と古墳らしき塚があるが、古墳はすでに破壊されているようだ。文献[2]によると「昭和40年代の初め頃にはまだ実存していたようで、その時の規模は径9m前後の円墳であったと思われます。…

高稲荷古墳 川口市東本郷

高稲荷(こういなり)古墳は毛長川左岸の大宮台地南端にかつてあった前方後円墳。土取りのため湮滅。全長75m、後円部径50m、後円部高さ9.5m、前方部幅27m、前方部高さ6.5m。4世紀後半から5世紀前半の築造。北足立、北埼玉、南埼玉、北葛飾郡における最初の前方…

伊豆美神社 狛江市中和泉

兜塚古墳から西に徒歩2分の伊豆美(いずみ)神社の由来。889年(寛平元年)北谷村字大塚山に大國魂神社(府中市)を分祀して六所宮とした。1550(天文19)年、多摩川の洪水により社地が流されたため、二年後の1552(天文21)年に現在地へ遷座された。1868(明治元)年に…

一夜塚古墳 朝霞市岡

朝霞市立朝霞第二小学校の建設のために削平された古墳。円墳。径50m。6世紀前半の築造と考えられる。 石碑が立つ。 (正面) 一夜塚古墳趾 埼玉縣史編纂嘱託 稲村坦元書 (裏面) 北足立郡朝霞町岡に一夜塚といへる一大圓墳あり高さ七米直徑五十米昭和十八年四月…

峡山古墳 朝霞市浜崎

新河岸川と黒目川に挟まれた台地の突端にある峡山(はけやま)古墳。黒目川を挟んで柊塚古墳と対峙する。前方後円墳。「峡(はけ)」は「崖(がけ)」の意味。朝霞市立第三小学校らか北に300m。2020年に湮滅。 南側は畑が広がる。 児童公園 柊塚古墳の方向の眺め。…

白山古墳と第六天古墳 川崎市幸区北加瀬

白山(はくさん)古墳は4世紀後半頃に築かれた武蔵国でも最も古い大形の前方後円墳。全長87m。1937年に発掘調査され、遺体を安置した主体部からは鏡類・玉類・鉄器類など多量の副葬品が発見された。多摩川流域では唯一の「初期」の三角縁神獣鏡が出土している…

扇塚古墳跡 大田区田園調布

田園調布1丁目の富士見坂のマンション建設で1996年に失われた古墳。2001年に「扇塚古墳発掘調査報告書」が発行された。4世紀初期の都内最古の古墳とも言われている。 富士見坂の上からは多摩川浅間神社が見える。