週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

お雇い外国人

旧福川橋梁 深谷市原郷

日本煉瓦製造株式会社旧煉瓦製造施設の民間専用線に架設された四箇所の鉄橋のうちの一つ、旧福川橋梁を見学した。旧福川橋梁には、当時の鉄道院技師、 イギリス人チャールズ・アセトン・W・ポーナルが基本定規を設計したI字形鋼板を橋桁とする「ポーナル型プ…

備前用水と備前渠鉄橋 深谷市上敷免

日本煉瓦製造株式会社旧煉瓦製造施設のホフマン輪窯6号窯、旧事務所、旧変電室とともに、平成9年5月、国重要文化財に指定された備前渠鉄橋を見学した。備前渠鉄橋は日本初の民間専用線に架設された鉄橋。 煉瓦アーチ橋 日本煉瓦製造株式会社旧煉瓦製造施設 …

旧煉瓦製造施設 深谷市上敷免

ゴールデンウィークに、深谷市の日本煉瓦製造株式会社旧煉瓦製造施設を訪れた。ホフマン輪窯6号窯は保存修理工事中で見学できない。煉瓦史料館でボランティアの方にたっぷり説明していただいた。 旧事務所(煉瓦史料館) 【 #旧煉瓦製造施設 春季臨時公開】(…

旧石神井川の自然露頭 北区王子本町

音無さくら緑地の旧石神井川の自然露頭は、川の蛇行の侵食作用によって形成された攻撃斜面と呼ばれる崖地で、自然に形成された河岸の断面を観察できる。地下水がポタポタしみだしている縞状の部分より下方の赤い酸化鉄に染まった砂質粘土の地層中に貝殻の化…

田端駅構内産出のナウマンゾウ化石 東京大学総合研究博物館

昨年10月に飛鳥山博物館でもらった北区飛鳥山博物館研究報告第1号(1999年)に掲載されていた文献[1]で、1899年(明治32年)に田端駅構内から産出したナウマンゾウ化石について知った。そこで思い出したのが2017年夏に訪れた東京大学総合研究博物館のUMUTコレク…

坪井正五郎博士 日本初の人類学者

東京近郊で古墳巡りをすると坪井正五郎博士の足跡に出会う。坪井正五郎博士は日本初の人類学者で、日本における考古学、人類学の普及と確立に尽力。経歴を紹介すると、1863年両国生れ、1884年日本人類学会の前身の「じんるいがくのとも」を結成、1886年に帝…

東京の博物館巡り、ケイナー博士講演会、将門首塚

平日に東京の博物館巡りをした。最初に訪れたのは港区立三田図書館の4階にある港区立港郷土博物館。2016年の正月に放送された「怒り新党」の「新三大知る人ぞ知る素晴らしき博物館」で1位に選ばれた。訪れてみたら、なんと移転のため9月1日で閉館だった。11…

大森貝塚 品川区大井・大田区山王

1877年(明治10年)6月18日の39歳の誕生日に横浜港に到着した米国のモース博士は、翌日、横浜駅から新橋駅に向かう汽車の車窓から大森貝塚を発見した。政府の許可を得た上で9月16日に発掘を行ない、土器、骨器、獣骨を発見。出土品は東京大学に保管されている…