週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

模擬古墳

市原歴史博物館 市原市能満

加曽利貝塚の発掘調査現地説明会の後で、市原市に移動して、11月20日にオープンした市原歴史博物館を訪れた。市原市の今後が楽しみ。 ホーム/市原歴史博物館 #市原歴史博物館 が11月20日(日)に開館することになりました!!当日のイベントなど、最新情報は博…

小幡北山埴輪製作遺跡 茨城町小幡

7月に大洗町幕末と明治の博物館を訪れた際に寄り道した遺跡を振り返る。茨城町の小幡北山埴輪製作遺跡は、涸沼川と寛政川にはさまれた標高22.5~27mの台地にあり、古くから「カベット山」(壁土山)と称され、良質の粘土のとれる場所として知られていた。195…

真土大塚山古墳(再現) 平塚市西真土

平塚市の真土大塚山公園を訪れた。この公園は1996年に市が民有地を買収して開設。この公園には、すぐ南にあった真土大塚山古墳(現在は消滅)を再現したものがある。真土大塚山古墳は、砂丘上(標高8m)に造られていたため、発見時より墳丘の残りは良くなく、円…

きつね山古墳 柏市大室

利根川右岸の東急不動産が開発した宅地「柏ビレジ」に囲まれた高台の突端に残るきつね山古墳。文献[1]では、「墳形は円墳(前方後円墳)、径20m、円筒埴輪、遺存度◯?」とされる。古墳の隣に公園を造成することになり平成28・29年に発掘調査を実施したところ、…

鎮守の森公園と神明神社 久喜市菖蒲町上栢間

1年前に久喜市の天王山塚古墳を訪れた。その後、古墳のすぐ北にある鎮守の森公園に模擬古墳があることを知った。 擬似古墳の東から。おそらく前方後円墳で手前が後円部。 南東から。右手前が後円部、左奥が前方部。 前方部の先に謎のマウントがある。階段が…

国分寺跡付近出土の渡来銭 下野市国分寺

1990年に天平の丘公園整備工事で、常滑焼の壺に入った12,441枚の銭が見つかった。銭は中国、朝鮮から渡来したもの。中国の新、唐、五代、北宋、南宋、金、元、朝鮮の高句麗で鋳造された。出土した埋蔵銭の一部が下野市立しもつけの風土記の丘資料館で展示さ…