週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

千葉県 内裏塚古墳群

飯野陣屋と三条塚古墳 富津市下飯野

飯野陣屋は江戸時代飯野藩の藩主保科家とその家臣たちの屋敷。慶安元年(1648年)から廃藩置県の明治4年(1871年)まで存続した。日本三陣屋の一つ。 内裏塚古墳群の三条塚古墳は、飯野陣屋内に位置する6世紀末葉の前方後円墳。全長122m。周溝長193mの二重周溝が…

亀塚古墳 富津市上飯野

内裏塚古墳群の亀塚古墳は、群中の中央部、三条塚の南東側に隣接する方墳。一辺38m。外辺58mと99mの二重周溝をもつ。群中では2番目の大きさの方墳。 南西から 消火栓 北から、北西側がえぐられている。 外周溝の北東辺は飯野陣屋の外濠に再利用されている。…

森山塚古墳 富津市下飯野

内裏塚古墳群の武兵塚古墳の西に位置する森山塚(もりやまづか)古墳。方墳。一辺27m。周溝外辺42.6m。群中の方墳では3番目の大きさ。 墳頂の森山塚の碑 森山塚古墳の位置 文献 [1] 富津市教育委員会 2011 「内裏古墳群 富津市文化財ガイドブック」 にほんブロ…

武平塚古墳 富津市下飯野

内裏塚古墳群の九条塚古墳の南方に位置する武平塚(ぶへいづか)古墳。前方後円墳。現在は後円部の東側と前方部の墳丘の一部を残すのみ。全長(復元長)69m。周溝全長93m。 東南から、右が後円部、左が前方部(跡)。 武平塚古墳の位置 文献 [1] 富津市教育委員会 …

九条塚古墳 富津市下飯野

昨年12月に三井アウトレットパーク木更津で買い物した後で、内裏塚古墳群の内裏塚古墳の南側の古墳5基を巡った。内裏塚古墳は今年5月に訪れている。最初に訪れた九条塚(くじょうづか)古墳は、内裏塚古墳の南に約650mに位置する前方後円墳。全長103m。周囲に…

内裏塚古墳 富津市二間塚、他

家族と三井アウトレットパーク木更津に来たついでに内裏塚古墳を訪れた。 内裏塚古墳は墳丘全長144mの前方後円墳で、千葉県最大かつ南関東最大の古墳。5世紀中葉の築造。内裏塚古墳群で最初に築造された。墳丘形態は大阪府堺市百舌鳥古墳群の履中陵古墳(陵山…