週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

土偶

公開シンポジウム「土偶研究の新展開~資源利用史と土偶祭祀~」 明治大学グローバルホール

明治大学 駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホールで、3月2日に開催され明治大学資源利用史研究クラスター(研究代表者:阿部芳郎 文学部専任教授)主催の研究成果公開シンポジウム「土偶研究の新展開~資源利用史と土偶祭祀~」に参加(聴講…

縄文人のお祈り 加曽利貝塚博物館

加曽利貝塚の現地説明会の時に、加曽利貝塚博物館で博物館連携企画展「市原歴史博物館×加曽利貝塚博物館2023-縄文人のお祈りー」を鑑賞した。今年2月に市原歴史博物館と締結した連携協定の取り組みの一つ。市原歴史博物館所蔵資料と千葉市所蔵資料を中心に…

大集合!久喜市の遺跡 久喜市立郷土資料館

久喜市立郷土資料館で開催中の第13回特別展「大集合!久喜市の遺跡」を鑑賞した。久喜市内には120か所を超える遺跡が確認されており、その内の約30か所の遺跡で発掘調査が実施されている。本展では、市内で実施された発掘調査の成果の中から、代表的なものを…

縄文時代のさいたま 岩槻郷土資料館

真福寺貝塚の現地説明会の後で、岩槻郷土資料館で開催中の企画展「縄文時代のさいたま」を鑑賞した。本展は、今年3月に刊行された「さいたま市史通史編 原始・古代1」に掲載された資料を中心に、真福寺貝塚や南鴻沼遺跡、馬場小室山遺跡など市内各地の遺跡で…

縄文のナニコレ コレミテ 川口市立文化財センター郷土資料館

川口市立文化財センター郷土資料館で開催中の企画展「縄文のナニコレ コレミテ」を鑑賞した。川口の埋蔵文化財を扱う企画展第3弾。市内でこれまで出土した土偶や耳飾り、異形土器など、縄文時代の「ナニコレ?」な遺物を多数展示。 企画展「川口市制施行90周…

発掘された日本列島2023 山梨県立考古博物館

「発掘された日本列島2023」展を鑑賞するために、最終日直前の山梨県立考古博物館を訪れた。今年の「発掘された日本列島2023」展の開催地は、山梨県立考古博物館(9月16日から10月29日まで)と対馬博物館(11月11日から来年の1月8日まで)と平城宮いざない館(一…

来年のカレンダー

来年のカレンダー購入しました。さとうゆかりさんのJomon Dogu Calender 2024年の縄文土偶カレンダーができました!今回も、ユニークで多様なメンバーズです。動物型土製品や、土器もいます。国宝の遮光器土偶さんも潜んでいます。https://t.co/nDbPOMz3rF p…

Jomon Collection-笛吹市- 釈迦堂遺跡博物館

釈迦堂遺跡博物館で開催中の企画展「Jomon Collection-笛吹市-」を鑑賞した。笛吹市教育委員会が所蔵する「みさかっぱ」や「てらたん」などの土偶、全国有数の大きさを誇る翡翠製大珠、機能美ともいえるような美しく輝く黒曜石製尖頭器など約50点の資料を…

町田市考古資料室 町田市下小山田町

次に訪れたのは、2月1日にリニューアルOPENした町田市考古資料室。 町田市考古資料室/町田市ホームページ 町田市 / 町田デジタルミュージアム 2018年7月に訪れたときは開館日ではなかった。 もう一週間前になるの???町田市考古資料室に行った話。何もかも…

上粕屋・秋山遺跡発掘現場公開(2/2,3) 伊勢原市上粕屋

2月2日(木)、3日(金)の平日2日間で開催された上粕屋・秋山遺跡発掘現場公開。発掘調査中の作業の様子を見ていただきたいとのことで、平日開催となった。発掘されたのは縄文時代後期前葉の敷石住居と立石を持つ配石遺構群。配石遺構は、たくさんの石を立たせ…

田端環状石積遺構 (再訪) 町田市小山町

晩秋の夕刻に田端環状石積遺構(田端遺跡)を再訪。田端遺跡の東の多摩ニュータウン通り(都道158線)が田端東遺跡、北の小山白山公園が多摩ニュータウンNo.245遺跡、その北西に多摩ニュータウンNo.248遺跡。田端環状石積遺構は、京王相模線の多摩境駅から徒歩7…

さとうゆかりさんの個展「GOODDOGU!」江東区清澄

トーハクから清澄白河に移動して、さとうゆかりさんの土偶がテーマの個展「GOODDOGU!」を鑑賞した。さとうゆかりさんは、神奈川県立歴史博物館で開催された「洞窟遺跡を掘る」の広報印刷物デザインを担当された。土偶たちの表情が豊かに描かれている。トーハ…

特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」 東京国立博物館

東京国立博物館が創立150周年を記念して開催する特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」を鑑賞した。日本の国宝の約1割の89点を収蔵するトーハクが本気を出した特別展。会期中、一部作品の展示替えがあるため、鑑賞できた国宝は89点中61点。考古と刀剣は展示…

真福寺貝塚 現地説明会(9/23) さいたま市岩槻区城南

今年も真福寺貝塚の発掘調査の現地説明会に参加した。真福寺貝塚は、縄文時代後期前葉から晩期中葉(約3,800〜2,600年前)まで営まれた貝塚を伴う集落遺跡と低湿地の泥炭層遺跡から成る。さいたま市教育委員会は、平成28年度から毎年、発掘調査を実施していて…

「見て、見て、ハッケン!野田の歴史」野田市郷土博物館

野田市郷土博物館で開催中の令和4年度企画展「見て、見て、ハッケン!野田の歴史 〜考古資料、鈴木貫太郎資料、新収蔵資料から〜」を鑑賞した。野田市郷土博物館を訪れたのは4年ぶり2度目。 企画展/特別展 | 野田市郷土博物館・市民会館 「見て、見て、ハッ…

発掘された日本列島2022 埼玉県立歴史と民俗の博物館

埼玉県立歴史と民俗の博物館で、6月11日から開催中の「発掘された日本列島2022」を鑑賞。例年、「発掘された日本列島」は、江戸東京博物館で開催されていたが、現在、大規模改修工事で閉館中のため、今年は埼玉県立歴史と民俗の博物館での開催となった。恒例…

千葉市内出土考古資料優品展 千葉市立郷土資料館

千葉市制100周年を記念して千葉市立郷土資料館で開催中の千葉市内出土考古資料優品展を鑑賞した。有吉南貝塚の成人男性埋葬遺体の腰部から発見されたイルカの下顎骨を用いて勝坂式土器の蛇体文を模す箆状腰飾と、内野第一遺跡から出土した「クレヨンしんちゃ…

特別展「埼玉考古50選」 埼玉県立歴史と民俗の博物館

埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催中の特別展「埼玉考古50選」を鑑賞した。旧石器時代から近現代まで、埼玉県内の調査で発見された考古資料の中から50のテーマでわかりやすく紹介する。入口では久喜市の小林八束1遺跡のユニークな10体の土偶・筒形土偶が出迎…

「縄文2021-東京に生きた縄文人―」 江戸東京博物館

江戸東京博物館で、10月9日から12月5日までの開催中の特別展「縄文2021-東京に生きた縄文人―」を鑑賞した。「東京の縄文遺跡発掘史」「縄文時代の東京を考える」「縄文人の暮らし」「考古学の未来」の4部構成。見どころは、縄文時代のムラの様子を再現…

真福寺貝塚出土のみみずく土偶

11月28日に今年度の真福寺貝塚の発掘調査現地説明会が行われた。現説に先立ち、「みみずく土偶の頭部を発見」とのニュースが舞い込んだ。真福寺貝塚では1926年ごろの発掘調査で発見されたと伝わる「みみずく土偶」が重要文化財に指定され東京国立博物館に収…

真福寺貝塚 現地説明会(11/28) さいたま市岩槻区城南

昨年に続き、今年もさいたま市の真福寺貝塚の発掘調査の現地説明会に参加した。今年は事前に「みみずく土偶の頭部」の発見が報じられ、その効果で多勢の見学者が訪れた。平成28年度から発掘調査を継続している。昨年度から史跡西側の窪地から谷部にかけて、…

東京国立博物館 台東区上野公園

久しぶりに東京国立博物館を訪れた。入館にはオンラインによる事前予約が必要だが、平日だったのでチケットは予約なしで窓口で買えた。密を避けるため特別展はまたの機会とした。お目当ては、本館の「日本美術のあけぼの―縄文・弥生・古墳」の真福寺貝塚出土…

「ハート形土偶 大集合!!」群馬県立歴史博物館

群馬県立歴史博物館で開催中(12/1まで)の企画展「ハート形土偶 大集合!!」を見てきた。近年の研究によるとハート形土偶は福島県阿武隈地域で誕生して、その周辺に広まったとのこと。岡本太郎の縄文にインスパイヤされた作品も展示。 群馬県立歴史博物館第1…

ほるたま展2019 ららぽーと富士見

ららぽーと富士見で開催された「ほるたま展2019 GuGu(ぐぐ)っと縄文」を鑑賞した。ショッピングモールの屋内広場で4日間(10/3〜10/6)開催された。 久喜市小林八束1遺跡出土の中空みみずく土偶。隣のテーブルでは子供たちが勾玉作りの体験中。 桶川市諏訪野遺…

発掘された日本列島2019 江戸東京博物館

江戸東京博物館で開催された「発掘された日本列島2019」展を観覧した。 古墳時代では、岡山県岡山市の金蔵山古墳から出土した埴輪、栃木県足利市の行基平山頂古墳から出土した埴輪を展示。また、特集2「記念物100年」では、群馬県前橋市の堀内4号墳から出土…

真福寺貝塚(再訪) さいたま市岩槻区城南

大宮台地の東縁、岩槻支台の中央にある真福寺貝塚を再訪した。標高約11〜12m。前回は真夏に訪れたので草茫々で石碑もほぼ草に埋まっていた。 岩槻駅前にある「みみずく土偶」(レプリカ)。 さいたま市岩槻郷土資料館を見学した。 芳林寺の太田道灌像 さいたま…

飛ノ台貝塚 船橋市海神

東武アーバーンパークラインの新船橋駅西口のイオンモール船橋の南側にある海神中学校とその周辺に広がる飛ノ台貝塚は縄文時代早期(約7,000年前)の遺跡。 奥の建物は飛ノ台史跡公園博物館。 飛ノ台史跡公園博物館では企画展「ここまでわかった! 1万年前の取…

小林八束1遺跡(第7次) 現地説明会(11/17) 久喜市菖蒲町新堀

小林八束(おばやしはっそく)1遺跡は、久喜市の南西部、菖蒲総合支所の南側に位置し、大宮台地と加須低地が接する地域に立地。小林調節池の改修工事に伴う発掘調査を2007年(第1次)から行なっている。今回の調査(第7次)では縄文時代後期(約4,000年前)の谷と古…

東京の博物館巡り、ケイナー博士講演会、将門首塚

平日に東京の博物館巡りをした。最初に訪れたのは港区立三田図書館の4階にある港区立港郷土博物館。2016年の正月に放送された「怒り新党」の「新三大知る人ぞ知る素晴らしき博物館」で1位に選ばれた。訪れてみたら、なんと移転のため9月1日で閉館だった。11…

「地中からのメッセージ」 さきたま史跡の博物館

さきたま古墳公園のさきたま史跡の博物館で開催中の平成30年度最新出土品展「地中からのメッセージ」を見てきました。 今年2月に現地説明会があった埼玉古墳群二子山古墳で出土した土師器、円筒埴輪、須恵器など、さいたま市の本杢遺跡の円墳跡から出土した…