週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

科学史

祝🎊 SLIM再起動

月面着陸のときに太陽発電パネルが西を向いて発電できずにバッテリーが0%になる前に電源オフで休眠状態になっていたJAXAの小型月着陸実証機SLIMが再起動したよ。SLIMの太陽発電パネルに西陽が届いた。 SLIMからの電波を、AMSAT-DL(ドイツのアマチュア衛星通…

祝🎉 月面ピンポイント着陸

JAXAの小型月着陸実証機SLIMが、100m精度のピンポイント着陸技術を実証。めでたい タカラトミーとソニーが開発したLEV-2(SORA-Q)が撮影したSLIMの写真は感動的。マルチバンド測定の成果も楽しみ。 小型月着陸実証機 SLIM | 科学衛星・探査機 | 宇宙科学研究…

半導体の歴史学 Newsweek(2023/8/29号)

ニューズウィーク日本語版の2023年8月29日号の特集『半導体の歴史学』を読了。 スペシャルレポート「半導体を知るためにはその歴史を学べ」では、1957年のスプートニク・ショックに端を発し、宇宙開発競争の開始、コンパクトで信頼性の高い電子部品として半…

半導体有事 湯之上隆

文春新書「半導体有事」を読了。筆者はジャーナリストの湯之上隆さん。2023年4月発行。帯には「米中戦争の引き金になる!」「日本は再び失敗を繰り返すのか?」とセンセーショナルな煽りが並ぶ。まだ、記憶に新しい2021年に世界的な半導体不足により自動車の…

土御門家がみた宇宙ー江戸時代の天文観測ー 國學院大學博物館

國學院大學博物館で開催中の春の特別列品「土御門家がみた宇宙ー江戸時代の天文観測ー」を鑑賞した。土御門家は、平安中期の陰陽師・安倍晴明を受け継ぐ支流の一つで、代々、陰陽家として主に天文道をもって朝廷に仕えた公家。嘉永6年(1853年)のクリンケルフ…

新発見!さがみはらの遺跡 相模原市立博物館

相模原市立博物館で開催中の考古企画展「新発見!さがみはらの遺跡」を鑑賞した。近年の収蔵資料からわかる市域の歴史を紹介する。相模原市内には旧石器時代から戦国時代までを中心とした遺跡が約540箇所確認されている。会期は4月16日まで。相模原市立博物…

GITAIのロボットアームS1がISSに到着

日本のスタートアップ企業GITAIの宇宙用特化型作業ロボットアームS1が、日本時間8月29日SpaceX Falcon9ロケットによって打ち上げられ、8月30日国際宇宙ステーションISSにドッキング、ISSに到着した。GITAIは、宇宙に安価で安全な作業手段を提供することを目…

特別展「元素のふしぎ」 国立科学博物館

2012年夏に国立科学博物館で開催された特別展「元素のふしぎ」は、113番元素(当時はウンウントリウムと仮称されていた)の命名権を巡って日本の理化学研究所がロシアとアメリカの合同チームと競っていたこともあり、夏休みの宿題の題材として勉強する小学生な…

インテルショック

7月27日の台湾株式市場では台湾積体電路製造(TSMC)の株価が急騰。前週末比9.97%高の424.50台湾ドルの制限幅の上限(ストップ高)まで上昇して取引を終えた。発端は23日の米インテルのボブ・スワン最高経営責任者(CEO)のアナリストとの電話会議での発言「我々は…

あれは5年前「ムーアの法則 50周年記念展示」 科学技術館

Twitterの記事でNVIDIAの時価総額がIntelに肉薄と知り、5年前の夏に北の丸公園の科学技術館でインテルが開催した「ムーアの法則 50周年記念展示」を思い出した。5年前の2015年といえば、インテルは年初に14nmプロセスの第5世代Core (コードネームBroadwell)…

理化学研究所板橋分所 板橋区加賀

板橋火薬製造所(1940年に陸軍兵器廠東京第二陸軍造兵廠板橋製造所に改組)の跡地の理化学研究所板橋分所は、ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹氏、朝永振一郎氏が研究を行った、物理学の発祥の地と言える施設。2015年(平成27年)に閉鎖。陸軍板橋火薬製造所…

若宮八幡古墳 東松山市石橋

今年の墳活初めは、東松山市の若宮八幡古墳。下唐子古墳群の塚原支群の主墳。円墳。径34m。6世紀後半の築造。胴張型の複式構造の横穴式石室を持つ。砂質凝灰岩で「切石切組積工法」を採用。墳頂に八幡神社を祀る。 2018年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆…

谷根千 煉瓦巡り(24) 東京大学 文京区向丘、本郷

本郷通りの東大農学部前の中山道(国道17号)と日光御成街道(都道455号)の分岐に本郷追分一里塚があった。今は説明板があるのみ。 角の酒屋は江戸時代から続いている。 根津神社にあった塞の大神碑は、道路拡張でここから立ち退いた。 本郷弥生交差点を渡ると…

谷根千 煉瓦巡り(23) 東京大学地震研究所 文京区弥生

せっかくなので、本郷追分を目指すと、気になるオブジェを発見。 ここは東大の地震研究所正門で、オブジェは安田講堂裏にあった地震研究所の玄関近くに置かれていた地震計を型どった石飾りだった。建築学科の岸田日出刀先生の作品。説明板に書かれている日月…