4日前の愛宕神社の続き。港区の遺跡番号212番の圓福寺跡遺跡の愛宕一丁目で発掘調査が行われていた。圓福寺跡遺跡は、時代は近世、種別は社寺、主な遺構/概要は「杭列、土坑、礎石建物等」、主な出土品は「近世の陶磁器、瓦等」と記載されている。圓福寺は1610年(慶長15年)の創建。明治初年の廃仏毀釈で廃寺となった。隣の愛宕神社は、徳川家康が信仰した勝軍地蔵菩薩を勧請し、本地仏として別当寺の圓福寺に祀ったことに始まる。
青松寺
江戸東京博物館で開催中の「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展」を鑑賞した。ベルリンの博物館島にある博物館群のエジプト・コレクションから「天地創造の神話」をテーマに100点以上の初来日を含む約130点を展示する。博物館島はユネスコの世界遺産に登録されている。昔、ベルリンの壁があった頃に、西ドイツのケルンから夜行列車で西ベルリンに行ったことがある。当時、博物館島は東ベルリンにあった。西ベルリンから東ベルリンへはチェックポイント・チャーリーで1日ビザを申請すれば越境できた。日程の関係で日曜日に東ベルリンを観光したら、社会主義国だからか、博物館もお店もレストランも閉まっていて、強制換金させられた東ドイツマルクの使い道に困ったことを思い出す。あの時は縁がなくて鑑賞できなかった名品の数々を堪能した。展示品はすべて撮影OKだった。ありがたい。
両国駅 3番ホーム