週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

二子山古墳 前橋市総社町植野

総社古墳群を墳活。4基目は、二子山古墳。

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豊城入彦命石碑
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史跡 二子山古墳(総社)

二段に築造された前方後円墳である。その規模は現状で全長約90m、前方部前幅61m、後円部径44mであり、前方部が大きく張り出している。

埋葬主体部は前方部と後円部に各一つずつ横穴式石室が確認されている。後円部の石室は、榛名山二ッ岳から噴出したと考えられる角閃石安山岩を加工して使用して おり、その規模は現状で全長約8.6m、玄室長約7mである。前方部の石室は、自然石を使用したもので、全長8.7m 玄室長4.2m、同幅2.1mであり、両石室ともに規模は大きい。

石室に使用している石材などから 前方部の石室がやや古く、六世紀末期に構築されたものと考えら れる。

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国指定史跡 二子山古墳推定復原図

この古墳は6世紀後半から終末に造られた前方後円墳で、周囲には堀がめぐらされています。 前方部の自然石を積んだ横穴式石室と、後円部の加工した石を使用した横穴式石室を持つ全国的にも珍しい古墳です。

平成6年2月 設置 前橋市教育委員会

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文献

[1] 前橋市教育委員会事務局文化財保護課 2022 『6:東国の雄 総社古墳群前橋市教育委員会事務局文化財保護課 

[2] 前橋市教育委員会 2023 『総社古墳群範囲内容確認調査報告書前橋市教育委員会 

[3] 前橋市教育委員会 2023 『総社古墳群総括報告書前橋市教育委員会

 

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