週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

未盗掘

三昧塚古墳 行方市沖洲

霞ヶ浦の石岡に延びる高浜入(たかはまいり)の東岸の沖積低地にある三昧塚古墳。前方後円墳。5世紀後半(8期)の築造。1955年に霞ヶ浦の護岸工事の土砂取得により古墳の一部を破損。緊急調査が行われた。2005年から2006年に墳丘が復元された。復元された墳丘の…

稲荷山古墳 行田市埼玉

埼玉古墳群で最初に築造された稲荷山古墳。前方後円墳。全長120m。高さ11.7m。埼玉県で二番目の大きさ。5世紀後半の築造。前方部は1937年に削平。2003年に復元。 1968年の調査で後円部から礫槨と粘土槨の2つの埋葬施設(主体部)が見つかった。礫槨から鉄剣と…

古墳と被葬者の謎にせまる 大塚初重

日本考古学協会会長も務めた日本考古学界の第一人者の大塚初重さん(90歳)の明治大学の社会人講座の講義録(2012年発行)。宮内庁管理の箸墓古墳(倭迹迹日百襲姫陵)、佐紀陵山古墳(日葉酢媛陵)、天武・持統天皇合葬陵(檜隈大内陵)、治定されていない天皇陵とし…

未盗掘古墳と天皇陵古墳 松木武彦

岡山県倉敷市の勝負砂(しょうぶざこ)古墳の未盗掘の石室を2007年に発掘した岡山大学の松木武彦教授が2013年に上梓した未盗掘古墳と天皇陵古墳に関する本。近年、未盗掘古墳は発掘せず将来に託すという考えが共有されつつあるという。本書はそのような空気に…