週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

古墳時代遺跡

飯積遺跡 加須市飯積

板倉町大高嶋の大塚山古墳と稲荷神社古墳から南南東に約2km、利根川左岸の合の川スーパー堤防の下に、古墳時代の村が眠っていると知り訪れた。合の川河川防災センター、合の川防水センターの脇に「飯積(いいずみ)遺跡の地」の碑と、産業遺産として「ゐのくち…

宝塚遺跡 船橋市海神

海神山緑地の入口に建てられた宝塚遺跡(ほうづかいせき)の説明板。宝塚遺跡は過去の発掘調査で、古墳時代の竪穴建物3、溝1、土師器、軽石、石製模造品(臼玉・未製品・原石)を検出[文献1,2]。市内では初めて砂丘上に遺構を検出[文献1]。 宝塚遺跡(ほうづかい…

北大竹遺跡 行田市若小玉

愛宕山古墳発掘調査見学会の前に時間あったので、行田市若小玉の北大竹遺跡を訪れた。 第18次調査のA区(調整池)は、調整池の工事が佳境だった。 大量の勾玉が見つかった第18次調査のB区は、水路と道路を整備中だった。 C区は?塀の内側?外側? 北大竹遺跡第…

山王1号墳 川島町正直

川島町正直の日枝神社の社殿裏に山王1号墳(円墳、規模不明、自然堤防・神社境内、文献[2])がある。川島町正直は、市野川と都幾川の間の低地に位置する水田地帯。自然堤防上に集落が存在。正直は雑色(ぞうしき)の当て字で、地名は雑色(律令制の下級役人)が居…

三ノ耕地遺跡 (再訪) 吉見町久米田

権現遺跡・二ノ耕地遺跡見学会の後で、三ノ耕地遺跡を再訪。 正面の丘陵に山の根古墳群が所在する。 県道の拡幅工事中 この工事が権現遺跡・二ノ耕地遺跡まで繋がっていく。 三ノ耕地遺跡(さんのこうちいせき) 三ノ耕地遺跡は吉見丘陵の眼下に広がる沖積地内…

権現遺跡・二ノ耕地遺跡見学会 吉見町久保田

埼玉県教育委員会、(公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団主催の令和5年第4回 遺跡見学会に参加した。見学会で公開された遺跡は吉見町の権現遺跡第2次調査(第3地点)で、主要地方道東松山鴻巣線の拡幅に伴う発掘調査が行われている。古墳時代前期の溝跡から土師器…

大集合!久喜市の遺跡 久喜市立郷土資料館

久喜市立郷土資料館で開催中の第13回特別展「大集合!久喜市の遺跡」を鑑賞した。久喜市内には120か所を超える遺跡が確認されており、その内の約30か所の遺跡で発掘調査が実施されている。本展では、市内で実施された発掘調査の成果の中から、代表的なものを…

古代のみやしろ-古墳時代の宮代町- 宮代町郷土資料館

宮代町郷土資料館で、特別展「古代のみやしろ-古墳時代の宮代町-」を鑑賞した。宮代町郷土資料館は今年で開館30周年の節目を迎え、特別展では「古代のみやしろ」と題し、今からおよそ1700年前の古墳時代の宮代町に注目。町外・県外から埴輪や渡来系の土器な…

つくば市内遺跡出土品展 小田城跡歴史ひろば案内所

小田城跡歴史ひろば案内所で開催中の巡回企画展「発掘!!圏央道-つくば市内遺跡出土品展-」を鑑賞した。つくば市内の圏央道建設に伴って発掘された遺跡の調査成果から、つくば市の歴史の一端を物語る特徴的な遺構や遺物を紹介する。古墳時代では、二重の…

和泉遺跡 狛江市和泉本町

和泉式土器の標式遺跡の和泉遺跡のモニュメント。 和泉遺跡と和泉式土器 この一帯は、「和泉遺跡」とよばれる古墳時代中期(5世紀)の集落遺跡です。 昭和15年に行われた発掘調査により多数の土器が出土しましたが、この型式の土器は、当時初めての発見であっ …

中三谷遺跡 鴻巣市鴻巣

鴻巣市の箕田古墳群、宮前遺跡見学会のつづき。 この日(5月28日)の最後に訪れたのは、埼玉県警察 運転免許センター内の中三谷(なかさんや)遺跡と、鴻巣市文化センター(クレアこうのす)。 中三谷遺跡 新しい警察施設を今、ここに この地に、埼玉県警察運転免…

宮前遺跡見学会 (5/28) 鴻巣市宮前

鴻巣市の宮前遺跡の第3次発掘調査の見学会に参加した。宮前遺跡は、荒川左岸に細く伸びる大宮台地の北縁部に立地する縄文時代から近世にかけての集落遺跡で、一般国道17号(上尾道路II期区間)建設事業に伴って、2021年7月からの第1次調査、2022年度の第2次調…

池上遺跡見学会(2/25) 熊谷市小敷田

2月25日に、熊谷市立江南文化財センター主催の「池上遺跡見学会−弥生時代~古代の人々の暮らし−」に参加した。池上遺跡は、行田市の小敷田地区と接する熊谷市の池上地区の国道17号熊谷バイパスと国道125号線が交差する周辺に広がる遺跡で、これまで数度の発掘…

東京低地に人が住み始めた頃 葛飾区郷土と天文の博物館

葛飾区郷土と天文の博物館で開催中の『東京低地に人が住み始めた頃ー古墳時代前期のかつしかとその周辺ー』を鑑賞した。本展は、東京低地の古墳時代前期の諸遺跡を取り上げ、発掘調査で見つかった井戸、溝など地面に残された痕跡、また、土器などの出土資料…

海隣寺於茶屋遺跡 佐倉市海隣寺町

並木1号墳を訪れた際に、佐倉市役所の海隣寺於茶屋遺跡にも立ち寄った。縄文時代から奈良・平安時代までの複合遺跡。 文献 [1] 佐倉市教育委員会文化課 2012 『平成22年度 佐倉市埋蔵文化財発掘調査報告書』佐倉市教育委員会 [2] 印旛郡市文化財センター他 2…

中根八幡前遺跡 野田市中根

次に中根八幡前遺跡を訪れた。中根八幡前遺跡は、1951年に野田市で初めて発見された竪穴住居跡(5m X3.85mの長方形)で、その後の研究で古墳時代初頭(4世紀頃)の遺跡とされている。かつて復元住居があったが老朽化により1998年に解体された。床に柱穴がなく、…

山崎遺跡 宮代町山崎

東武動物公園の南東に隣接する宮代町の山崎地区に「農」をテーマに宮代町が整備した「新しい村」がある。この村内にある山崎遺跡を訪れた。 まちしるべ 50 山崎遺跡 (埼玉県選定重要遺跡)所在地 宮代町字山崎 山崎遺跡は、先土器時代の終り頃から縄文時代…

特別公開「北大竹遺跡」埼玉県文化財収蔵施設 熊谷市船木台

埼玉県文化財収蔵施設で期間限定で特別公開中の北大竹(きたおおたけ)遺跡の出土品を見学した。北大竹遺跡は埼玉古墳群がある行田市埼玉(さきたま)から北北東に3kmほどの行田市若小玉に所在する。令和元年度から2年度にかけて発掘調査が行われ、おびただしい…

くまん塚 戸田市本町

埼玉県戸田市にまだ現存する古墳があるらしいと知り訪れた。その古墳は、本村古墳群のくまん塚。文献[1]によると「現在は、開墾されて原形をとどめていないが、わずかに墳丘と横穴式石室に使用されたと思われる石材が残っている。出土した年月は不詳であるが…

舎人氷川神社 足立区舎人

鎌倉時代の1200年(正治2年)に大宮の氷川神社を勧請して創建したと伝わる舎人氷川神社。現在の社殿は1836年(天保7年)の建築で総けやき造り。「舎人(とねり)」とは、飛鳥時代から奈良時代に存在した名代(なしろ)の一つで、皇族や貴族に仕え、警備や雑用などに…

陸軍被服倉庫跡と道合遺跡 北区赤羽台

北区赤羽台団地を再開発したUR都市機構の公団住宅「ヌーヴェル赤羽台」 2006年にA街区(1・2号棟)、2010年にB街区(3・4・5号棟)とC街区(6・7号棟)、2015年にD街区(8〜11号棟)が竣工。赤羽台団地は1962年に東京23区内として初めての大規模団地として造成された…

石神遺跡 あきる野市原小宮

石神公園を含む一帯は石神遺跡として知られ、1994年から土地区画整理事業に伴う発掘調査が行われた。縄文時代の集石土坑(蒸し焼き調理跡)4基、弥生時代終末から古墳時代初頭の住居跡18軒、周溝墓4基、古墳時代後期の住居跡37軒、奈良・平安時代の住居跡24軒…

反町遺跡 東松山市あずま町

ショッピングモールのピオニウォーク東松山の東口に反町遺跡の展示コーナーがある。反町遺跡はアピタ反町の建設予定地内にあり、2007年10月から1年かけ発掘調査が行われた。古墳時代初めの住居跡や勾玉を作った玉作工房やガラス玉の鋳型が見つかり、この地域…

宮内遺跡 川崎市中原区宮内

宮内遺跡は川崎市中原区の多摩川低位面の微高地上に存在する。上河原耕地、下蔵前耕地、常楽寺境内の3箇所から、出土品が採集されている。 上河原耕地は自然堤防の外側に位置し、昭和25年、耕作中に地下1.5mのところから出土した資料で、採集者がそのなかか…

中田遺跡 八王子市中野山王

中田遺跡は浅川の支流の川口川が形成した微高地にあり、その一部が中田遺跡公園として整備された。縄文時代から平安時代までの住居跡193軒(この内、古墳時代の住居跡が99軒)を検出。古墳巡りをしていると古墳を造った人々がどこに住んでいたのか気になる。 …

小林八束1遺跡(第7次) 現地説明会(11/17) 久喜市菖蒲町新堀

小林八束(おばやしはっそく)1遺跡は、久喜市の南西部、菖蒲総合支所の南側に位置し、大宮台地と加須低地が接する地域に立地。小林調節池の改修工事に伴う発掘調査を2007年(第1次)から行なっている。今回の調査(第7次)では縄文時代後期(約4,000年前)の谷と古…

下総塚古墳 白河市舟田中道

阿武隈川右岸の、標高315mほどの河岸段丘上に立地する下総塚古墳。基壇を有する前方後円墳。全長71.8m。6世紀後半の築造。安山岩質溶結凝灰岩を用いた横穴式石室。前方部を西に向ける。 東から、後円部。 南から後円部。横穴式石室は後円部の南側に開口部を…

三殿台遺跡 横浜市磯子区岡村

三殿台(さんどのだい)遺跡は横浜市磯子区岡村の標高55mの高台にある縄文時代から古墳時代にわたる複合遺跡。1961年に発掘調査が行われ、約270軒の縦穴住居跡が重なり合って見つかった。ちょうど、2名の新人ボランティアさんにベテランボランティアさんが遺跡…

馬室埴輪窯跡 鴻巣市原馬室

馬室(まむろ)埴輪窯跡は古墳時代後期の遺跡で、10基以上の埴輪窯跡が確認されている。台地上には埴輪工人の集落跡も見つかっている。 にほんブログ村

生出塚遺跡 鴻巣市東

生出塚(おいねづか)遺跡は古墳時代後期の東日本最大級の埴輪生産遺跡。5世紀末から6世紀末までのおよそ100年間に多種多様な埴輪が生産された。生出塚埴輪窯は、埼玉(さきたま)古墳群の専用窯で、二子山・鉄砲山・愛宕山・瓦塚・奥の山・天祥寺裏の7古墳をは…