週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

城跡・館跡

日本武道館 千代田区北の丸公園

日本武道館に寄ったら「赤えんぴつin 武道館」をやってた。バナナマンのコントから誕生したフォークユニット。初の武道館2日間公演の初日。 最高の夜だった。今夜はたくさんの素敵なゲストが登場して素晴らしかったけど、その度にバナナマンのスター性と懐の…

千鳥ヶ淵さんぽみち 千代田区北の丸公園

半蔵門の英国大使館から、千鳥ヶ淵さんぽみちをお散歩。 半蔵門 半蔵濠 「千鳥ヶ淵さんぽみち」のご案内|皇居外苑|国民公園|環境省 「千鳥ヶ淵さんぽみち」を歩いてみよう! : 皇居外苑 | 一般財団法人国民公園協会 千鳥ヶ淵陣地九八式高射機関砲台跡 「千…

青屋神社と府中城の土塁 石岡市総社

石岡市立ふるさと歴史館で企画展を鑑賞する前に青屋神社を参拝。 青屋神社 所在地 石岡市総社1丁目4番 常陸国司は、都から着任すると鹿島社に参拝するのがならわしであった。国司が鹿島社に参拝するには、高浜から船で行くのが 順路であったが、荒天で出航不…

石田堤史跡公園 鴻巣市袋

11月18日のシンポジウムの前に、鴻巣市の石田堤史公園で石田堤を見学した。 断面見学施設について 石田堤は1590年(天正18年)に石田三成が忍城を水攻めに際し築いたといわれています。 史跡公園整備にあたり、平成8年度と9年度にこの断面見学施設付近の調査を…

小山田1号遺跡 町田市小山田桜台

町田市考古資料室の次に小山田桜台こぶし公園の小山田1号遺跡を訪れた。平安時代末期から室町時代にかけての有力武士の館跡。桜と白木蓮(シロモクレン)の共演。 東京都指定史跡 小山田1号遺跡 所在 町田市小山田桜台二丁目 16-32 指定 1985年(昭和60年)3月18…

壬生城 本丸跡 壬生町本丸

次に壬生町立歴史民俗資料館を訪れた。壬生町立歴史民俗資料館は壬生城の本丸跡にある。 吾妻古墳石室部材「玄門石」 吾妻古墳石室部材「天井石」 壬生町立歴史民俗資料館 ミニ企画展を鑑賞した。 にほんブログ村

西村勝三の像 佐倉市民体育館

歴博の加耶展を堪能した後で、佐倉市市民体育館に寄り道した。体育館では武道系の大会が開催されていたようだ。以前、品川白煉瓦の耐火煉瓦について調べていたとき、品川白煉瓦を創設した西村勝三の故郷の佐倉市で像が建てられていることを知りメモっていた…

一盛長者伝説地 水戸市渡里町

台渡里官衙遺跡群の長者山地区の東隣に長者山城跡があり、一盛長者伝説地の碑が建つ。碑の西側のソーラーパネルの間に古墳のような土盛がある。これは長者山城跡の遺構。一盛長者伝説と長者山城跡については、水戸市学校間ネットワーク「まごころネット」に…

「縄文・弥生の足あと−古墳以前の行田を探る−」行田市郷土博物館

行田市郷土博物館で開催中の開館35周年記念のテーマ展「縄文・弥生の足あと−古墳以前の行田を探る−」を鑑賞した。古墳以前の行田を知る良い機会。「コメつくり関東平野一番乗り」の池上遺跡の土偶形容器、旧さきたま考古館展示土器類など。現在の行田市一帯…

御嶽山 山頂 神川町渡瀬

岩山展望から御嶽山 山頂の分かれ道まで戻って、せっかくなので「山頂まで約200m」を信じて、御嶽山 山頂を目指した。少し登ると男坂と女坂に分岐、迷わず女坂を選択。足元を気にしながら、ぐるりと回り込んで山頂に到着。山頂は、御嶽城本郭跡。低山(343m)…

木の本9号墳 現地説明会(11/3) 深谷市東方

11月3日に深谷市教育委員会が開催した木の本古墳群9号墳の範囲確認調査の現地説明会に参加した。木の本古墳群はJR深谷駅の東北方向、櫛引台地寄居末端部上に点在する小古墳からなる古墳群で、埼玉県の重要遺跡と深谷市の史跡に指定されている。9号墳はこれま…

宮城氏居館之趾 足立区宮城

足立区宮城の荒川土手すぐ近くに鎮座する氷川神社に「宮城氏居館之趾」の碑がある。宮城の地名は中世の宮城氏に由来する。宮城氏は豊島氏の庶流。始祖は葛西清重の子朝清とも清重の4代後の豊島重信の子八郎重中とも伝わるが定かでない。宮城の氷川神社は、19…

松前城 松前町松城

江戸時代末期に海防強化のため松前藩が江戸幕府に命じられ、居城の福山館を拡張する形で築城し、1855年(安政元年)に完成した松前城。正式には福山城。備後福山城との避けるため通称で松前城と呼ばれた。日本における最後期、かつ、北海道内で唯一つの日本式…

中峠上古墳群 我孫子市中峠

1912(明治45)年の利根川流路変更工事で取り残された旧利根川の河道の古利根沼(ふるとねぬま)の南の古利根公園「自然観察の森」の周辺に分布する中峠上古墳群。文献[1]では「円墳10基、遺存度◎1基(6号墳、円墳、径約11m)、○1基(1号墳、円墳?、径7m)、✖︎4基」…

皇居東御苑 千代田区千代田

皇居東御苑(こうきょひがしぎょえん)は、旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を宮殿の造営にあわせて皇居附属庭園として整備され、1968年(昭和43年)から公開されている。 桜田巽櫓(さくらだたつみやぐら) 桜田巽櫓は、本丸の東南辰巳にあたることから名付…

牛込駅跡 千代田区富士見

1894年(明治27年)10月に甲武鉄道の新宿 - 牛込間開通と同時に開業した牛込駅。甲武鉄道は1889年4月に新宿 - 立川間、8月には 立川 - 八王子間を開業。牛込駅は、現在の飯田橋駅西口に接する跨線橋の牛込橋からわずかに四ツ谷よりに位置した。翌1895年4月に現…

新井堀の内遺跡 蓮田市黒浜

黒浜貝塚を再訪した後で、平成29年度の発掘調査で埋蔵銭が出土した新井堀の内遺跡の調査跡地を訪れた。新井堀の内遺跡出土の埋蔵銭は、2018年3月に埼玉県立埋蔵文化財センターで特別公開されたときに見学した。新井堀の内遺跡は中世の館跡の存在が知られてい…

亥鼻城跡 千葉市中央区亥鼻

鎌倉幕府を開いた源頼朝の重鎮であった千葉常胤(つねたね)の父・常重(つねしげ)が1126年(大治元年)に居館(亥鼻城)を構えた亥鼻山(いのはなやま)。1455年(康正元年)に千葉胤直(たねなお)が原胤房(たねふさ)に追われるまで約330年に渡り千葉氏の拠点であった。…

姫路城 姫路市本町

法隆寺地域の仏教建造物とともに1993年に日本で最初に世界遺産に登録された姫路城。別名は白鷺城。天守が残る現存12天守の1つ。姫路城の始まりは諸説あるが、戦国時代後期から安土桃山時代に城代であった黒田重隆・職隆・孝高(通称は官兵衛)や羽柴秀吉・秀長…

五稜郭 函館市五稜郭町

戊辰戦争の最後の戦闘の箱館戦争(1868-1869年)の舞台となった五稜郭(ごりょうかく)。国内初の西洋式城郭。徳川幕府の命を受けた蘭学者 武田斐三郎(あやさぶろう)の設計で1866年(慶応2年)に完成。 五稜郭タワー 新選組副長 土方歳三のブロンズ像 函館山 五稜…

常陸国府跡 石岡市総社

石岡市立ふるさと歴史館は、石岡市民会館や石岡小学校とともに府中城跡にあり、石岡小学校の校庭の地下には常陸国府跡が保存されている。常陸国府跡は平成10年度から18年度の発掘調査で発見された。国府中央部の国庁と西側に位置する曹司の存在が明らかにな…

大嘗宮と皇居乾通り一般公開 千代田区千代田

皇居の大嘗宮(だいじょうぐう)と乾通り(ぬいどおり)の一般公開に参加した。大嘗宮では、11月14日夜から15日未明にかけて大嘗宮の儀(だいじょうぐうのぎ)が行われた。 皇居外苑の皇居前広場の坂下門近くの行列に8時半ごろ並んだ。公開時間は9時から。 8時35分…

ゴンゴン塚古墳 伊勢崎市磯町

十二所古墳の北西200mに位置するゴンゴン塚古墳。『上毛古墳綜覧』・赤堀村297号古墳。「圓型(60尺)」 赤堀磯沼公園の土塁(?)の上から 北東から 南西から 磯沼 天幕城跡 にほんブログ村

千葉大学医学部構内遺跡 千葉市中央区亥鼻

2002年に千葉大学医学部の総合研究棟の建設に伴う発掘調査で7基の七天王塚の中心から帆立貝形の前方後円墳が見つかった。墳丘は削平されていたが、周溝、横穴式石室、人骨、金環、鉄鏃、馬具(轡など)が検出された。推定全長28m。石室は七天王塚の脇に移築さ…

七天王塚 千葉市中央区亥鼻

千葉大学亥鼻キャンパス内に5基、キャンパス南の道路脇に2基、合わせて7基の塚は牛頭天王を祀り、七天王塚と呼ばれる。七天王塚を含む亥鼻城跡は千葉市の史跡に指定されている。七天王塚の中心から古墳が発見されていることから七天王塚も古墳の可能性もある…

滝の城横穴墓群 所沢市市城

滝の城横穴墓群は、柳瀬川左岸の崖に列を成して存在し、現在までに9基が確認されている。 滝の城の本丸跡に城山神社を祀る。 1976年、滝の城跡の土塁の保護工事で斜面を掘削したところ、人骨と金環が出土。調査を中断して発掘調査が行われた。 所沢市立埋蔵…

吾妻古墳の玄門石と天井石 壬生町城址公園

吾妻古墳の玄門石と天井石が壬生町城址公園にある。 壬生町城址公園には壬生町立歴史民俗資料館があり、富士山古墳から出土した高さ168cmの家形埴輪などを展示している。 壬生の歴史 - ADEAC(アデアック):デジタルアーカイブシステム にほんブログ村

吾妻古墳 壬生町藤井

車塚古墳の西を流れる黒川を4km下ると栃木県最大の前方後円墳の吾妻古墳がある。6世紀後半の築造。二段築成。墳丘第一段(基壇)の幅が広く、この地域の特徴を示す。全長127m、周溝を含む総全長は162m。 北から、周溝の奥に後円部が見える。 前方部の周溝。 北…

夷王山墳墓群 檜山郡上ノ国町勝山

道南の渡島半島の西、標高159mの夷王山の山裾にある勝山館の背後を取り囲むように650余りの盛り土の墓が広がる。近年、仏教様式の墓に混じってアイヌの葬法に従った墓が発掘され、和人とアイヌの関わりを示す重要な発見とされている。勝山館は、後の松前氏の…

新井堀の内遺跡 埋蔵銭 特別公開(3/14-18) 熊谷市船木台

昨年末に蓮田市黒浜の新井堀の内遺跡の発掘調査で見つかった国内最大級の埋蔵銭が、埼玉県文化財収蔵施設で特別公開されていたので見学した。 新井堀の内遺跡は大宮台地東側の白岡・黒浜支台に位置する遺跡で中世の館跡が存在する。今回の調査は県道(蓮田駅…