週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

神社

当麻谷原古墳群(1,3,4号墳) 相模原市南区当麻

相模原ポンプ場に保存されている当麻谷原古墳群の3基の古墳(1,3,4号墳)を見学した。 当麻谷原古墳 見学位置 当麻谷原1号墳 当麻谷原3号墳 金山神社 当麻谷原4号墳 当麻谷原古墳について 相模川に臨むここ谷原から塩田にかけての台地上に、かって10数基の古墳…

大堤権現塚古墳 山武市松尾町大堤

高谷川低地遺跡見学会の後で山武市の大堤権現塚古墳を訪れた。この日は、鹿嶋市の鹿島神宮と宮中野古墳群、横芝光町の高谷川低地遺跡、山武市の大堤権現塚古墳を訪れて、この地域の豊かさが実感できた。 千葉県指定史蹟 大堤権現塚古墳 所在地 大堤四七九番…

鹿島神宮 鹿嶋市宮中

特別展「鹿嶋の古墳を歩く」を鑑賞した日は、早起きして、ミニ博物館ココシカの開館前に、中宮野古墳群を散策。そのあと鹿島神宮を参拝。 大鳥居 鹿島神宮御由緒 御祭神 武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ) 社格 勅祭社・別表神社・ 常陸国一之宮・旧官幣大…

稲荷塚古墳 鹿嶋市宮中

中宮野古墳群の散策の続き。 中宮古墳群の南東に分布する鶴来(かくらい)古墳群の稲荷塚古墳。 稲荷塚古墳 稲荷塚古墳は6世紀頃に造営されたとされる鶴来(かくらい)古墳群の中で、もっとも大きい円墳(南北径32.5m、東西径34.5m、高さ6.1mです。墳頂にはこの土…

中川低地の河畔砂丘群 桑崎砂丘 羽生市桑崎

利根川右岸(南岸)の古墳巡りの〆に中川低地の河畔砂丘群の桑崎砂丘を訪れた。 埼玉県指定天然記念物 中川低地の河畔砂丘群桑崎砂丘 (記念物 天然記念物 埼文指第556号 平成29年3月24日) 利根川の旧河道沿い(中川低地を含む)には、 川が運んだ榛名山・浅間山…

愛宕塚 羽生市上新郷

利根川右岸(南岸)の古墳巡りの続き。 愛宕塚、円墳、墳頂に愛宕神社、文献[1] 松並木 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「 埼玉県古墳詳細分布調査報告書 」 にほんブログ村

浅間塚 行田市須加

利根川右岸(南岸)の古墳巡りの続き。 浅間塚、前浅間塚の北170m、円墳、径20m、塚の可能性あり、文献[1] 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「 埼玉県古墳詳細分布調査報告書 」 にほんブログ村

前浅間塚 羽生市上新郷

利根川右岸(南岸)の古墳巡りの続き。 前浅間塚、円墳、墳頂に浅間神社、文献[1] ほ場整備竣工記念碑 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「 埼玉県古墳詳細分布調査報告書 」 にほんブログ村

愛宕神社古墳 行田市荒木

利根川右岸(南岸)の古墳巡りの続き。 愛宕神社古墳、円墳、径20m、墳頂に愛宕社、文献[1] 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

大稲荷4号墳 行田市須加

行田市の北部、利根川右岸(南岸)の古墳巡りの続き。 大稲荷4号墳、円墳、規模不明、埴輪、雷電社を祀る、文献[1] 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「 埼玉県古墳詳細分布調査報告書 」 にほんブログ村

斎条1号墳(剣神社古墳) 行田市斎条

何日か前の「観光物産館さきたまテラス」の続き。さきたま古墳公園をあとにして、行田市の北部、利根川右岸(南岸)の古墳を探索。 斎条1号墳(剣神社古墳)、円墳、径40m、埴輪、墳頂に剣神社、文献[1] ぎょうだ歴史系譜 100話 - 行田市/行田の神々⑳ 剣神社(斎…

浅間塚古墳 (再訪) 行田市埼玉

浅間塚古墳を再訪(4回目の訪問)。毎回、見逃してしまう若王子古墳の石室の石材を使用したという忠魂碑をやっと見学した。 前玉神社の石鳥居/行田市 浅間神社 前玉神社 行田市指定文化財 石燈籠 昭和42年3月10日指定 この石段の登り口にある高さ2m、2基一対…

根岸稲荷神社古墳 (再訪) 東松山市古凍

根岸稲荷神社古墳(古凍20号墳)を再訪。前回は前方部の方角を把握していなかったので、今回は、前方部を意識して観察したが、なかなか難しい。 吉祥寺 八幡宮 根岸稲荷神社古墳 富士山 土器片?埴輪片? 東松山市「根岸稲荷神社古墳」。現状は20mの方墳。短い…

山王1号墳 川島町正直

川島町正直の日枝神社の社殿裏に山王1号墳(円墳、規模不明、自然堤防・神社境内、文献[2])がある。川島町正直は、市野川と都幾川の間の低地に位置する水田地帯。自然堤防上に集落が存在。正直は雑色(ぞうしき)の当て字で、地名は雑色(律令制の下級役人)が居…

吹塚古墳 川島町吹塚

桶川市の原山古墳群の次に川島町の吹塚古墳を訪れた。吹塚古墳は、氷川神社の境内にあり、墳頂に祠を祀る。文献[1]によると「吹塚古墳(御嶽山古墳)、方墳、一辺35m、自然堤防・畑・神社境内」 富士山 JA埼玉中央 川島農産物直売所 文献 [1] 埼玉県教育委員…

有吉南貝塚 千葉市緑区おゆみ野中央

「おゆみ野の森」の次に訪れたのは有吉南貝塚。 千葉県重要遺跡百選の内の一 有吉貝塚 この貝塚は直径約100mの典型的な馬蹄形をなしその周辺に縄文時代の原始集落を埋蔵する重要な遺跡である 昭和45年3月31日 千葉市教育委員会 有吉南貝塚 所在地 千葉市緑区…

青屋神社と府中城の土塁 石岡市総社

石岡市立ふるさと歴史館で企画展を鑑賞する前に青屋神社を参拝。 青屋神社 所在地 石岡市総社1丁目4番 常陸国司は、都から着任すると鹿島社に参拝するのがならわしであった。国司が鹿島社に参拝するには、高浜から船で行くのが 順路であったが、荒天で出航不…

真土大塚山古墳跡地 平塚市西真土

昨年、大神塚(応神塚)古墳の発掘調査の現地説明会の後で、平塚市の真土大塚山公園の模擬古墳を見学会したが、下調べしていなかったので、近くの真土大塚山古墳跡地に寄らなかった。そこで、寒川町遺跡発掘調査発表・講演会の前に平塚市に立ち寄った。 真土大…

寅稲荷塚古墳 深谷市岡

本庄早稲田の杜ミュージアムの帰りに深谷市の寅稲荷塚古墳に立ち寄った。ほぼ東西に51mの主軸を持つ前方後円墳。墳丘上に寅稲荷神社を祀る。文献[3]に掲載された図によれば、東が後円部で西が前方部。神社の参道がほぼ主軸に沿って後円部から登り、社殿がく…

玉藻稲荷神社 大田原市蜂巣

松尾芭蕉の『おくのほそ道』に「ひとひ郊外に逍遥して、犬追物の跡を一見し那須の篠原をわけて、玉藻の前の古墳をとふ。」とある「那須の篠原」の玉藻稲荷神社を訪れた。玉藻稲荷神社はお稲荷さんと玉藻の前(九尾の狐)の神霊を祀る。玉藻の前は、那須野原の…

浅羽野1号墳(土屋神社古墳) 坂戸市浅羽野

浅羽野4号墳の次に浅羽野1号墳(土屋神社古墳)を訪れた。墳丘上に土屋神社の社殿と神木スギ(埼玉県指定天然記念物)が立つ。文献[1]では「浅羽野1号墳(土屋神社古墳)、円墳、径50m、横穴式石室(開口)」 土屋神社神木スギ 埼玉県指定天然記念物 古墳時代の終わ…

稲荷塚古墳(浅羽野2号墳) 坂戸市中富町

坂戸市埋蔵文化財出土品展の前に近くの古墳を見学。最初に訪れたのは、東武東上線の線路脇の稲荷塚古墳(浅羽野2号墳)。文献[1]の「浅羽野2号墳(稲荷塚)、円墳、径20m」 昨年11月から12月に宅地造成工事に伴う発掘調査で、浅羽野2号墳の周溝部分から底部が穿…

八幡神社境内古墳 大田区田園調布

田園調布八幡神社の社殿裏、大田区の遺跡番号159「八幡神社境内古墳」のあたり。東京都遺跡地図情報インターネット提供サービスでは、種別「古墳」、主な遺構/概要「[古墳時代]横穴式石室」 暑さでやられて写真を1枚だけ撮影して退散。 古墳なう 「八幡神社…

歩兵第一聯隊跡 港区赤坂

六本木のお隣の赤坂の檜町公園を訪れた。檜町公園は、毛利家の藩邸跡で、歩兵第一聯隊「歩一の跡」の碑が建つ。 檜坂(ひのきざか) 檜坂 ひのきざか 江戸時代には、檜の木が多いため、檜屋敷と呼ばれた山口藩毛利邸(檜町公園)に添う坂であった。 赤坂氷川神社…

箕田9号墳(宮登古墳) (再訪) 鴻巣市宮前

5年ぶりに箕田古墳群を再訪。 箕田9号墳(宮登古墳)。 宮登神社 御由緒 鴻巣市宮前七九 御縁起 (歴史) 宮前村の村名は、村の西端に鎮座する聖権現(ひじりごんげん)社の前に開けた村であったことに由来する。この聖権現社が江戸期の当社の社号であった。 聖権…

箕田5号墳 (再訪) 鴻巣市箕田

5年ぶりに箕田古墳群を再訪。 箕田5号墳。 にほんブログ村

箕田2号墳(三士塚) (再訪) 鴻巣市箕田

宮前遺跡見学会の予約した時間まで、まだあったので5年ぶりに箕田古墳群を再訪した。 箕田2号墳 鴻巣市指定文化財(史跡) 箕田古墳群 (みだこふんぐん) 昭和45年3月10日指定 箕田古墳群は大宮台地の北端部、通称箕田台地と呼ばれる台地上にある。 古墳群は、…

箕田氷川八幡神社 鴻巣市箕田

古笊田堰の次に訪れたのは、箕田氷川八幡神社。 箕田氷川八幡神社御由緒 鴻巣市箕田二〇四一 □御縁起(歴史) 氷川八幡神社は、明治六年、当時箕田郷内に祀られていた氷川社、八幡社など二十余社のお社を併合して、箕田郷の郷社として八幡社のあった現在地に祀…

鳩川・縄文の谷戸 相模原市南区磯部

史跡勝坂遺跡公園の段丘崖下の谷戸「鳩川・縄文の谷戸」を散策。 相模原市登録天然記念物 勝坂の照葉樹林 この樹林は、シラカシを中心とする照葉樹(常緑広葉樹)が二次的に回復したものです。 低木層にはアオキ・ヒサカキ・シラカシ・タブノキ等が見られ、草…

勝坂遺跡A区 相模原市南区磯部

史跡勝坂遺跡公園から案内板に従って勝坂遺跡A区を見学した。 勝坂式土器発見の地 勝坂式土器発見の地 「勝坂(かつさか)遺跡」は、縄文時代中期の典型的な集落跡であり、わが国における考古学上の代表的な遺跡でもあります。また、本遺跡から出土した「勝坂…