週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

東京都

飛田給古墳群 調布市飛田給

飛田給(とびたきゅう)古墳群は飛田給1号墳から5号墳、桜塚1号墳から15号墳で構成されるが、墳丘が現存するのは桜塚1号墳と桜塚10号墳の2基のみ。 桜塚1号墳。1994年12月に多摩地区所在古墳確認調査団が測量調査した。文献[1]によると「円墳。裾が大きく削平…

古天神2号墳 調布市布田

上布田古墳群の古天神2号墳は、文献[1]によると「周溝の一部を確認。古天神1号墳と同規模と推定。古天神公園に保存。昭和54(1979)年7月調布市遺跡調査会により調査。」とされる。 説明板には「円形周溝墓とよばれる5世紀ごろのお墓」と書かれているが、円墳…

御会式桜 大坊本行寺

日蓮大聖人御入滅之霊場、日蓮宗本山池上大坊本行寺の「ご臨終の間」は、日蓮聖人がお亡くなりになられた池上宗仲公邸の仏間であったお部屋の跡に建てられたお堂。鎌倉を去り甲斐国身延山に宗教活動の場を移されていた日蓮聖人が、弘安5年(1282年)、病の悪化…

企画展「玉 - 古代を彩る至宝 -」 江戸東京博物館

江戸東京博物館で開催中(12月9日まで)の企画展「玉 - 古代を彩る至宝 -」を観た。 古墳時代を中心に、ヒスイ、メノウ、碧玉、水晶、ガラス、コハクなどで作られた勾玉、管玉、垂飾など計74件(約1万2千点)を展示。生産地、製造工程の資料、玉飾りを付けた人物…

塚越横穴墓群 大田区西馬込

大田区は横穴墓の密集地で、区内の台地斜面には500基をこえる横穴墓が存在したと推定される。国道1号線(第二京浜国道)の敷設工事の際に、大田区の塚越から馬込にかけて、台地が掘削され、多くの横穴墓が露出したという。大田区立馬込中学校の近くの墓地に「…

東京の博物館巡り

平日に東京の博物館巡りをした。最初に訪れたのは港区立三田図書館の4階にある港区立港郷土博物館。2016年の正月に放送された「怒り新党」の「新三大知る人ぞ知る素晴らしき博物館」で1位に選ばれた。訪れてみたら、なんと移転のため9月1日で閉館だった。11…

鯨塚 品川区東品川

古墳とは関係ないが、品川歴史館の展示で知り、気になったので訪ねた。 1798年(寛政10年)5月、天王洲の浅瀬に乗り上げ動けない大鯨を猟師が捕まえた。多くの見物人で賑わった。鯨は浜御殿(現、浜離宮恩賜庭園)まで運ばれ、11代将軍家斉も上覧した。その後、…

大森貝塚 品川区大井・大田区山王

1877年(明治10年)6月18日の39歳の誕生日に横浜港に到着した米国のモース博士は、翌日、横浜駅から新橋駅に向かう汽車の車窓から大森貝塚を発見した。政府の許可を得た上で9月16日に発掘を行ない、土器、骨器、獣骨を発見。出土品は東京大学に保管されている…

大井公園内古墳 品川区東大井

京浜急行鮫洲駅の西方約100mの大井公園にある築山のようなマウント。都心部遺跡分布調査団により行われた1983年(昭和58年度)の品川区大井地区の古墳分布調査により円筒埴輪片が採集されている。『東京都遺跡地図』では品川区遺跡No.20、大井公園内古墳、古墳…

港区No.33遺跡 港区麻布台

麻布郵便局が入居する日本郵政グループ飯倉ビル(旧逓信省貯金局庁舎)の裏の駐車場に港区No.33遺跡はある。『東京都遺跡地図』で港区No.33遺跡、古墳?、円墳として登録されている。『都心部の遺跡』では、「一部遺存、円墳(長径33m、短径19.4m)、主体部不明…

西久保八幡貝塚 港区虎ノ門

西久保八幡神社の社殿の裏手斜面に貝塚が形成されている。 北側に降りる北参道があった。 神社の北側から。ここでは昨年10月から今年4月まで埋蔵文化財発掘調査が行われた。 雁木坂 三年坂 西久保八幡神社の周辺では2019年3月着工で「虎ノ門・麻布台地区第一…

聖心女子大学構内古墳 港区広尾

聖心女子大学の構内にある古墳。聖堂、学生食堂、2号館、宮代ホールに囲まれた中庭にある。『東京都遺跡地図』には渋谷区の遺跡番号95番、聖心女子大学構内古墳、円墳として登録されている。都心部遺跡分布調査団により行われた1982年(昭和57年度)の渋谷区の…

西岡50号墳 大田区田園調布本町

西岡50号墳は東急多摩川線多摩川駅こら南に徒歩12分にある帆立貝式古墳。全長28.4m。 北西から。 にほんブログ村

狐塚古墳 目黒区碑文谷

目黒区碑文谷(ひもんや)のマンションに囲まれた狐塚古墳。植込みにしか見えない。『東京都遺跡地図』では目黒区の遺跡番号25として「方墳?」と記載され、『都心部の遺跡』では「一部遺存」「円墳」「墳丘下部が高さ50m程、残るのみ」と記載される。目黒区で…

福昌寺 阿弥陀石棺仏 渋谷区東

國學院大学博物館から南に徒歩10分の福昌寺にある阿弥陀石棺仏。古墳時代中期後半頃の家型石棺の蓋を利用して仏像を彫り込んで路傍に立て礼拝の対象とされた。立像の阿弥陀石棺仏は珍しい。和歌山県名賀郡から運ばれたと伝わる。石棺蓋の石材は播磨竜山石と…

阿豆佐味天神社 瑞穂町殿ヶ谷宮前

瑞穂町と武蔵村山市の境界近くに位置する阿豆佐味天(あずさみてん)神社。「延喜式」「神明帳」に多摩八座の一つとして名が見える由緒ある古社。神社周辺には古墳が存在したと伝わる。 境内社 境内社 にほんブログ村

多摩の博物館巡り (3)

前回まわれなかった武蔵野ふるさと歴史館と瑞穂町郷土資料館をまわりました。 武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館。 企画展「考古学への情熱」を開催中(9月27日まで)。 常設展示では武蔵野八幡宮から出土したと伝わる蕨手刀(わらびてとう)のレプリカを展示して…

大篠塚2号墳の箱型石棺 國學院大学博物館

國學院大学博物館の前庭に千葉県佐倉市大篠塚の大篠塚2号墳から出土した箱型石棺がありました。緑泥片岩の板石を組み合わせたもの。 にほんブログ村

「日本文化の淵源を求めて」國學院大学博物館

國學院大学博物館で開催中の開館90周年記念企画展「日本文化の淵源を求めて」を観てきました。期待以上に充実していました。 正装男子 人物埴輪。千葉県出土。山武郡の古墳に樹立していた可能性が高い。推定高180cn。古墳時代後期。6世紀後半。 埼玉県熊谷市…

大賀ハス 府中市郷土の森公園

先日、府中市郷土の森博物館に行きました。郷土の公園の修景池(ハス池)で大賀ハスが咲いていました。池のほとりには大賀一郎博士の像がありました。そこで、大賀ハスについて調べてみました。 修景池の大賀ハス。ハスの花は早朝に咲き始め、昼頃には蕾の状態…

本町田遺跡 町田市本町田

町田市立博物館に隣接する本町田遺跡は1967年から1968年に藤の台団地造成に先立って発掘調査が行なわれ、縄文時代前期の住居跡4軒と弥生時代中期の住居跡7軒が見つかりました。当時はあまり例のない、2つの離れた時代の集落が同じ場所に形成された遺跡だった…

多摩ニュータウンNo. 57遺跡 多摩市落合

東京都立埋蔵文化財調査センターに隣接する遺跡庭園 縄文の村は、1987年に多摩ニュータウンNo.57遺跡を保存する目的で整備されました。No.57遺跡は縄文時代の集落跡で、前期の住居跡2軒、中期の住居跡5軒のほか、落とし穴などが発掘され、南側半分を盛り土を…

江戸東京たてもの園 小金井市桜町

都立小金井公園内にある江戸東京たてもの園には、あきる野市の瀬戸岡古墳群の32号墳(旧1号墳)の石室が移築されています。また、世田谷区の多摩川古墳群の8号墳(旧9号墳)の石室のレプリカも展示されています。 ビジターセンター(旧光華殿) 1940年に皇居前広場…

多摩の博物館巡り (2)

中野区と練馬区と調布市と府中市の博物館、資料館を4館を巡った。 中野区立歴史民俗資料館。 「大むかしの中野」展を開催中(8月31日まで)。妙正寺川の流域の遠藤山遺跡では1990年と2014の発掘調査で4基の円墳の周溝が検出された。周溝からは陸橋と円筒埴輪(…

多摩の博物館巡り (1)

関東考古学フェアのスタンプラリーの続き。東京都で参加しているのは日野市郷土資料館と多摩市の東京都立埋蔵文化財調査センターの2館。 日野市郷土資料館。 「どっき!土器展」を開催中。 東京都埋蔵文化財調査センター。 多摩ニュータウンやその周辺からは…

小野照崎神社 富士山の山開き 台東区下谷

四年前に訪れた小野照崎神社の富士山の山開き。 にほんブログ村

発掘された日本 2018 江戸東京博物館

江戸東京博物館で開催された「発掘された日本2018」展を観覧しました。 今年の特集は「装飾古墳を発掘する!」 入場ゲートは福岡県の王塚古墳。 また、地域展「東京郷土資料陳列館と考古学」も開催。 にほんブログ村

領玄寺貝塚 台東区谷中

上野台地の西側、谷中領玄寺を中心に不忍の池の谷(根津谷)の東端に広がる縄文時代中期の貝塚。ハマグリ・アサリ等の貝殻、石斧せきふ・石鏃せきぞく(石製矢じり)等の石器、縄文土器などの遺物が発見されている。 ヒマラヤ杉 領玄寺貝塚 台東区ホームページ…

お茶の水貝塚 文京区湯島

1952年に地下鉄丸ノ内線御茶ノ水駅の工事の際に貝塚が発見された。東京医科歯科大学のキャンパスに記念碑があるが近寄れない。 にほんブログ村

猪方小川塚古墳 狛江市猪方

2012年に宅地造成による発掘調査で横穴式石室が見つかった。円墳。墳丘部分は削平されている。横穴式石室の発見は、狛江市内では初めて。凝灰岩質砂岩の切石で構築された複室構造の横穴式石室で、7世紀代の築造と推定されている。玄室側壁は4段が残るが5段程…