週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

皇子塚古墳 (再訪) 藤岡市三ツ木

平井地区1号墳の次に皇子塚古墳を再訪。f:id:kofunmeguri:20231022140035j:image
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県指定史跡 皇子塚古墳

指定日 平成4年5月15日

所在地 藤岡市三ツ木字東原247番地ほか

所有者 藤岡市

本墳は直径31m、高さ6mが、四段に築かれた円墳である。内部構造は両袖型横穴式石室で、羨道、前室、玄室からなる複室構造である。石室の大きさは全長8.33m、前庭部を含めると12.16mになる。県内では例の少ない複室構造の石室を持つ古墳で、保存状態も良好である。

石室は前庭部から前室までが河原石の乱石積み、玄室が凝灰岩の切り組み手法を取り入れた截石積みという特長がみられる。出土遺物から六世紀の後半に築かれ、七世紀前半まで追葬が行われたと考えられる。

群馬県教育委員会 藤岡市教育委員会

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皇子塚古墳の墳頂から平井地区1号墳
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皇子塚古墳/藤岡市

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