週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

前方後円墳

面野井古墳群 つくば市面野井

以前、面野井(おものい)古墳群をネット検索したときに見つけた「はなゆみ」さんのウェブサイトの現地説明会レポート(2012/9/15)に面野井古墳群の手書きの分布図の写真があったので、この分布図を頼りに現存する古墳が見つからないか探索した。結論から収穫は…

摺鉢山古墳 (再訪) 台東区上野公園

上野公園に来たので摺鉢山古墳を再訪。正岡子規記念球場側の階段から後円部の墳頂に登る。墳頂は平たく削平されていて、木陰にベンチがあり、そこを憩いの場とされている方々に配慮して撮影せず。後円部の墳頂か前方部に降りてみた。後円部に対して前方部が…

芝丸山古墳 (再訪) 港区芝公園

丸山貝塚の脇の階段で台地に上がると芝丸山古墳が現れる。前方部から墳丘上に上がるとタイガーマスクの虎の穴のような大野伴睦さんの句碑。後円部には伊能忠敬測地遺功表。くびれ部には円山随身稲荷大明神。円山随身稲荷大明神は、江戸の裏鬼門を守る増上寺…

沼田八幡塚古墳 つくば市沼田

かつては筑波山の登山口の駅だった筑波鉄道筑波駅跡から西南西に160mに沼田八幡塚古墳はある。桜川流域で最大規模の前方後円墳。前方部は遺存状況が悪く推定復元されている。後円部墳頂に八幡社を祀る。全長約90m。文献[2]の「沼田古墳群、番号141、前方後円…

上野天神塚古墳 つくば市上野

栗原愛宕塚古墳から南東に徒歩15分の上野天神塚古墳。「趣味の案件」さんのブログ記事を頼りに訪れた。文献[1]では全長80mの前方後円墳とする。文献[2]では「4世紀末葉を中心とした築造年代が想定されている」とする。文献[3]では「番号097、前方後円墳、一…

白岩銚子塚古墳 神川町新里

青柳古墳群の白岩支群を構成する4基の古墳で唯一の前方後円墳の白岩銚子塚古墳。新里の通称くじら山(白岩丘陵)の山頂にある。神川町で最大規模の全長46m、高さ4.2m。前方部を北西に向ける。6世紀中頃の築造。周溝から埴輪(円筒、馬形など)を出土。この地域の…

海老ヶ久保1, 2, 3号墳 神川町池田

青柳古墳群の十二ヶ谷戸支群の次に海老ヶ久保支群を巡った。海老ヶ久保支群は確認された44基の古墳のうち、墳丘が残る古墳は25基と、青柳古墳群の11支群のうちで最も多い。 海老ヶ久保1号墳(No.190)は全長約30mの前方後円墳。 左が海老ヶ久保1号墳、右手前に…

城戸野20号墳 神川町新宿

青柳古墳群の城戸野支群の続き。城戸野支群で唯一の前方後円墳。城戸野20号墳(No.253)は全長約30mの前方後円墳。前方部と後円部の間のくびれ部が削られていて2基の円墳のように見える。 城戸野20号墳【埼玉県神川町】 - ぺんの古墳探訪記 にほんブログ村

南塚原9, 10号墳 神川町新里

青柳古墳群の南原塚支群の続き。南塚原9号墳(No.122)は青柳古墳群南塚原支群で唯一の前方後円墳。全長24.5m。横穴式石室。葺石。南塚原9号墳の後円部の東側の道路予定地にあった南塚原10墳(No.123)は、6世期末頃に築造された径19mほどの円墳。両袖式で6.6mの…

中新里諏訪山古墳 神川町中新里

中新里(なかにいさと)諏訪古墳。前方後円墳。全長約41m、高さ3.5m。6世紀中頃の築造。前方部を南に向ける(N-177°-W)。盾型の周溝。後円部の周溝幅は最大4.5mで、前方部の周溝は明瞭でない。1935年ごろに大々的に盗掘された。馬具、直刀、勾玉などが出土した…

綿貫観音山古墳 (再訪) 高崎市綿貫町

元島名町から玉村町を目指したが、国道354号を東進中に綿貫観音山古墳の案内板が目につき、寄り道した。前回、石室内部を見そびれたので再訪するつもりだったが、事前のネット情報で「史跡観音山古墳石室の見学休止」を知っていたので、熱中症リスクを考え、…

不動山古墳 (再訪) 高崎市綿貫町

群馬県立歴史博物館の手前で不動山古墳の前の道を通ったので、博物館の見学前に不動山古墳を再訪。墳丘上の木がスッキリ伐採されていた。前方後円墳。全長94m。5世紀中ごろから後半の築造。 縄掛け突起付き舟型石棺。凝灰岩製。全長3.45m。内法は長さ2.4m。 …

二ツ山古墳2号墳 太田市新田天良町

ニツ山古墳1号墳の南東に隣接する2号墳。前方後円墳。全長45m。1号墳と同じ時期の6世紀後半の築造。後円部の横穴式石室は開口部が埋まってしまったようで見つからなかった。 太田市|二ツ山古墳2号墳 太田市の古墳パンフレット にほんブログ村

二ツ山古墳1号墳 太田市新田天良町

旧陸軍新田飛行場跡の市野倉工業団地の南側の新田桜並木が県道332号と交わるT字路の南から東に伸びる新田並木(松並木)を進むと両側に二ツ山古墳1号墳(左)と2号墳が現れる。ともに前方後円墳。1号墳は74m。埋葬施設(主体部)は、割石乱石積の無袖型の横穴式石…

太田天神山古墳 太田市内ケ島町

東国で最大の太田天神山古墳。前方後円墳。全長210m。三段築造。二重周溝。5世紀前半の築造。猛暑なので4時起きで6時に到着。気温27°C。 南側の東武小泉線の線路脇に専用駐車場がある。左が前方部、右が後円部。 前方部の南側からアプローチ。 前方部の角に…

坂戸神社古墳 袖ケ浦市坂戸市場

坂戸神社古墳は、小櫃川下流北岸の台地の縁に分布する袖ケ浦市の古墳の中で最大の前方後円墳。全長63m。袖ケ浦市立中央図書館の裏の東京湾に面した独立丘陵の頂に所在する坂戸神社の参道脇にある。地山整形によって造られ、その形状から4世紀初頭の築造と考…

弁天山古墳 富津市小久保

内裏塚古墳から南に4km離れた場所に単独で築かれた弁天山古墳。前方後円墳。全長87.5m。墳丘は土取り工事などで崩壊が進んでいた。1975年から4年間かけて墳丘の復元など保存整備された。後円部墳丘上の覆屋に竪穴式石室を保存。見学できる。この石室は1927年…

上野駅公園口とオリンピック記念マンホール蓋

上野駅公園口が新しくなったと聞いて見てきた。 上野駅の新しい公園口、さっそく見てきた。上野公園を見通せる広い改札はなかなか気持ちいいね。駅前がロータリー化して歩道になってる。 pic.twitter.com/hC8MSnvlSH— 黒織部 (@kurooribe) 2020年3月19日 桜…

飯野陣屋と三条塚古墳 富津市下飯野

飯野陣屋は江戸時代飯野藩の藩主保科家とその家臣たちの屋敷。慶安元年(1648年)から廃藩置県の明治4年(1871年)まで存続した。日本三陣屋の一つ。 内裏塚古墳群の三条塚古墳は、飯野陣屋内に位置する6世紀末葉の前方後円墳。全長122m。周溝長193mの二重周溝が…

武平塚古墳 富津市下飯野

内裏塚古墳群の九条塚古墳の南方に位置する武平塚(ぶへいづか)古墳。前方後円墳。現在は後円部の東側と前方部の墳丘の一部を残すのみ。全長(復元長)69m。周溝全長93m。 東南から、右が後円部、左が前方部(跡)。 武平塚古墳の位置 文献 [1] 富津市教育委員会 …

九条塚古墳 富津市下飯野

昨年12月に三井アウトレットパーク木更津で買い物した後で、内裏塚古墳群の内裏塚古墳の南側の古墳5基を巡った。内裏塚古墳は今年5月に訪れている。最初に訪れた九条塚(くじょうづか)古墳は、内裏塚古墳の南に約650mに位置する前方後円墳。全長103m。周囲に…

松塚古墳群 つくば市松塚

武者塚古墳や坂田塙台古墳群のある桜川左岸の対岸(右岸)の自然堤防上に位置する松塚古墳群。文献[1]の「松塚古墳群、番号103、前方後円墳2基、円墳1基」 松塚1号墳。前方後円墳。全長69m。くびれ部に食い込む形で鹿島神社を祀る。西から、左が後円部、右が前…

常名天神山古墳 土浦市常名

常名(ひたな)天神山古墳は桜川左岸の台地の端に築造された前方後円墳。現在は全長約70m、復元長は約90m。低平な前方部から古墳時代前期(5世紀初め頃)の築造と推定。後円部には常名神社を祀る。土浦市指定史跡。 前方部に石造宝篋印塔(安土桃山時代、市指定文…

蛇喰古墳 牛久市神谷

昨年11月17日に、土浦市の武者塚古墳の石室見学前に立ち寄った。蛇喰古墳(じゃばみこふん)は牛久市最大規模の前方後円墳。全長45m。古墳時代後期の築造。後円部の墳頂に稲荷神社が祀られている。発掘調査は行われていない(文献[1])。墳頂の稲荷神社は、牛久…

摺鉢山古墳 (再訪) 台東区上野公園

東京国立博物館のついでに上野公園の摺鉢山古墳を再訪。前方後円墳。後円部の北東側の石段から墳頂に登って、南西を見たら、ちゃんと前方部の墳丘が確認できた。古墳巡りを始めたばかりの3年目は前方部がどこか全然わからなかった。修行を積んでフォースが身…

熊野古墳 かすみがうら市市川

石岡市南部を流れる恋瀬川に架かる国道6 号の恋瀬橋の右岸にある恋瀬橋ロードパークから徒歩7分の国道脇に熊野古墳がある。熊野古墳は5世紀前半の古式の前方後円墳。全長63m。後円部に熊野権現を祀る。 ホテルのスロープの脇に熊野古墳の道案内の看板が目立…

佐自塚古墳 石岡市佐久

丸山古墳の北に約550mの丘陵の南端尾根にある佐自塚古墳。前方後円墳。全長58m。後円部の中央の墳頂下約1.5mの地点から約6mの割竹形木棺を収めた粘土槨の埋葬施設が検出されている。5世紀中葉前後の築造。大型の粘土槨を主体部とする古墳は、茨城県では大洗…

二子塚古墳(丸山4号墳) 石岡市柿岡

丸山古墳を見学した後で、「古代散策ロード」の地図にあった二子塚古墳を探索した。 説明板を発見。二子塚古墳(丸山4号墳)は、丸山古墳の東方30mに位置する前方後円墳。全長35m。主軸は西北方。説明板の左に後円部の横穴式石室の開口部に至る進入路があった…

「舟塚山古墳とその時代」石岡市立ふるさと歴史館

石岡市立ふるさと歴史館で開催中(2/2まで)の企画展「舟塚山古墳とその時代」を見学した。舟塚山古墳は、東日本で2位の規模を誇る前方後円墳。北西に筑波山、南東に霞ヶ浦を望む景勝の地に、巨大な舟が停泊しているように佇む。1921年(大正10年)に国の史跡に…

講演会「出雲の青銅器祭祀から大和の前方後円墳祭祀へ」(11/23) よみうり大手町ホール

昨年11月23日に、日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」関連講座、第9回 奈良県立橿原考古学研究所東京公開講演会「出雲の青銅器祭祀から大和の前方後円墳祭祀へ」を聴講した。講演者は東京国立博物館副館長の井上洋一氏、出雲弥生の森博物館名誉館長の渡…