週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

石室

加瀬台3号墳 川崎市幸区南加瀬

私が古墳巡りを始めたのは2017年2月で、同時にこのブログを始めた。最近、デジカメの写真を見返していて、2011年11月に川崎市の夢見ヶ崎動物公園を訪れた時に撮影した加瀬台3号墳の写真を見つけた。この時は説明板の横穴式石室墳の意味がわからず、石室の入…

高山古墳 坂東市馬立

高山古墳は墳丘の盛土は失われている。筑波産の雲母片岩で構築した半地下式の横穴式石室が残る。 にほんブログ村

飛鳥山1号墳 (再訪) 北区王子

桜の開花宣言に誘われて飛鳥山公園の飛鳥山1号墳を再訪した。 飛鳥山公園の古墳飛鳥山1号墳古墳時代後期の直径31mの円墳。平成元年の調査で周囲には幅3.8mの周溝が廻ることが確認された。また、平成5年の埋葬施設の調査で、切石を使用した横穴式石室が確認さ…

かぶと塚古墳石室の石材 吉見町北吉見

かぶと塚古墳は吉見町久米田の丘陵尾根の最高部に所在した二段築成の円墳。東西28m、南北26m、高さ4.6m。1973年夏に土取り工事に先立つ発掘調査が行われ、胴張型横穴式石室を検出。複室構造の玄室は全長7m、羨道部の長さ1.8m。石材は凝灰岩質砂岩と緑泥石片…

臼井古墳群 金堀塚 つくば市臼井

つくば市北条から筑波山への参詣道ノ途中、三方を山に囲まれた地域に分布する臼井古墳群。いばらきデジタルまっぷでは「円墳3基」とされている。金堀塚はとても円墳とは思えない墳形。南側のくびれ部状の高い位置に横穴式石室がわずかに開口する。文献[1]の…

沼田古墳群 つくば市沼田

沼田八幡塚古墳の説明板に書かれていた「西方約60mに横穴式石室を露出する円墳」 まだ藪が深かったので、寒くなってから再訪したい。 文献 [1] つくば市教育委員会 2020「つくばの遺跡」 にほんブログ村

中台古墳群 つくば市北条

茨城県住宅供給公社の(仮称)北条住宅団地建設事業の計画に伴い発掘調査が行われた中台遺跡の跡地は、住宅ではなくワイナリーになっている。調査区の遺跡は記録と遺物を残して湮滅。調査区域外には、中台1号墳の横穴式石室などが残っている。県営住宅団地計画…

きつね山古墳 柏市大室

利根川右岸の東急不動産が開発した宅地「柏ビレジ」に囲まれた高台の突端に残るきつね山古墳。文献[1]では、「墳形は円墳(前方後円墳)、径20m、円筒埴輪、遺存度◯?」とされる。古墳の隣に公園を造成することになり平成28・29年に発掘調査を実施したところ、…

上宿古墳 印西市大森

次に訪れたのが上宿(かみじゅく)古墳。貝化石を含む軟質砂岩の切石を使った横穴式石室が開口する。 上宿古墳【千葉県印西市】個人宅敷地内に開口する、貝化石入り砂岩を用いた横穴式石室。前回探訪したのは8月だったので蜂や蚊やカマドウマ地獄でしたが、今…

上福田岩屋古墳 成田市上福田

岩屋古墳(龍角寺105号墳)から東南に徒歩17分の位置にある上福田岩屋古墳。一辺約32m、高さ6mの方墳。7世紀後半の築造。貝化石を含む軟質砂岩の切石を使った横穴式石室が開口する。 入口からチョコっと石室を撮影 新兵器の自撮り棒で撮影 上福田岩屋古墳【千…

みそ岩屋古墳 (再訪) 印旛郡栄町龍角寺

岩屋古墳(龍角寺105号墳)の西石室の特別公開の前にみそ岩屋古墳(龍角寺106号墳)と龍角寺107号墳を再訪。 みそ岩屋古墳(龍角寺106号墳)。方墳。南東辺35m。高さ4.7m。三段築成。横穴式石室。7世紀後半の築造。石室の入り口はブルーシート(グリーンシート?)で…

龍角寺104号墳 (再訪) 印旛郡栄町龍角寺

岩屋古墳(龍角寺105号墳)の南西の藪の中の龍角寺104号墳。方墳。一辺34m。高さ2.7m。石切積横穴式石室。昨年は、藪が刈られて姿を見せていたそうだが、今年は岩屋古墳の草刈りも一部残っていて104号墳まで手が回らなかったとのこと。いつか、その姿を拝みた…

岩屋古墳(龍角寺105号墳)西石室 特別公開(2020/11/3)

千葉県印旛郡栄町の文化の日のイベントで岩屋古墳(龍角寺105号墳)の西石室が公開されると聞き駆けつけた。 南南東の一辺に2基の横穴式石室の開口部が9mの間隔で並ぶ。江戸時代後期には石室が開いていた記録があり、盗掘されたのか副葬品に関する記録はない。…

南塚原11, 12, 13号墳 神川町新里

青柳古墳群の南塚原支群の続き。農業用調整池の北側の3基。 南塚原13号墳(No.107)は径18mほどの円墳。周堀を確認。大塚稲荷古墳と南塚原9号墳の中間に位置する。 南塚原11号墳(No.99)は径20mほどの円墳。南塚原13号墳の北に位置する。7世紀第2四半期の築造。…

八龍神塚古墳 境町金岡

利根川(旧一ノ谷沼)を望む舌状台地上に立地する八龍神塚古墳(はちりょうじんづかこふん)。円墳。もとは径25m、高さ4m。主体部は砂岩切石を積み上げた横穴式石室。玄室は両袖式胴張り、奥行き2.65m、幅2.3m、高さ2.4m。1909年(明治42年)、開墾の際に発掘され…

二ツ山古墳1号墳 太田市新田天良町

旧陸軍新田飛行場跡の市野倉工業団地の南側の新田桜並木が県道332号と交わるT字路の南から東に伸びる新田並木(松並木)を進むと両側に二ツ山古墳1号墳(左)と2号墳が現れる。ともに前方後円墳。1号墳は74m。埋葬施設(主体部)は、割石乱石積の無袖型の横穴式石…

猪方小川塚古墳 (再訪) 狛江市猪方

古墳巡りを再開。4月にオープンした狛江市の猪方小川塚古墳公園を訪れた。古墳巡りは、桜が咲いて緩みが出たと言われた3月の3連休以来なのでほぼ3ヶ月ぶり。猪方小川塚古墳は、すでに消滅したと考えられていたが、2012年の宅地造成に伴う調査で個人宅の庭先…

弁天山古墳 富津市小久保

内裏塚古墳から南に4km離れた場所に単独で築かれた弁天山古墳。前方後円墳。全長87.5m。墳丘は土取り工事などで崩壊が進んでいた。1975年から4年間かけて墳丘の復元など保存整備された。後円部墳丘上の覆屋に竪穴式石室を保存。見学できる。この石室は1927年…

瀬戸岡古墳群 あきる野市瀬戸岡

多摩川の支流平井川右岸の秋留台地に位置する、都内有数の群集墳である瀬戸岡古墳群は、350m四方の範囲に50基ほどの古墳が分布する。都指定の史跡。 7号墳。石室が保存されている。 40号墳跡。 32号墳跡。1950年(昭和25年)に1号墳として発掘調査が行われた。…

飯野陣屋と三条塚古墳 富津市下飯野

飯野陣屋は江戸時代飯野藩の藩主保科家とその家臣たちの屋敷。慶安元年(1648年)から廃藩置県の明治4年(1871年)まで存続した。日本三陣屋の一つ。 内裏塚古墳群の三条塚古墳は、飯野陣屋内に位置する6世紀末葉の前方後円墳。全長122m。周溝長193mの二重周溝が…

二子塚古墳(丸山4号墳) 石岡市柿岡

丸山古墳を見学した後で、「古代散策ロード」の地図にあった二子塚古墳を探索した。 説明板を発見。二子塚古墳(丸山4号墳)は、丸山古墳の東方30mに位置する前方後円墳。全長35m。主軸は西北方。説明板の左に後円部の横穴式石室の開口部に至る進入路があった…

岩谷古墳 石岡市青田

土浦市と石岡市を結ぶ県道138号の朝日トンネル(1,784m)を抜けた先にある岩谷古墳。円墳。複式構造の横穴式石室が開口する。東日本大地震で石室の壁石が1枚倒れた。平成29年度に発掘調査と石室の解体、修復、墳丘の復元を実施。 「石岡を掘る4展示解説」に復…

天神山2号墳 嵐山町勝田

墳活初めの3基目は嵐山町の天神山古墳群の天神山2号墳。花見台第一公園の調整池の北にある淡洲神社の裏山を登ったところにある。 淡洲神社 「イノシシ注意」の道 左が天神山1号墳、右が天神山2号墳。 天神山2号墳。円墳。径15m。凝灰岩の切石を使用した胴張…

稲荷塚古墳 嵐山町菅谷

墳活初めの2基目は、嵐山町の稲荷塚古墳。胴張型の複式構造の横穴式石室を持つ。側壁は結晶片岩の扁平な割り石の小口積み。奥壁と天井部は大きな一枚岩の片岩。 文献[1]によると胴張型横穴式石室について「渡来人である壬生吉志氏の一族が武蔵国に来て広めた…

若宮八幡古墳 東松山市石橋

今年の墳活初めは、東松山市の若宮八幡古墳。下唐子古墳群の塚原支群の主墳。円墳。径34m。6世紀後半の築造。胴張型の複式構造の横穴式石室を持つ。砂質凝灰岩で「切石切組積工法」を採用。墳頂に八幡神社を祀る。 2018年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆…

公津原39号墳 成田市船形

成田ニュータウンの西端の成田市船形の麻賀多神社(まかたじんじゃ)の東側に印波国造(いんばのくにのみやつこ)の伊都許利命(いつこりのみこと)の墳墓と伝わる方墳がある。全長36m、高さ5m。公津原39号墳。 蓋石の隙間にスマホのレンズを向けて撮った写真。ピ…

一ノ関古墳 伊勢崎市本関町

一ノ関古墳は6世紀後半に築造された前方後円墳。粕川の侵食で前方部の大半が削られている。全長は現在では約28m。もともとは約50mと推定。後円部の南側に両袖型の横穴式石室が開口。 一ノ関古墳/伊勢崎市 にほんブログ村

巌穴山古墳 太田市東今泉町

巌穴山古墳(いわあなやまこふん)は、古墳時代終末期(7世紀前半)の方墳。一辺36.5m、高さ6m。南側に横穴式石室が開口。石室は両袖型の複式構造、全長13.4m。 西から。 南から。 南東から。 墳丘上から。 北西から。 太田市|巖穴山古墳 太田市の古墳パンフレ…

観音塚古墳 高崎市八幡町

八幡古墳群の観音塚古墳は観音塚考古資料館から南に徒歩2分の位置にある前方後方墳。全長105m(復元長)。前方部4段築成、後円部3段築成。6世紀末から7世紀初めの築造。 後円部の南側に開口する両袖式の横穴式石室は全長15.3mで日本を代表する巨石石室。最大で…

「群馬に古墳が造られ始めたころ」高崎市観音塚考古資料館

高崎市観音塚考古資料館で開催中(12/1まで)の企画展「群馬に古墳が造られ始めたころ」を見てきた。群馬県の古墳時代前期にスポットを当て、群馬県地域における弥生時代後期末から古墳時代前期の墳墓・古墳などの実態を俯瞰する。群馬県の出現期の古墳はほぼ…