週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

平安時代遺跡

天台塚古墳 厚木市鳶尾

厚木市及川伊勢宮遺跡の見学会でご一緒したお仲間と古墳巡り。最初に訪れたのは、鳶尾中央公園の天台塚古墳。天台塚古墳は、文献[2]では「天台塚古墳(鳶尾古墳) (728) てんだいづかこふん(とびおこふん) [群] <O-13> (荻野 三田地区3号墳) [所] 厚木市鳶尾2 [立] </o-13>…

宮前遺跡見学会 (5/28) 鴻巣市宮前

鴻巣市の宮前遺跡の第3次発掘調査の見学会に参加した。宮前遺跡は、荒川左岸に細く伸びる大宮台地の北縁部に立地する縄文時代から近世にかけての集落遺跡で、一般国道17号(上尾道路II期区間)建設事業に伴って、2021年7月からの第1次調査、2022年度の第2次調…

西別府祭祀遺跡 熊谷市西別府

深谷市の欠下台古墳の南東約700m、市境を跨いだ熊谷市の湯殿神社を参拝して、西別府祭祀遺跡を見学した。 湯殿神社 幡羅官衙遺跡群(はらかんがいせきぐん) 所在地 熊谷市西別府字西方、天神、瀧下 幡羅官衙遺跡群は、古代幡羅郡家(ぐうけ)に係わる遺跡群で、…

海隣寺於茶屋遺跡 佐倉市海隣寺町

並木1号墳を訪れた際に、佐倉市役所の海隣寺於茶屋遺跡にも立ち寄った。縄文時代から奈良・平安時代までの複合遺跡。 文献 [1] 佐倉市教育委員会文化課 2012 『平成22年度 佐倉市埋蔵文化財発掘調査報告書』佐倉市教育委員会 [2] 印旛郡市文化財センター他 2…

芥川龍之介旧居跡 北区田端

北区田端の芥川龍之介旧居跡を訪れた。芥川龍之介は東京帝国大学学生であった1914年(大正3年)から亡くなる1927年(昭和2年)まで、この地に住んでいた。この時期に、小説「羅生門」などを執筆した。田端は、明治中頃までは閑静な農村だったが、上野に東京美術…

平沢官衙遺跡 つくば市平沢

平沢官衙遺跡は、奈良・平安時代の常陸国筑波郡の郡役所跡と想定される遺跡。校倉、土倉、板倉の3棟の高床倉庫を復元して古代空間を再現。案内所を併設。遺物の出土量は発掘調査面積の割に多くなく、米等を保管した倉庫だったこと等によると考えられる。1975…

日向廃寺跡 つくば市北条

日向廃寺跡は城山(別名は多気山、標高129.4m)の麓、標高32.0mのつくば市北条字日向に立地。昭和54年に町営住宅の共同汚水槽建設で巴文軒瓦と円形柱座を有する花崗岩製の基礎が見つかり、同年と翌年の2度にわたり、筑波町と筑波大学歴史・人類学系が発掘調査…

影向寺遺跡 現地見学会(6/24) 川崎市宮前区野川本町

2015年に川崎市初の国史跡に指定された橘樹官衙遺跡群の全容解明に向けて川崎市教育委員会が実施した影向寺遺跡の発掘調査の現地見学会に参加した。橘樹郡衙遺跡群は橘樹官衙跡及び影向寺遺跡から構成されている。今回、影向寺境内南西側を調査した。横一列…