週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

胴張型横穴式石室

伊勢塚古墳 藤岡市

鮎川と鏑川の合流点付近にある伊勢塚古墳は、径27.2mの不正八角形墳と考えられる。南に開口する横穴式石室は、美しい模様積みで、市内では最大級(全長8.94m)の石室。 南南東から 南南西から 南から 羨道 胴張り構造の玄室。ドーム状の構造の模様積みと称され…

七ツ塚古墳群 (再訪) 日野市新町

仕事納めの後、七ツ塚古墳群の残存する墳丘を確認するために再訪した。 七ツ塚公園から西側の日野自動車総合グラウンドの体育館。体育館の工事の時に七ツ塚の一つを潰したとの情報もある。 体育館の南側に七ツ塚古墳群の4基の墳丘が残存する。北東から。 南…

船田古墳 八王子市長房町

都営長房団地の造成に伴う発掘調査で径約14mの円墳の周溝と川原石を積んだ石室が検出された。墳丘は削平されていた。古墳は公園内に埋め戻され保存された。石室は、玄室の入口と羨道との段差が片方しかない片袖式、片側の側壁には緩い胴張りが認められる。 …

北大谷古墳 八王子市大谷町

中央自動車道の八王子インターの南にある都立小宮公園から、徒歩で北大谷古墳を目指した。 何の目印もない山道に入る。Google Mapだけが頼り。 古墳の周囲は畑と原っぱが広がる。 南西から。木立の中に墳丘が認められる。古墳は、丘陵尾根よりやや南に向かっ…

浄土古墳群 昭島市田中町

1975年に浄土寺趾と伝わる地で石室が検出された。1981年に周辺から小石室4基が検出された。これらを浄土古墳群と呼ぶ。文献[1]によると1号墳の「墳丘は消滅」「主体部は小公園として石室を保存。川原石による。奥壁は凝灰質砂岩の一枚岩。明確な羨道のない横…

高坂3号墳 東松山市高坂

宅地開発のため記録・調査中の高坂3号墳。円墳。径16m。2月11日の遺跡見学会の見学者が予想以上だったため、急遽、見学コースに追加され解説していただいた。3号墳の墳丘はすでに北東部のみで南半分と西半分は削り取られていた。南に開口部を持つ横穴式石室…

天文台構内古墳 三鷹市大沢

国立天文台の三鷹キャンパス内にある古墳。2007年の調査で、墳形は上円下方墳と判明。上円下方墳と確認されたのは武蔵府中熊野神社古墳に次いで4例目。四方を周溝に囲まれた方形(南北30〜31m、東西25〜27m)の1段目と、その上に円形(径18.6m)の墳丘からなる2…

稲荷塚古墳 多摩市百草

多摩丘陵の北辺、多摩川に注ぐ大栗川右岸の舌状台地上に立地する稲荷塚古墳。全国的に珍しい八角形墳。幅2mの周溝の内側に径34m、2段の墳丘。2段目に切石造りの胴張り複室構造の横穴式石室。幅約2mの周溝が巡る。7世紀前半の築造。都指定の史跡。 詳細情報 :…

下谷保1号墳 国立市谷保

武蔵府中熊野神社古墳から西に徒歩12分。甲州街道(国道20号線)の国立インター交差点近くにある下谷保(しもやぼ)1号墳。円墳。径23m。高さ2m。7世紀前半中頃の築造。1985年の調査で、河原石積みの横穴式石室を検出。玄室は胴張り。床には扁平な石を敷く。玄室…

武蔵府中熊野神社古墳 府中市西府町

や武蔵府中熊野神社古墳はJR西府駅から北に徒歩8分。熊野神社の社殿裏にある古墳。2003年の発掘調査で三段築成の上円下方墳であることが確認された。1段目は一辺32mの方形、2段目は一辺23mの方形、3段目は直径16mの円形。7世紀の築造。墳丘は2009年に復元さ…

飛鳥山1号墳 北区王子

飛鳥山公園にある飛鳥山1号墳は、渋沢栄一旧邸の築山を発掘調査して古墳と判明した。古墳時代後期の円墳。径31m。1989年の調査で幅3.1mの周溝が見つかり、1993年の調査で切石積み胴張型の横穴式石室が確認された。石室部分からは太刀の一部、切子玉、ガラス…