週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

貝塚周辺の文化財を歩く会(4/8) 上高津貝塚ふるさと歴史の広場(考古資料館)

上高津貝塚ふるさと歴史の広場(考古資料館)のテーマ展「土浦の遺跡28 武者塚古墳と古代焼き物のさと」の記念行事として開催された「貝塚周辺の文化財を歩く会」に参加した。開催日が4月8日の花まつり(お釈迦様の誕生日、灌仏会)だったので、普段は公開されていない弥陀堂の内部など見学させていただくことができた。ありがとうございます。

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弥陀堂(土浦市粕毛、江戸時代、市指定文化財)
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石造五輪塔(土浦市佐野子、花崗岩製、高さ265cm、室町時代、市指定文化財)、つくば市の平沢でつくられ、この地に移されたという江戸時代の記録がある。
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備前川、記録はないが伊奈備前守忠次に由来するかも。
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般若寺
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石造五輪塔(土浦市宍塚、鎌倉時代、県指定文化財)
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石造五輪塔 – 茨城県教育委員会

宍塚大池と鎌倉街道
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貝塚周辺の文化財を歩く会
日時:4月8日(土曜日)午前9時30分考古資料館集合、正午解散(予定)
定員:30人(要事前申込、小学生以上)
内容:上高津貝塚から粕毛・佐野子・宍塚の文化財を約6キロ徒歩で見学します。
参加費:50円(資料代)

テーマ展「土浦の遺跡28 武者塚古墳と古代焼き物のさと」を開催しています | 土浦市公式ホームページ

指定文化財・登録文化財 | 土浦市公式ホームページ

上高津ジオサイト筑波山地域ジオパーク (地図に弥陀堂と五輪塔を加筆)

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般若寺(はんにゃじ)

現在の宍塚地区や矢作地区は、周囲の水田から少し高くなっており、関東ローム層が覆う低台地となっています。ここに立地する般若寺は、天暦元(947)年に開かれたとされる古刹で、中世には慈善事業で有名な僧侶、忍性(にんしょう)が滞在しました。鎌倉時代後期、建治元(1275)年の銘がある銅鐘は、国の重要文化財に指定されています。

宍塚大池(ししつかおおいけ)

谷をせき止めて作られた溜池です。池にはオニバスやヒシなどの水生植物がみられ、マガモなど水鳥が飛来します。周囲には里山が広がり、様々な昆虫や動植物を観察することができます。

埼玉県行田市小針の「中川の碑」に、伊奈忠次による荒川の瀬替え(荒川の西遷)の説明。また、埼玉県川口市のイイナパーク川口に像が立つ伊奈忠治は忠次の子。

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