週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

博物館

久ヶ原遺跡 大田区久が原

昨年、大田区立郷土博物館を訪れたら展示入替ため休館だった。今回、再訪してリベンジを果たした。田園調布古墳群から出土した遺物など見所が多い。 郷土博物館を堪能した後、久ヶ原遺跡のある久が原の台地を目指した。久ヶ原遺跡は、弥生時代後期を中心とし…

「愛で育て屠る 家畜」展 東京大学総合研究博物館

遠藤秀紀展示監督作品「愛で育て屠る 家畜」展を東京大学総合研究博物館で観覧した。 ウシやウマってこんなに大きいのね、鶏ってこんなに種類があるのね、とか観るとわかる。これらを収蔵する博物館ってすごい。展示台の下のケヅメリクガメの標本が気になっ…

発掘された日本2019 江戸東京博物館

江戸東京博物館で開催された「発掘された日本2019」展を観覧した。 古墳時代では、岡山県岡山市の金蔵山古墳から出土した埴輪、栃木県足利市の行基平山頂古墳から出土した埴輪を展示。また、特集2「記念物100年」では、群馬県前橋市の堀内4号墳から出土した…

「相澤忠洋 - その生涯と研究 -」展 岩宿博物館

群馬古墳フェスタ2019でまりこふんさんの「こふんにコーフンライブ」を堪能した後、岩宿博物館で開催中の「相澤忠洋 - その生涯と研究 -」展を見学した。1949年の岩宿遺跡発掘により日本に旧石器時代があったことを世に知らしめてから70年を記念した企画展。…

翡翠原石館 品川区北品川

昨年、國學院大学博物館で副館長の内川隆志さんの「勾玉を語る」というテーマのミュージアムトークを聴講したり、江戸東京博物館の企画展「玉 - 古代を彩る至宝 -」を観て、古代の玉(タマ)、特にヒスイ(翡翠)に興味を持った。ネットで品川にヒスイのプライベ…

真福寺貝塚(再訪) さいたま市岩槻区城南

大宮台地の東縁、岩槻支台の中央にある真福寺貝塚を再訪した。標高約11〜12m。前回は真夏に訪れたので草茫々で石碑もほぼ草に埋まっていた。 岩槻駅前にある「みみずく土偶」(レプリカ)。 さいたま市岩槻郷土資料館を見学した。 芳林寺の太田道灌像 さいたま…

特別展「国宝 東寺」 東京国立博物館

東京国立博物館で開催中(6/2まで)の特別展「国宝 東寺」を観覧した。 写真撮影は帝釈天騎象像のみ可能。 東寺講堂の立体曼荼羅を構成する21体の仏像のうち15体が並ぶ「曼荼羅の世界」に息を飲む。古墳時代の終焉から2世紀のち、唐で密教を学んで帰国した弘法…

大塚初重スケッチ絵画展 明治大学博物館

明治大学博物館で開催中(6/16まで)の大塚初重スケッチ絵画展を見学した。大塚初重さんが1986年から四半世紀にわたって31冊のスケッチブックに描きつづけた665点にのぼる全国各地の古墳のスケッチの中から、約30点を紹介。スケッチを見ていると描かれた古墳に…

山王塚古墳 川越市大塚

川越市立博物館の企画展「山王塚古墳 上円下方墳の謎に迫る」を観覧した。平成24年度(2012年)から4次にわたり実施した発掘調査の成果だけでなく、武蔵の終末期古墳や各地の上円下方墳の解説と出土品、7世紀の武蔵国の解説と充実した内容だった。展示図録では…

岩宿遺跡 みどり市笠懸町阿左美

琴平山と稲荷山の切り通しで、1946年に相澤忠洋さんが石器を発見。1949年に明治大学がA地点を発掘調査。日本で初めて関東ローム層の中から石器が見つかる確認された。これが日本の旧石器研究の扉を開いた。 岩宿遺跡(A地点) 岩宿ドーム。岩宿遺跡発掘のきっ…

岩宿ムラまつり (3/31) みどり市笠懸町阿左美

みどり市岩宿博物館隣の岩宿人の広場で開催された「岩宿ムラまつり」に参加した。9時半の整理券配布の列に並んで、「石器つくり」を体験した。 みどり市のマスコットの「みどモス」 土器焼き 「石器つくり」は下拵えされた黒曜石を鹿の角で叩いて槍先形尖頭…

夜桜見物と摺鉢山古墳 台東区上野公園

気象庁が3月21日に東京都心で桜が開花したと発表したので、上野公園の夜桜を見物。摺鉢山古墳にも立ち寄った。 どこかのTVクルーが中継の準備中。 摺鉢山古墳。前方部から。 後円部から。 過去のブログを貼っておく。 上野公園の国立科学博物館では、24日ま…

飛ノ台貝塚 船橋市海神

東武アーバーンパークラインの新船橋駅西口のイオンモール船橋の南側にある海神中学校とその周辺に広がる飛ノ台貝塚は縄文時代早期(約7,000年前)の遺跡。 奥の建物は飛ノ台史跡公園博物館。 飛ノ台史跡公園博物館では企画展「ここまでわかった! 1万年前の取…

坂西横穴墓群 日野市大坂上

JR東の中央本線の日野駅から南に徒歩8分の線路脇で、1974年に道路建設工事中に発見された坂西横穴墓群。 詳細情報 : 東京都文化財情報データベース 人骨標本コレクション >> 標本・資料データベース :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Scienc…

荒久古墳 千葉市中央区青葉町

東京湾に開析された千葉寺谷の最奥部に造られた荒久古墳(あらくこふん)。方墳。一辺約20m。残存長約9m。8世紀(古墳時代終末期)の築造。青葉の森公園の彫刻広場の隣にある。 南東から。墳丘に石碑が見える。 南から。 東から。 北から。「天女の舞」(北村西望…

七天王塚 千葉市中央区亥鼻

千葉大学亥鼻キャンパス内に5基、キャンパス南の道路脇に2基、合わせて7基の塚は牛頭天王を祀り、七天王塚と呼ばれる。七天王塚を含む亥鼻城跡は千葉市の史跡に指定されている。七天王塚の中心から古墳が発見されていることから七天王塚も古墳の可能性もある…

加曽利貝塚 千葉市若葉区桜木

現地説明会のあと、加曽利博物館、北貝塚、復原集落を見学した。 北貝塚。 加曽利E地点。 北貝塚縦穴住居跡群観覧施設 北貝塚の貝層断面。 発掘調査区域を南から。 31体の人骨を検出。 南貝塚の南側の復原集落。考古学では復元と復原で用語を使い分けている…

企画展「玉 - 古代を彩る至宝 -」 江戸東京博物館

江戸東京博物館で開催中(12月9日まで)の企画展「玉 - 古代を彩る至宝 -」を観た。 古墳時代を中心に、ヒスイ、メノウ、碧玉、水晶、ガラス、コハクなどで作られた勾玉、管玉、垂飾など計74件(約1万2千点)を展示。生産地、製造工程の資料、玉飾りを付けた人物…

三変稲荷神社古墳 川越市小仙波町

新河岸川西岸、小仙波4丁目遺跡などから続く方形周溝墓群の南端、仙波台地東縁にある三変稲荷神社古墳。方墳。一辺22m。4世紀後半の築造。入間郡で最古の古墳。墳丘の上に稲荷様を祀る。 近隣から表採された鼉竜鏡(だりゅうきょう)と碧玉製石釧(へきぎょくせ…

権現山古墳群 ふじみ野市滝

権現山古墳群は、新河岸川を臨む標高16mの武蔵野台地の縁に位置し、滝地区の古墳時代前期の集落を見下ろすように前方後方墳1基と方墳11基が築かれた。 2号墳。前方部後方墳。全長32m。3世紀後半の築造。周溝から焼成後の底部穿孔壺形土器と焼成前底部穿孔壺…

東京の博物館巡り、ケイナー博士講演会、将門首塚

平日に東京の博物館巡りをした。最初に訪れたのは港区立三田図書館の4階にある港区立港郷土博物館。2016年の正月に放送された「怒り新党」の「新三大知る人ぞ知る素晴らしき博物館」で1位に選ばれた。訪れてみたら、なんと移転のため9月1日で閉館だった。11…

大森貝塚 品川区大井・大田区山王

1877年(明治10年)6月18日の39歳の誕生日に横浜港に到着した米国のモース博士は、翌日、横浜駅から新橋駅に向かう汽車の車窓から大森貝塚を発見した。政府の許可を得た上で9月16日に発掘を行ない、土器、骨器、獣骨を発見。出土品は東京大学に保管されている…

泉崎横穴 泉崎村泉崎

1933年(昭和8年)に道路工事中に発見された泉崎横穴。いくつかの横穴墓が発見された。4号横穴墓には玄室の壁面に赤色顔料で騎馬人物や馬、渦巻きなどの絵画が描かれていた。当時、東北地方で古墳時代の装飾壁画の発見は初めてで、翌年、国の史跡に指定され保…

三ノ宮3号墳の石室 比々多神社 伊勢原市三ノ宮

東名高速道路の建設に伴い消滅した三ノ宮3号墳の横穴式石室が相模国三之宮 比々多神社の境内に移設保存されている。円墳。1964年に明治大学が発掘調査。馬具(金銅製責金具、雲珠、轡など)、鉄製三角穂鉾、直刀、刀子、鉄鏃、玉類、須恵器等が出土した。野積…

多胡碑 高崎市吉井町池

多胡碑は和銅4(711)年3月、この地に「多胡郡(たごのこおり)」が設置されたことを記念した石碑。縦書き6行平80字。楷書体の文字には当時最先端の中国文化の影響が認められる。続日本書紀に多胡郡建郡についての記事があり、多胡碑の内容を裏付ける。平安時代…

国分寺跡付近出土の渡来銭 下野市国分寺

1990年に天平の丘公園整備工事で、常滑焼の壺に入った12,441枚の銭が見つかった。銭は中国、朝鮮から渡来したもの。中国の新、唐、五代、北宋、南宋、金、元、朝鮮の高句麗で鋳造された。出土した埋蔵銭の一部が下野市立しもつけの風土記の丘資料館で展示さ…

オトカ塚古墳 下野市国分寺

天平の丘公園の中にあるオトカ塚古墳。帆立貝形古墳。全長約45m。周溝を含めた全長58m。高さ1.2m。6世紀後半の築造。 北から。後円部。 北西から。 西から。左が後円部、右が前方部。 南から。前方部。横穴式石室が埋まっている。 南東から。 東から。 北東…

琵琶塚古墳 小山市飯塚

琵琶塚古墳は摩利支天塚古墳の北に隣合う前方後円墳。全長123.1m、後円部径74.2m、高さ11m、前方部幅64m、高さ8.5m。三段築成。第一段目に幅4m前後の平坦面を持つ。周溝は二重に巡り、周溝を含めた全長は200mを超える。摩利支天塚古墳に続く6世紀前半頃の築…

吾妻古墳の玄門石と天井石 壬生町城址公園

吾妻古墳の玄門石と天井石が壬生町城址公園にある。 壬生町城址公園には壬生町立歴史民俗資料館があり、富士山古墳から出土した高さ168cmの家形埴輪などを展示している。 ADEAC(アデアック):デジタルアーカイブシステム にほんブログ村

「地中からのメッセージ」 さきたま史跡の博物館

さきたま古墳公園のさきたま史跡の博物館で開催中の平成30年度最新出土品展「地中からのメッセージ」を見てきました。 今年2月に現地説明会があった埼玉古墳群二子山古墳で出土した土師器、円筒埴輪、須恵器など、さいたま市の本杢遺跡の円墳跡から出土した…