週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

英国大使館 千代田区一番町

英国大使館の付近を散策した。 英国大使館 サトウ公使植桜の地 サトウ公使植桜の地 アーネスト・サトウ(1843〜1929)はイ ギリス出身の外交官です。幕末に通訳官・書記官として来日し、流暢な日本語を生かして討幕派だけでなく佐幕派とも広い交友関係を作りま…

「来て、見て、知って!昔のくらし」展 北区飛鳥山博物館

北区飛鳥山博物館で開催中の小学3年生対応展示「来て、見て、知って!昔のくらし」展を鑑賞した。博物館が収集してきた資料のうち、大正・昭和と北区地域に暮らしてきた人々が使用したさまざまな生活用具を約70点と地図、写真などを展示。 令和5年度 小学3年…

小山田1号遺跡 町田市小山田桜台

町田市考古資料室の次に小山田桜台こぶし公園の小山田1号遺跡を訪れた。平安時代末期から室町時代にかけての有力武士の館跡。桜と白木蓮(シロモクレン)の共演。 東京都指定史跡 小山田1号遺跡 所在 町田市小山田桜台二丁目 16-32 指定 1985年(昭和60年)3月18…

十三塚 寒川町岡田

大神塚(応神塚)古墳の発掘調査現場見学会の前に十三塚を見学した。十三塚は、村境や街道筋に沿って、ほぼ一直線に並ぶものが多く、こちらの十三塚もその一例。 十三塚(②小僧塚) 十三塚(③おこり塚) 十三塚(おこり塚) 十三塚は、北は岩手県、南は鹿児島県まで…

蒲生君平の墓 台東区谷中

トーハクの「コレクションの探求 はにわ展から50年」を鑑賞した後で桜に誘われて上野公園から谷中を散歩した。そのときに、蒲生君平の墓のある臨江寺を訪れた。 蒲生君平は、寛政の三奇人の一人、天皇陵(古墳)を初めて体系的に調査した江戸時代の儒学者。京…

橘樹官衙遺跡群 (再訪) 川崎市高津区千年

3月の蟹ヶ谷古墳群の現地見学会の前に、史跡公園の整備中の橘樹官衙遺跡群の橘樹郡家[郡衙]跡 (千年伊勢山台遺跡)を訪れた。 北側の空き地でも 東側の空き地でも 千年伊勢山台古墳 桜と菜の花 川崎市教育委員会:国史跡橘樹官衙遺跡群川崎市教育委員会:…

般若寺 土浦市宍倉

「貝塚周辺の文化財を歩く会」で訪れた般若寺(はんにゃじ)は、見どころ満載だった。本堂で住職にお話をうかがった。寺伝によれば、天暦元年(947年)平将門の次男将氏の娘、安寿姫(如蔵尼)様により尼寺として創建。鎌倉時代に北条氏の保護を受け七堂がらん、五…

将軍塚古墳 宇都宮市上欠町

聖山公園に保存されている将軍塚古墳を訪れた。聖山公園は宇都宮市が運営する公営霊園で、宇都宮市西部にある。将軍塚古墳は径約30mの円墳。聖山公園の墓園造成にあたり、1982年から1987年に5ヵ年計画で記録保存のための発掘調査が実施された。第4ヵ年目の19…

金売り吉次の墓 壬生町上稲葉、鹿沼市樅山

壬生町と鹿沼市の2ヶ所の金売り吉次の墓をお参り。 金売り吉次の墓(壬生町上稲葉) 金売り吉次の墓(伝説) 金売り吉次は、鎌倉時代の初め頃、源義経に仕えた金売り(砂金などの売買を商売とした者)と言われています。 義経は平家を壇ノ浦に滅ぼした後、兄頼朝と…

精忠神社と畳塚 壬生町本丸

壬生城本丸跡のお隣の精忠神社を参詣。 精忠神社 畳塚 畳塚 (たたみづか) 鳥居元忠は慶長五年(1600)の関ヶ原の戦に先立ち、徳川家康の命により伏見城を守りました。石田三成方の大軍を引き受けよく戦いましたが、約1ヶ月の攻防戦の末、伏見城にて自刃しまし…

壬生城 本丸跡 壬生町本丸

次に壬生町立歴史民俗資料館を訪れた。壬生町立歴史民俗資料館は壬生城の本丸跡にある。 吾妻古墳石室部材「玄門石」 吾妻古墳石室部材「天井石」 壬生町立歴史民俗資料館 ミニ企画展を鑑賞した。 にほんブログ村

丸山古墳 栃木市田村町

下野国庁跡資料館に展示されていた下野国庁跡周辺航空写真に丸山古墳が記されていたので訪れた。 栃木市の文化財一覧 - 栃木市ホームページ 下野国庁跡周辺航空写真(一部) 桜が満開だったので、向かいの星宮神社も撮影したが、ふっき〜さんのブログ記事によ…

下野国庁跡 栃木市田村町

次に下野国庁跡を訪れた。桜とタンポポが満開。 宮野辺(宮目)神社 南門 前殿 東脇殿 西脇殿 西脇殿 長大な南北棟の建物であり、国府の役人が事務を行った施設です。発掘調査により延暦10(791)年頃焼失したことを確認しています。東側に建てられた同規模の東…

篠塚稲荷神社古墳 小山市大本

ここからは、栃木県の古墳巡り。壬生町立歴史民俗資料館でミニ企画展「愛宕塚古墳の埴輪たち」を鑑賞する前、最初に訪れたのは、小山市の篠塚稲荷神社古墳。 篠塚稲荷神社古墳は、思川西岸に広がる沖積地の北端近くに築かれた、6世紀中葉頃の前方後円墳。前…

谷中の桜(その3) 台東区谷中

谷中の散歩の続き。気がついたら、また谷中霊園。 渋沢栄一家墓所 4年前から大きく変化していた。 にほんブログ村

谷中の桜(その2) 台東区谷中

谷中の散歩の続き。 本行寺 経王寺 延命院 夕やけだんだん 七面坂 谷中ほたるさわポケパーク(4月1日オープン) 大円寺の煉瓦塀 区立谷中小学校の煉瓦塀 宗善寺 煉瓦造の蔵と煉瓦塀 にほんブログ村

谷中の桜(その1) 台東区谷中

桜に誘われて、谷中霊園を散歩。 川上音二郎の碑 天王寺五重塔跡 銅造釈迦如来坐像台座跡 鬱金桜(うこんさくら) 几号水準点 天王寺 歴史と文化の散歩道 「8.谷中コース(湯島天神―西日暮里駅/駒込駅、7.3km)」 歴史と文化の散歩道|東京都生活文化スポーツ…

上野の桜 台東区上野公園、上野桜木

トーハクで「コレクションの探求 はにわ展から50年」を鑑賞した後で、桜に誘われて散歩。 旧博物館動物園駅 東京藝術大学 下町風俗資料館付設展示場 にほんブログ村

コレクションの探求 はにわ展から50年 東京国立博物館

トーハクの創立150年記念として平成館企画展示室で開催中の「コレクションの探求 はにわ展から50年」を鑑賞した。トーハクで1973年に開催された「はにわ展」から50年。この50年間の埴輪研究の成果を、50年前に展示した埴輪を中心に紹介する。会期は4月9日ま…

大神塚(応神塚)古墳発掘調査現場見学会 (3/25) 寒川町岡田

昨年に引き続き、今年も神奈川県寒川町の大神塚(応神塚)古墳の発掘調査現場見学会に参加した。実際は、「小雨なら開催」のところ、小雨とは言えない雨で中止だった。中止を知らずに訪れたところ、見学させていただいた。ありがとうございます。昨年は後円部…

都議会議場前の桜 新宿区西新宿

都議会議場前の桜が咲きました。 世界が夢中な東京へ Tokyo Tokyo Old meets New | Tokyo Tokyo Official Website にほんブログ村

蟹ヶ谷古墳群 第8次発掘調査 現地見学会 (3/4) 川崎市高津区蟹ヶ谷

昨年に引き続き今年も蟹ヶ谷古墳群の発掘調査の現地説明会に参加した。2013年に始まった蟹ヶ谷古墳群の調査は、開始から10年を迎え、今回の第8次調査で、一旦、終了とのこと。この10年の調査で分かったことを、専修大学の高久教授に総括していただいた。川崎…

児玉・深谷地域の古墳と副葬品 早稲田リサーチパーク(本庄市)

熊谷市の池上遺跡見学会の後で、本庄早稲田の杜ミュージアムの2階、早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター2階情報資料室で、地域連携展覧会「児玉・深谷地域の古墳と副葬品」を鑑賞した。展示されたのは深谷市の四十塚古墳、黒田古墳群、見目1号…

摺鉢山古墳 (再訪) 台東区上野公園

兵馬俑を鑑賞した余韻に浸りつつ摺鉢山古墳を再訪。 上野大仏にも寄った。 早咲きの桜 駅のポスター にほんブログ村

那須官衙遺跡 那珂川町小川

二荒神社古墳群の探索の後で、那珂川町なす風土記の丘資料館を訪れたら、常設展示替えに伴う工事のため休館中だった。仕方がないので、那須官衙遺跡の正倉跡を見学した。 那須官衙遺跡 文化遺産オンラインとちぎの文化財【那須官衙遺跡】とちぎいにしえの回…

布施弁天 東海寺 柏市布施

布施弁天 東海寺は、弘仁14年(823年)3月、嵯峨天皇の時に紅龍山東海寺として、伽藍を建立。勅願所に指定されたといわれる。浅草、江ノ島とともに関東三弁天の一つに数えられる。布施弁天縁起によると、大同2年(807年)7月7日の夜「紅龍が現れ島を築き」と、現…

天神山古墳 行田市小見

虚空蔵山古墳の西約200mの嶺雲寺山門前に所在する天神山古墳。文献[1]では、径20mの円墳。墳丘上に埴輪片らしきもの。 嶺雲寺 虚空蔵山古墳 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 [2] 塩野博 2004「埼玉の古墳 北埼玉・南埼玉・…

稲荷塚古墳 吉見町北吉見

吉見百穴から東に約350mの丘陵の東側にある稲荷塚古墳。文献[1]では、規模不明の円墳。 市野川沿いの桜並木と吉見百穴 吉見百穴はちょうど4年前の同じ時期に訪れた。 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

富士浅間塚古墳 川島町三保谷宿

4月に熊谷市の埼玉県文化財収蔵施設で特別公開された北大竹遺跡の出土品を見学したが、その日は、熊谷市に行く前に、川島町、吉見町、東松山市に寄り道した。 最初に訪れたのは、市野川の自然堤防に位置する氷川神社境内の富士浅間塚古墳。文献[1]では、径15…

豊受大神 海老名市杉久保北

杉久保富谷児童公園の「杉久保遺跡・富谷横穴墓群」の説明板の地図に記されている豊受大神(豊受神社)を参詣した。 海老名郷土かるた「む」|海老名市公式ウェブサイト 神奈川県神社庁/神社検索/豊受大神 にほんブログ村