週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

葺石

上侍塚古墳 第1回発掘調査現地説明会 (9/23) 大田原市湯津上

9月23日に開催された上侍塚古墳の令和5年度第1回発掘調査現地説明会に参加した。本調査は今年で3年目。昨年度は現地説明会が3回開催された。昨年度も1回目の説明会に参加した。1回目よりも2回目、3回目の説明会の方が調査結果や成果が期待できるのだが、北関…

飯塚・招木古墳群(18・19・27・28号墳) 秩父市寺尾

飯塚・招木古墳群の続き。 飯塚・招木28号墳? 文献[1]では「円墳、径16.0m」 飯塚・招木27号墳? 文献[1]では「円墳、径19.0m」 飯塚・招木18号墳? 文献[1]では「円墳、径12.6m」 飯塚・招木19号墳? 文献[1]では「円墳、径8.0m、葺石」 文献 [1] 埼玉県教…

飯塚・招木古墳群(5・6・7・11・12・13号墳) 秩父市寺尾

飯塚・招木古墳群の続き。 飯塚・招木5号墳 文献[1]では「円墳、径12.0m、葺石」 飯塚・招木11号墳? 文献[1]では「円墳、径10.1m」 飯塚・招木6号墳? 文献[1]では「円墳、径11.1m、葺石」 飯塚・招木7号墳? 文献[1]では「円墳、径14.4m」 飯塚・招木13号…

飯塚・招木古墳群(1・2・3・4・9号墳) 秩父市寺尾

飯塚・招木古墳群の続き。 飯塚・招木4号墳 文献[1]では「円墳、径7.1m、横穴式石室」 飯塚・招木9号墳? 文献[1]では「円墳、径13.3m、横穴式石室」 飯塚・招木3号墳 文献[1]では「円墳、規模不明」 飯塚・招木2号墳 文献[1]では「円墳、径12.6m」 飯塚・招…

上侍塚古墳 発掘調査現地説明会(12/3) 大田原市湯津上

昨年に引き続き、今年も上侍塚古墳の発掘調査の現地説明会が開催されたので参加した。今年は先月、参加した発掘体験で、私が掘ったトレンチ(試掘溝)も、説明会の公開対象になっていたので、発掘体験で掘ったトレンチのその後の姿を確認することができた。今…

侍塚古墳 発掘体験(11/6) 大田原市湯津上

発掘調査中の上侍塚古墳で発掘体験に参加した。化石の発掘体験は過去に経験があったが、遺跡調査の発掘は初体験。赤シャベルチームと青シャベルチームに分かれて、トレンチの中の土をシャベルで削る。土器片や葺石が見つかったら、取り上げず、そのまま報告…

白石稲荷山古墳 現地説明会(10/16) 藤岡市白石

藤岡市の白石古墳群の白石稲荷山古墳の発掘調査の現地説明会に参加した。藤岡市では、現在、七輿山古墳を北、白石稲荷山古墳を南とする範囲で白石丘陵公園の整備を進めている。その一環の史跡整備にあたって古墳の調査を実施している。令和元年度に早稲田大…

神川町No.78古墳 神川町植竹

青柳古墳群の植竹支群の神川町No.78古墳。文献[1]では、径約15m、横穴式石室とされる。 中央の左にNo.78古墳、右に赤城山の眺め 葺石? 南に開口する横穴式石室? 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

桃花原古墳 壬生町羽生田

桃花原(とうかはら)古墳は、黒川東岸の台地上に築かれた三段築成の円墳で、他の羽生田地区の大型古墳と同様に、墳丘第一段の平坦面を幅広く造る特徴がある。これを「基壇(きだん)」という。径63m、高さ約5m、葺石あり。 男体山? 壬生町/地域史料デジタルア…

上侍塚古墳 発掘調査現地説明会(12/11) 大田原市湯津上

栃木県大田原市で栃木県教育委員会が発掘中の上侍塚古墳の現地説明会に参加した。写真撮影はOKだが個人で楽しむだけでSNSへの投稿は禁止とのことで、ブログはSNSではないとは思うが自粛する。栃木県の文化財をアピールできる機会を縛るのはもったいない。 国…

木の本9号墳 現地説明会(11/3) 深谷市東方

11月3日に深谷市教育委員会が開催した木の本古墳群9号墳の範囲確認調査の現地説明会に参加した。木の本古墳群はJR深谷駅の東北方向、櫛引台地寄居末端部上に点在する小古墳からなる古墳群で、埼玉県の重要遺跡と深谷市の史跡に指定されている。9号墳はこれま…

二ツ山古墳2号墳 太田市新田天良町

ニツ山古墳1号墳の南東に隣接する2号墳。前方後円墳。全長45m。1号墳と同じ時期の6世紀後半の築造。後円部の横穴式石室は開口部が埋まってしまったようで見つからなかった。 太田市|二ツ山古墳2号墳 太田市の古墳パンフレット にほんブログ村

太田天神山古墳 太田市内ケ島町

東国で最大の太田天神山古墳。前方後円墳。全長210m。三段築造。二重周溝。5世紀前半の築造。猛暑なので4時起きで6時に到着。気温27°C。 南側の東武小泉線の線路脇に専用駐車場がある。左が前方部、右が後円部。 前方部の南側からアプローチ。 前方部の角に…

武蔵府中熊野神社古墳(再訪) 府中市西府町

明けましておめでとうございます。新年最初のブログ記事は、昨年末に墳活納めで訪れた武蔵府中熊野神社古墳。上円下方墳。2回目の訪問。前回との変化点は西側が公園になっていた。展示館は年末年始のお休み中だった。 国史跡武蔵府中熊野神社古墳 東京都府中…

観音塚古墳 高崎市八幡町

八幡古墳群の観音塚古墳は観音塚考古資料館から南に徒歩2分の位置にある前方後方墳。全長105m(復元長)。前方部4段築成、後円部3段築成。6世紀末から7世紀初めの築造。 後円部の南側に開口する両袖式の横穴式石室は全長15.3mで日本を代表する巨石石室。最大で…

M-4号墳(内堀4号墳) 前橋市西大室町

M-4号墳(内堀4号墳)は大室古墳公園の民家園と古代住居のエリアに復元されている。円墳。径20m。 埴輪の左の後ろが開口部を示しているそうだ。 古墳時代(6世紀)の縦穴式住居 高床式建物 平地式建物 にほんブログ村

南高原1号墳(多胡村115号墳) 高崎市吉井町池

吉井町神保から高崎市立多胡碑記念館の前に一部移築・復元された南高原1号墳。上毛古墳総覧の多胡村115号墳。円墳。径17m。低い基壇を有する二段築成。墳丘表面に葺石が残る。南側に横穴式石室が開口。 南に開口する横穴式石室の石材は、多胡碑と同じ、地元…

車塚3号墳 壬生町壬生甲

車塚古墳群は牛塚古墳と車塚古墳を主墳とする古墳群。3号墳からは埴輪とともに、基壇や葺石が確認されている。 南から。 東から。 北から。 西側の道路から。 にほんブログ村

車塚古墳 壬生町壬生甲

愛宕塚古墳から北に徒歩11分の車塚古墳。古墳時代終末期で最大級の円墳。三段築成。墳丘は葺石に覆われていた。墳丘直径84m、第二段直径46m、第三段直径32m、墳頂部直径12m、周溝底面からの高さ12.5m、二重目の周溝を含めた総全長130m。2014年、2015年、2016…

愛宕塚古墳 現地説明会 (9/8) 壬生町壬生甲

9月8日に栃木県壬生町の愛宕塚古墳の現地説明会に参加しました。壬生町では2014年から車塚古墳、牛塚古墳、愛宕塚古墳の発掘調査を5年計画で実施していました。今年が最終年度で昨年に引き続き愛宕塚古墳の調査を実施しました。愛宕塚は古墳時代後期の6世紀…

大鶴巻古墳 高崎市倉賀野町

浅間山古墳の南東500mのところにある大鶴巻古墳。前方後円墳。全長124m。二段築成(後円部は三段築成の可能性あり)。墳形が良く残っている。4世紀末から5世紀初頭の築造。浅間山古墳を2/3に縮小した形であることが指摘されている。 南西から。左が後円部、右…

浅間山古墳 高崎市倉賀野町

利根川支流の烏川の左岸段丘の縁辺に位置する浅間山古墳。前方後円墳。全長171m。群馬県2位の大きさ。築造された当時は東日本最大の古墳。前方部は二段、後円部は三段築成。葺石をもつ。墳丘周囲には盾型の周堀(内堀)が巡り、内堀の外周には葺石をもつ中堤が…

高坂3号墳 東松山市高坂

宅地開発のため記録・調査中の高坂3号墳。円墳。径16m。2月11日の遺跡見学会の見学者が予想以上だったため、急遽、見学コースに追加され解説していただいた。3号墳の墳丘はすでに北東部のみで南半分と西半分は削り取られていた。南に開口部を持つ横穴式石室…

武蔵府中熊野神社古墳 府中市西府町

武蔵府中熊野神社古墳はJR西府駅から北に徒歩8分。熊野神社の社殿裏にある古墳。2003年の発掘調査で三段築成の上円下方墳であることが確認された。1段目は一辺32mの方形、2段目は一辺23mの方形、3段目は直径16mの円形。7世紀の築造。墳丘は2009年に復元され…

松原東稲荷古墳 狛江市中和泉

円墳。径33m、高さ4m。葺石と礫槨が検出。6世紀前半の築造。東塚古墳から西に徒歩3分。 南から。 南西から。 南東から。 ■狛江の古墳にコーフンコーナー(KKKC)本日は松原東稲荷塚古墳を紹介しています。#コマラジ pic.twitter.com/5OPo5BgVwS— 古墳にコー…

野毛大塚古墳 世田谷区野毛

御岳山古墳から北西に500m。上野毛から尾山台にかけて広がる野毛古墳群のなかで最大規模の帆立貝形古墳。全長82m。周囲には馬蹄形の濠がめぐり、これを含めた全長は104m。古墳の表面は葺石で覆われ、都内最古の埴輪列が立てられている。5世紀初めころの築造…