週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

十条冨士塚 (再訪⑩) 北区中十条

再整備工事が完了して、6月30日、7月1日に大祭「お冨士さん」が催行された十条冨士塚を再訪。 十条冨士塚|東京都北区 十条地区-十条冨士塚 | 東京都都市整備局 十条冨士講 | 冨士講公式サイト 富士塚古墳 | 発掘トピックス | 東京都埋蔵文化財センター \「…

稲荷塚古墳 甲府市下向山町

甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園を散策の続き。 稲荷塚古墳 稲荷塚古墳 (いなりづかこふん) 稲荷塚古墳は、昭和62年(1987)に発掘調査が行われ、直径約20m高さ約3.5mの円墳であることがわかりました。石室は開口部が南側に向かって開く横穴式石室で、全長8.2m入…

善鸞上人墓/飯山地区19号墳 厚木市飯山

厚木市の古墳巡りの続き。弘徳寺の墓所の善鸞上人墓を訪れた。 善鸞上人御墓所について 善鸞上人と二人という方は、浄土真宗の開祖親鸞聖人の 街嫡男であります 由あって真宗教国から遠ざけられ 常陸の国から 相州弘徳寺へ御畄錫(りゅうしゃく) 不遇のうちに…

丸山塚古墳 甲府市下曽根町

甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園で丸山塚古墳と銚子塚古墳を満喫。 銚子塚古墳附丸山塚古墳 国指定史跡 昭和五年二月二十八日指定 丸山塚古墳 丸山塚古墳は五世紀初めに造られた、山梨県では最も大きな円墳です。明治40年に墳頂で石室が見つかり、鏡・武器・装…

十三塚 寒川町岡田

大神塚(応神塚)古墳の発掘調査現場見学会の前に十三塚を見学した。十三塚は、村境や街道筋に沿って、ほぼ一直線に並ぶものが多く、こちらの十三塚もその一例。 十三塚(②小僧塚) 十三塚(③おこり塚) 十三塚(おこり塚) 十三塚は、北は岩手県、南は鹿児島県まで…

将門の首塚 幸手市神明内

埼玉県杉戸市と茨城県五霞町で古墳巡りの続き。 幸手市の浄誓寺の将門の首塚をお参りした。 浄誓寺(じょうせいじ) 幸手市神明内1469 通光山平親院浄誓寺と称し、浄土真宗の寺で、本尊は阿弥陀如来です。本堂裏手には平将門の首塚があります。院号の平親院は…

精忠神社と畳塚 壬生町本丸

壬生城本丸跡のお隣の精忠神社を参詣。 精忠神社 畳塚 畳塚 (たたみづか) 鳥居元忠は慶長五年(1600)の関ヶ原の戦に先立ち、徳川家康の命により伏見城を守りました。石田三成方の大軍を引き受けよく戦いましたが、約1ヶ月の攻防戦の末、伏見城にて自刃しまし…

将門首塚 (再訪) 千代田区大手町

天理ギャラリーまで来たので大手町の将門首塚にお参り。2021年の第六次整備事業で開放的な空間になった。 東京都指定旧跡 将門塚 神田明神のご祭神である東国の英雄・平将門公の御首(みしるし)をお祀りしております。平将門公は、承平天慶年(931〜946)に活躍…

十条冨士塚 (再訪⑨) 北区中十条

十条冨士塚のその後が気になって再訪した。再整備工事は3月16日までとのこと。 3月21日に東京都立埋蔵文化財調査センターで開催される「遺跡発掘調査発表会2022」で北区十条台遺跡群の十条冨士塚の発掘調査について発表がある。 3/21(火・祝)の遺跡発掘調査…

太田道灌胴塚 伊勢原市上粕屋

上粕屋・秋山遺跡発掘現場公開の見学した後は、伊勢原市の古墳を巡った。伊勢原市の古墳巡りは、2018年の子易・中川原遺跡の現地説明会の後で、常連さんとご一緒したとき以来で4年振り。最初に訪れたのは古墳ではなく洞昌院の太田道灌の墓(胴塚)。心敬僧都の…

下尾久石尊 (再訪) 荒川区東尾久

あらかわ遊園周辺デジタルスタンプラリーを巡った際に、下尾久石尊を再訪した。 下尾久石尊 暦応(1338〜42)の頃、しばしば起こる地震に、村人が不思議に思ってこの地を訪れたところ、地より二尺(約60センチメートル)ばかりの異形な石が生えていたという。一…

富塚跡 新宿区西早稲田

早稲田大学の會津八一記念博物館の企画展「下総龍角寺」を鑑賞した後で、早稲田大学9号館西側の富塚跡を訪ねた。富塚(とみづか)は新宿区戸塚の地名の由来になった塚。新宿区教育委員会の説明板によれば、かつてこのあたりにあった水稲荷神社の境内に「富塚と…

土浮古墳群 佐倉市土浮

歴博の加耶展に行く前に佐倉市の土浮(つちうき)古墳群を探索。ふさの国文化財ナビゲーションによると土浮古墳群は、1号墳から10号墳まで番号が付与されているが、古墳とされているのは4号墳(円墳、箱式石棺)と10号墳(円墳、11xh1m)、7号墳と8号墳の古墳時代…

十条冨士塚 (再訪⑧) 北区中十条

6月30日、7月1日のニ日間、大祭「お冨士さん」が開催された十条冨士塚のその後が気になって訪れた。なんとも、かつての面影が微塵もない姿になっていた。来年の大祭は再整備(現状変更)した冨士塚で行うそうで、元の冨士塚の面影をどこまで取り戻せるのか。ウ…

堤根古墳 野田市堤根

野田市郷土博物館で令和4年度企画展を鑑賞した後で、野田市堤根の神北公園に保存されている堤根古墳を訪れた。堤根古墳は平成10年度に確認調査が実施されたが、遺構、遺物は検出されず、古墳であることが確認できなかった。一辺25m、高さ2.4m、方形、3段築造…

No.166古墳 さいたま市岩槻区馬込

さいたま市立博物館で「さいたま市最新出土品展2022」を鑑賞した後に、さいたま市岩槻区のNo.166古墳を訪れた。人間総合科学大学 蓮田キャンパスの正面に位置する。文献[1]では、径20mの円墳、塚の可能性あり。 人間総合科学大学 蓮田キャンパス 庚申塔 文献…

桔梗塚 取手市ノ井

取手市に残る将門伝説の地を散策。 桔梗塚は、平将門の愛妾であった桔梗御前が、将門の討死後ここまで逃れてきて、追っ手の手にかかり亡くなったと伝わる。非業の死を遂げた桔梗御前の恨みで、桔梗を植えても花が咲かないとか、桔梗を植えてはいけないと伝わ…

十条冨士塚 (再訪⑦) 北区中十条

3年ぶりに十条冨士神社の大祭「お冨士さん」が開催された。冨士塚は再整備中なので、今年は仮宮での開催となった。猛暑の中、短時間だが、お参りした。 #十条冨士神社 の大祭、通称「#お冨士さん」が明日、明後日の2日間で開催されます昨年度は中止となってし…

トウカンモリ古墳 吉見町久保田

田の中にぽつんと残るトウカンモリ古墳。文献[1]には未記載のため古墳ではないのかも。吉見町遺跡地図ではNo.115久保田古墳群として備考に「115-01トウカンモリ古墳」と記載があるが、種別は「古墳群」「古墳」「経塚」、時代区分は「古墳」「戦国」に印があ…

十条冨士塚 (再訪⑥) 北区中十条

今年2月に十条冨士塚を再訪した。十条冨士塚は、昨年9月に埋蔵文化財調査が終了して、3月18日までの予定で冨士塚再整備(現状変更)工事が行われている。 5枚目の写真中央の切株は、塚の頂に生えていたスダジイか? 十条冨士塚|東京都北区 十条地区-十条冨士…

大塚古墳 千葉市若葉区みつわ台

加曽利貝塚の発掘調査の現地説明会の後で、近くの古墳をお仲間と探索した。 千葉都市モノレールみつわ台駅前に所在する大塚と呼ばれる古墳。調査されていないので詳細不詳。塚の可能性も残る。ふさの国文化財ナビゲーションでは中近世の塚として登録されてい…

龍角寺107号墳 (再訪) 印旛郡栄町龍角寺

龍角寺107号墳も再訪した。 朝早かったので房総のむらの駐車場は閉鎖されていた。 にほんブログ村

船方神社 (再訪) 北区堀船

あらかわ遊園の西隣の船方神社を再訪。 十二天塚 明治三十七八年役(日露戦争)凱旋記念の碑。「丗」は30の漢数字。 水神社 煉瓦造の神輿蔵 鍰煉瓦を発見 荒川区西尾久の小台橋付近でも鍰煉瓦を発見。 残念なことに、こちらの鍰煉瓦は 鍰煉瓦についてはこちら…

里塚古墳 さいたま市西区宮前町

さいたま市の真福寺貝塚の発掘調査現地説明会の前に、Google Mapsに地点登録されている里塚古墳に立ち寄った。さいたま市地図情報では遺跡番号「12-365」遺跡名「里塚古墳(C-18)」種別「古墳」として登録されている。さいたま市の古墳を網羅的に紹介する文献…

みそ岩屋古墳 (再訪) 印旛郡栄町龍角寺

岩屋古墳(龍角寺105号墳)の西石室の特別公開の前にみそ岩屋古墳(龍角寺106号墳)と龍角寺107号墳を再訪。 みそ岩屋古墳(龍角寺106号墳)。方墳。南東辺35m。高さ4.7m。三段築成。横穴式石室。7世紀後半の築造。石室の入り口はブルーシート(グリーンシート?)で…

大塚古墳 あきる野市雨間

あきる野市役所のトイメンの大塚公園の南にある大塚古墳。1982年(昭和57年)の測量調査で一辺約33mの方墳の可能性があるとされた。1993年(平成5年)の発掘調査では塚の可能性を示唆する結果だった。地下レーダー探査では墳頂下に埋納物の存在を示唆する結果で…

常名天神山古墳 土浦市常名

常名(ひたな)天神山古墳は桜川左岸の台地の端に築造された前方後円墳。現在は全長約70m、復元長は約90m。低平な前方部から古墳時代前期(5世紀初め頃)の築造と推定。後円部には常名神社を祀る。土浦市指定史跡。 前方部に石造宝篋印塔(安土桃山時代、市指定文…

将門首塚 (再訪) 千代田区大手町

昨年末に、近くに来たので将門首塚をお参りした。一昨年11月には周囲のビル工事のため囲われていたが、取り払われていた。何組もお参りしていた。 何かと言い伝えの多い大手町の「将門の首塚(将門塚)」は4月下旬まで工事中。現在、代わりに参詣するための…

簗瀬八幡平の首塚(旧原市町12号墳) 安中市簗瀬

簗瀬二子塚古墳の前方部の南西に接する旧原市町12号墳(梁瀬首塚古墳)。円墳(径約24m)。横穴式石室。首塚として祀られている。昭和6年に墳丘に埋められた頭蓋骨が見つかり、昭和27年の調査で150体分の頭蓋骨を確認。戦国時代に埋葬された頭蓋骨を江戸時代中期…

ダイダラボチの塚 北区豊島

柳田國男の「ダイダラ坊の足跡」で関東を中心に広く伝わる巨人伝説・ダイダラボッチが紹介されている。東京都内には、多くのダイダラボッチ伝承地がある。北区と足立区との境界を流れる隅田川が、大きく蛇行する「天狗の鼻」と呼ばれた地形の突端の「豊島の…