週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

市町村指定 文化財・記念物

木の本7号墳 深谷市原郷

木の本古墳群の7号墳。1998年(平成10年)に都市計画道路北通り線の工事に伴う確認調査で、道路予定地に含まれる周溝の約1/3を調査したが後世の撹乱で依存状態は良好とは言えず、また、所有者のご協力でマウント部分の測量を実施、高さ約1.6m、径約12m、周溝か…

木の本5号墳 深谷市東方

木の本古墳群の5号墳。文献[1]では径15mの円墳、横穴式石室か、石材ありとされる。文献[2]によると明治時代初期に大刀、刀子および耳環が出土しているという。深谷市のサイトでは「明治時代初頭に太刀・刀子等出土、頂部に祠、石碑の原材は石室の蓋と伝わる…

木の本4号墳(おとか塚) 深谷市原郷

木の本4号墳は、平成2年に個人住宅建設工事に伴い、墳丘北脇部の調査が実施されたが、周溝、埴輪、版築等の古墳に関する遺構、遺物は検出されなかった。墳丘上に稲荷神社を祀る。文献[2]では径5mの円墳。 リンク 史跡/深谷市ホームページ 文献 [1] 深谷市教…

木の本3号墳と煉瓦塀と土塁 深谷市原郷

木の本3号墳は、平成16年(2004年)12月に所有者から深谷市に寄付され、平成17年度の確認調査で、木の本古墳群で初めて石室が調査された。文献[1]では、径25mの円墳。 土塁(市指定史跡 木の本塁跡) 古墳(右)と土塁(左) リンク 史跡/深谷市ホームページ 文献 […

木の本2号墳(地蔵山) 深谷市原郷

木の本古墳群の2号墳。文献[1]では径20mの円墳。横穴式石室と埴輪を検出。 リンク 史跡/深谷市ホームページ 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 [2] 塩野博 2004「埼玉の古墳 大里」さきたま出版会 にほんブログ村

木の本1号墳(妙見山) 深谷市原郷

昨年11月に開催された木の本9号墳の発掘調査の現地説明会のときに木の本古墳群を探索した。 木の本古墳群の1号墳。文献[1]では径35mの円墳。横穴式石室と埴輪を検出。 リンク 史跡/深谷市ホームページ 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布…

大類1号墳(苦林古墳) 毛呂山町川角

坂戸市と毛呂山町にまたがる苦林(にがばやし)古墳群。坂戸市では塚原古墳群として、毛呂山町では大類(おおるい)古墳群とする。両古墳群で5基の前方後円墳を擁し埼玉県内では埼玉(さきたま)古墳群を除くと他に例がない。 大類1号墳、別名、苦林古墳は全長23.8…

入西石塚古墳(三福寺1号墳) 坂戸市善能寺

2017年5月に「5世紀後半の大刀に円形模様 全国初、象嵌の先駆けか」と報道があった。1956年ごろ、入西石塚(にっさいいしづか)古墳の所有者が、鏡2枚と大刀と剣などの武器、冑や短甲などの武具のセット一式を掘り出して保管、鏡2枚(珠文鏡と乳文鏡)を除いて1…

『Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫』 横浜市中区新港

横浜赤レンガ倉庫で開催中の『Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫』を訪れた。クリスマスマーケットは1393年にドイツのフランクフルトで始まったと言われていて、横浜赤レンガ倉庫がドイツに所縁があることから、2010年から毎年開催されていて今回で12回…

北峰1号墳(松ノ木稲荷古墳) 坂戸市北峰

塚崎の西、葛川を挟んで隣り合う台地に分布する北峰古墳群。坂戸市指定有形民俗文化財の北峰の大日如来石像のすぐ目の前に北峰1号墳がある。径20.3mの円墳。埴輪と周溝を確認。 大日如来尊 坂戸の指定文化財(有形) - 坂戸市ホームページ 北峰1号墳の向かい…

牛塚古墳 川越市的場

牛塚古墳は、入間川流域最大の前方後円墳。全長42m、高さ3.75m。銀装刀子、刀子、刀装具、馬具、鉄鏃、耳環、金銅製指輪、ガラス玉、管玉、切子玉などの出土品は川越市立博物館に展示されている。牛塚古墳を中心に円墳30基以上で的場古墳群を構成する。 文献…

浅間神社古墳 川越市富士見町

愛宕神社古墳から南西に徒歩6分、国道254号線脇に浅間神社古墳がある。円墳。径38m。高さ5m。墳頂に浅間神社を祀る。墳頂の社殿裏の富士塚の裏に「このお穴は富士山の噴火口を表し聖地です」と表示された「お穴」がある。 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「…

愛宕神社古墳 川越市仙波町

仙波古墳群の愛宕神社古墳は、仙波台地の東南端上に築かれた基壇のある二段築成の円墳。径45m。高さ6m。墳頂に愛宕神社を祀る。この愛宕神社古墳とこのあと訪れた浅間神社古墳は、父塚、母塚と呼ばれていたようだが、どちらが父塚で、どちらが母塚なのか、文…

最新出土品展「地中からのメッセージ」 埼玉県立さきたま史跡の博物館

埼玉県立さきたま史跡の博物館で開催中の最新出土品展「地中からのメッセージ」を鑑賞した。旧石器時代から江戸時代までの埼玉県の13遺跡の遺物を紹介する。先日、訪れた坂戸市の入西石塚古墳の副葬品が見学できて来た甲斐があった。入西石塚古墳については…

木の本9号墳 現地説明会(11/3) 深谷市東方

11月3日に深谷市教育委員会が開催した木の本古墳群9号墳の範囲確認調査の現地説明会に参加した。木の本古墳群はJR深谷駅の東北方向、櫛引台地寄居末端部上に点在する小古墳からなる古墳群で、埼玉県の重要遺跡と深谷市の史跡に指定されている。9号墳はこれま…

辯天門樋 行田市小針・長野

古代蓮の里まで戻ってから辯天門樋(べんてんもんぴ)を訪れた。 行田市指定文化財 辯天門樋(べんてんもんぴ)平成21年7月30日指定 この煉瓦造の門樋は、現在は旧忍川につながる農業用水路の取入口になっていますが、元々は江戸時代に現在の行田浄水場付近に広…

蛇も蚊も 横浜市立歴史博物館

「蛇(じゃ)も蚊(か)も」は、鶴見区生麦で行なわれている悪霊の放逐や雨乞い、豊作を祈願する民俗行事。約300年前に悪疫が流行したときに、萱(かや)で作った蛇体に悪霊を封じ込め海に流したことに始まると伝わる。もとは本宮の道念神明社で雄蛇を1体、原の稲…

伊豆島の大蛇 蓮田市文化財展示館

蓮田市黒浜の伊豆島地区で毎年5月に行われる「伊豆島の大蛇」は、春祈祷に関連する厄除け行事で大蛇の藁細工をつくり集落境界の2ヶ所(現在は3ヶ所)に立てる。蓮田市の無形民俗文化財。 蓮田市/伊豆島の大蛇(市指定無形民俗文化財) 文化財情報サイトの伊豆…

横浜の夜景

横浜マリンタワーの展望室から撮影した夜景。マリンタワーは改修工事のため2019年4月1日から休館中。環境庁認定日本の音100選。 横浜マリンタワー:概要 ホテルニューグランデ (横浜市認定歴史的建造物、近代化産業遺産)横浜| ホテルニューグランド(公式ホ…

つくば道 つくば市北条

つくば寄り道マップでぶらり。日本の道100選。 毘沙門天種子板碑 宮本家住宅 人気で行列が絶えないと噂の釜揚げうどん店「おおやま」我慢の3連休で静かだった。 つくばりんりんロード(筑波鉄道筑波線跡地) 北条 歴史めぐり絵巻 つくば道寄り道マップ JAつ…

日向廃寺跡 つくば市北条

日向廃寺跡は城山(別名は多気山、標高129.4m)の麓、標高32.0mのつくば市北条字日向に立地。昭和54年に町営住宅の共同汚水槽建設で巴文軒瓦と円形柱座を有する花崗岩製の基礎が見つかり、同年と翌年の2度にわたり、筑波町と筑波大学歴史・人類学系が発掘調査…

北条八坂神社古墳 つくば市北条

北条市街の「ふれあいロード(北条商店街)」がクランク状に屈曲する角を守る八坂神社は北条八坂神社古墳の上に鎮座する。円墳。文献[1]の「番号134、円墳」 天文6年(1537年)造立の在銘五輪塔 北条 歴史めぐり絵巻 つくば道寄り道マップ 文献 [1] つくば市教育…

安行原の蛇造り 道の駅「川口・あんぎょう」

毎年5月24日に疫病避けと豊作を願う行事として行われる安行原の蛇造り。道の駅「川口・あんぎょう」に展示されている。 (2019年2月撮影) 安行原の蛇造りは、川口市立文化財センターにも展示されていた。 川口の文化財 - 安行原の蛇造り 安行原の蛇造り 安行…

上宿古墳 印西市大森

次に訪れたのが上宿(かみじゅく)古墳。貝化石を含む軟質砂岩の切石を使った横穴式石室が開口する。 上宿古墳【千葉県印西市】個人宅敷地内に開口する、貝化石入り砂岩を用いた横穴式石室。前回探訪したのは8月だったので蜂や蚊やカマドウマ地獄でしたが、今…

白岩銚子塚古墳 神川町新里

青柳古墳群の白岩支群を構成する4基の古墳で唯一の前方後円墳の白岩銚子塚古墳。新里の通称くじら山(白岩丘陵)の山頂にある。神川町で最大規模の全長46m、高さ4.2m。前方部を北西に向ける。6世紀中頃の築造。周溝から埴輪(円筒、馬形など)を出土。この地域の…

南塚原52, 53, 55, 58号墳跡 神川町二ノ宮

青柳古墳群の南塚原支群の続き。 南塚原52号墳(No.136)は、焼肉屋の敷地の隅にある規模不明の円墳。 南原塚53号墳(No.137)は径18mほどの円墳。すでに消滅。横穴式石室、葺石、周堀を確認。直刀、刀子、鉄鏃、玉、埴輪、土師器、須恵器を出土。 南塚原55号墳(…

南塚原9, 10号墳 神川町新里

青柳古墳群の南原塚支群の続き。南塚原9号墳(No.122)は青柳古墳群南塚原支群で唯一の前方後円墳。全長24.5m。横穴式石室。葺石。南塚原9号墳の後円部の東側の道路予定地にあった南塚原10墳(No.123)は、6世期末頃に築造された径19mほどの円墳。両袖式で6.6mの…

大塚稲荷古墳 神川町新里

青柳(あおやぎ)古墳群は、群馬県との県境を流れる神流川右岸の河岸段丘上の旧青柳村を中心に展開する大規模な群集墳で、11支群から成り、群内には総数293基の古墳が確認され、土地改良事業などの開発で発掘調査された古墳は100基以上、墳丘が残存する古墳は…

中新里諏訪山古墳 神川町中新里

中新里(なかにいさと)諏訪古墳。前方後円墳。全長約41m、高さ3.5m。6世紀中頃の築造。前方部を南に向ける(N-177°-W)。盾型の周溝。後円部の周溝幅は最大4.5mで、前方部の周溝は明瞭でない。1935年ごろに大々的に盗掘された。馬具、直刀、勾玉などが出土した…

八龍神塚古墳 境町金岡

利根川(旧一ノ谷沼)を望む舌状台地上に立地する八龍神塚古墳(はちりょうじんづかこふん)。円墳。もとは径25m、高さ4m。主体部は砂岩切石を積み上げた横穴式石室。玄室は両袖式胴張り、奥行き2.65m、幅2.3m、高さ2.4m。1909年(明治42年)、開墾の際に発掘され…