週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

大塚初重

東国の古墳文化の実像を求めて―大塚初重と明大考古学― 明治大学博物館

明治大学博物館で開催中の企画展「東国の古墳文化の実像を求めて-大塚初重と明大考古学-」を鑑賞した。昨年7月に95歳で亡くなられた故大塚初重名誉教授は、太平洋戦争から復員の後、静岡県登呂遺跡の調査への参加を皮切りに、1950年に創設された考古学専攻…

岩名天神前遺跡 佐倉市岩名

佐倉市市民体育館から佐倉市の史跡に指定されている山崎ひょうたん塚古墳に向かった。途中、岩名天神前遺跡に立ち寄った。現在は、宮前中央公園になっている。佐倉市教育委員会が建てた標柱によれば、1963年(昭和38年)、耕作中に偶然土器が発見、土器は関東…

大塚初重スケッチ絵画展 明治大学博物館

明治大学博物館で開催中(6/16まで)の大塚初重スケッチ絵画展を見学した。大塚初重さんが1986年から四半世紀にわたって31冊のスケッチブックに描きつづけた665点にのぼる全国各地の古墳のスケッチの中から、約30点を紹介。スケッチを見ていると描かれた古墳に…

東京の博物館巡り、ケイナー博士講演会、将門首塚

平日に東京の博物館巡りをした。最初に訪れたのは港区立三田図書館の4階にある港区立港郷土博物館。2016年の正月に放送された「怒り新党」の「新三大知る人ぞ知る素晴らしき博物館」で1位に選ばれた。訪れてみたら、なんと移転のため9月1日で閉館だった。11…

三昧塚古墳 行方市沖洲

霞ヶ浦の石岡に延びる高浜入(たかはまいり)の東岸の沖積低地にある三昧塚古墳。前方後円墳。5世紀後半(8期)の築造。1955年に霞ヶ浦の護岸工事の土砂取得により古墳の一部を破損。緊急調査が行われた。2005年から2006年に墳丘が復元された。復元された墳丘の…

日本発掘! 文化庁編

「発掘された日本列島」展20周年を記念して2015年に開催された講演会を1冊にまとめた本。「古墳時代」は大塚初重さん。三角縁神獣鏡について、そろそろ鋳型が(畿内から)出てきてもいいのではないかと述べる。すでに国内から500枚も出土しているのに中国の魏…

古墳と被葬者の謎にせまる 大塚初重

日本考古学協会会長も務めた日本考古学界の第一人者の大塚初重さん(90歳)の明治大学の社会人講座の講義録(2012年発行)。宮内庁管理の箸墓古墳(倭迹迹日百襲姫陵)、佐紀陵山古墳(日葉酢媛陵)、天武・持統天皇合葬陵(檜隈大内陵)、治定されていない天皇陵とし…