週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

アイヌ・エミシ

松浦武四郎居住地跡 千代田区外神田

千代田区外神田の錬成公園に松浦武四郎居住地跡の説明板がある。松浦武四郎は、探検家で好古家。北海道の命名者としても知られる。 ヤエベニシダレ(八重紅枝垂) 「古物を守り伝えた人々−好古家たち−」國學院大學博物館。江戸時代には古い文物に異常な情熱を…

「古代多摩に生きたエミシの謎を追え」 帝京大学総合博物館

昨年末に帝京大学総合博物館で開催された企画展「古代多摩に生きたエミシの謎を追え」を観覧した。八王子キャンパスから出土した赤く彩られた土器を調査したところ、東北地方で多く発見されている「赤彩球胴甕(あかさいきゅうどうかめ)」と呼ばれる土器があ…

坪井正五郎博士 日本初の人類学者(2)

コロボックル論争について調べた。コロボックル(コロポックル)はアイヌの伝承に登場する小人。アイヌ語で「蕗の葉の下の人」という意味。 1884(明治17)年、東京大学理学部植物学教室で開催された「じんるいがくのとも」第二寄合にて渡瀬庄三郎は「さっぽろ …

夷王山墳墓群 檜山郡上ノ国町勝山

道南の渡島半島の西、標高159mの夷王山の山裾にある勝山館の背後を取り囲むように650余りの盛り土の墓が広がる。近年、仏教様式の墓に混じってアイヌの葬法に従った墓が発掘され、和人とアイヌの関わりを示す重要な発見とされている。勝山館は、後の松前氏の…