週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

貝塚

加曽利貝塚のどんぐり 千葉市若葉区桜木

昨年11月の加曽利貝塚の現地説明会の際に、復元集落の竪穴住居では、加曽利貝塚博物館の友の会の方々が、囲炉裏で火を焚き、どんぐりを焼いていた。加曽利貝塚のどんぐり類のうち、スダジイとマテバシイは、火を通せば、食用になるとのこと。 スダジイの木 …

花輪貝塚 若葉区加曽利町

次に訪れた花輪貝塚は、都川北岸の標高約30mの舌状台地に立地する貝塚。直径約120mの環状で、中央がややくぼみ、縁辺部が高くなっている状況が実際に確認できるほど遺存状態は良好。後期前半(堀之内式期)に極めて短期間に貝塚が形成された。 国指定史跡 花輪…

東寺山貝塚 千葉市若葉区みつわ台

次に訪れた東寺山貝塚は、千葉市北部の標高約28m前後の台地上に位置している。貝層は直径約130mの範囲にわたって分布しているといわれ、環状の貝塚である。本格的な発掘調査は行われていないが、縄文時代中期・後期の土器や土偶、ハマグリ・アサリ・キサゴ・…

園生貝塚 千葉市稲毛区園生

次に訪れた園生貝塚(そんのうかいづか)は、縄文時代中期末葉から晩期前半にわたり形成された大型貝塚で、南北径135m、東西径110m、北側に開口する馬蹄形を呈する。花見川と都川の間の標高30mの洪積台地上、南に千葉都市モノレール穴川駅、東に京葉道路穴川イ…

犢橋貝塚 千葉市花見川区さつきが丘

昨年11月26日に開催された加曽利貝塚の発掘調査現地説明会の前に千葉市の貝塚を巡った。最初に訪れた犢橋貝塚(こてはしかいづか)は、標高約26mの台地上に位置する後期から晩期の馬蹄形貝塚。貝層を構成する貝はハマグリを主体にアサリ、オキシジミ、キサゴな…

加曽利貝塚 (再訪) 千葉市若葉区桜木

現地説明会の後で、加曽利貝塚縄文遺跡公園内を散策。 千葉市立加曽利貝塚博物館の脇で休息施設を建設中。 千葉市:休憩施設の愛称募集します(加曽利貝塚縄文遺跡公園内) 令和5年4月に加曽利貝塚縄文遺跡公園内(現博物館脇ひろば)に開設予定の木造・平…

加曽利貝塚 発掘調査現地説明会(11/26)

今年も加曽利貝塚の発掘調査現地説明会に参加した。今年は南貝塚の中央部の調査の3年目。発掘によって見つかったもの、見つからなかったもの。今後の展開も楽しみ。 盛土 柱穴群(縄文後期) 昭和39年調査区Iトレンチ 81号竪穴住居跡(縄文後期) 溝 マス掘(ロー…

新郷貝塚 (再訪) 川口市東貝塚

新郷貝塚を5年ぶりに再訪。前野宿貝塚から新郷貝塚までは徒歩約10分。 A地点貝塚 B地点貝塚 C地点貝塚 D地点貝塚 新郷貝塚 基準点 地面に散乱する貝 文献 [1] 埼玉県 1980「新編埼玉県史 資料編 1 原始・古代 旧石器・縄文」 新郷若宮公園に隣接する観音堂の…

前野宿貝塚 川口市東本郷

川口市立文化財センター郷土資料館で企画展「赤山陣屋跡遺跡」を鑑賞した後で、前野宿貝塚を訪れた。前野宿貝塚は、大宮台地鳩ヶ谷支台の最南端に位置し、緩斜面上に径10mの貝塚2箇所が確認されている。南に広がる谷には低湿地遺跡が広がる可能性がある。 川…

岩名天神前遺跡 佐倉市岩名

佐倉市市民体育館から佐倉市の史跡に指定されている山崎ひょうたん塚古墳に向かった。途中、岩名天神前遺跡に立ち寄った。現在は、宮前中央公園になっている。佐倉市教育委員会が建てた標柱によれば、1963年(昭和38年)、耕作中に偶然土器が発見、土器は関東…

上境旭台貝塚 つくば市さくらの森

4年前に現地説明会で訪れた上境旭台貝塚。今年3月、中根・金田台特定土地区画整理事業の計画建設用地に「さくらの森ショッピングセンター」としてコメリパワー、ヨークベニマルなどがオープン。上境旭台貝塚の面影は、公共用地に整備された上境旭台貝塚公園…

真福寺貝塚 現地説明会(9/23) さいたま市岩槻区城南

今年も真福寺貝塚の発掘調査の現地説明会に参加した。真福寺貝塚は、縄文時代後期前葉から晩期中葉(約3,800〜2,600年前)まで営まれた貝塚を伴う集落遺跡と低湿地の泥炭層遺跡から成る。さいたま市教育委員会は、平成28年度から毎年、発掘調査を実施していて…

大串貝塚 水戸市塩崎町

水戸市の大串貝塚にも寄り道。大串貝塚は、涸沼川をのぞむ那珂台地の先端に位置する縄文時代前期の貝塚で、汽水域に生息するシジミを主体とする。奈良時代に編さんされた「常陸国風土記」に記載があり、文献に記録された貝塚としては世界で最も古く、これに…

冬木A・B貝塚 五霞町原宿台

6月に幸手市郷土資料館で企画展を見学した後で、幸手市から中川を渡って、茨城県五霞町の権現堂川東岸の微高地台地上の辰堂(たつどう)公園に立てられた冬木A・B貝塚の説明板と復元された縄文時代の竪穴住居を見学した。権現堂川は江戸時代以前は渡良瀬川の…

江戸袋貝塚 川口市江戸袋、江戸

江戸袋貝塚は、旧入間川により形成された自然堤防上に位置し、沖積地に立地する貝塚として考古学上、地理学上貴重な遺跡。縄文時代後期の貝塚、集落跡。文献[2]の市内遺跡地図の番号133、時代は縄文時代後期、古墳時代前期、種別は集落跡、出土遺物・遺構は…

子母口貝塚 (再訪) 高津区子母口

橘樹神社の次に子母口(しぼぐち)貝塚を再訪した。 眼下の神奈川県道14号(尻手黒川道路)と矢上川の先にこの後に訪れる蟹ヶ谷古墳群が分布する丘陵が望める。 子母口貝塚は、今から約8,100年前の縄文時代早期後半の貝塚で、「子母口式土器」の標式遺跡としても…

「埼玉の四大貝塚」水子貝塚資料館展示室 富士見市水子

桶川から富士見市水子に移動。水子貝塚資料館展示室で開催中の企画展「埼玉の四大貝塚」を鑑賞した。ここでの「埼玉の四大貝塚」は、水子貝塚、真福寺貝塚、黒浜貝塚、神明貝塚。埼玉県には他にも花積貝塚など標識遺跡となる貝塚もあり、四大の選定には異論…

一峯貝塚 板倉町海老瀬

3県境を見学後、群馬県板倉町の一峯貝塚を訪れた。板倉町海老瀬の権現沼の南に位置する一峯貝塚と北に位置する離山貝塚を合わせて権現沼貝塚群と呼ばれ、縄文海進時の縄文時代前期(約7,000年前)に営まれた。 一峯貝塚(いちみねかいづか) - 板倉町 離山貝塚…

船橋のいちばん暑かった時 船橋市飛ノ台史跡公園博物館

船橋市飛ノ台史跡公園博物館で開催中の企画展「船橋のいちばん暑かった時 - 縄文時代前期の地球温暖化」を鑑賞した。会期は12月5日まで。 こんばんは。好天に恵まれた一日でした。午前中に飛ノ台史跡公園博物館で開催されている企画展「船橋ないちばん暑かっ…

加曽利貝塚 (再訪) 千葉市若葉区桜木

加曽利貝塚の発掘調査の現地説明会の予約時間より早く着いたので、まずは千葉市立加曽利貝塚博物館へ。かそりーぬがお出迎え。 「発掘された日本列島2018」で展示した貝層剥ぎ取り断面が博物館内に移設された。 江戸東京博物館で開催された「発掘された日本…

加曽利貝塚 発掘調査現地説明会(11/27) 千葉市若葉区桜木

今年も加曽利貝塚の発掘調査現地説明会に参加した。今年は南貝塚の中央部の調査の2年目。昨年のブログ記事と見比べてみると進捗具合がわかる。来年に期待する(去年も書いたかも)。 縄文後期の竪穴住居跡 縄文後期の竪穴住居跡(方形)と縄文晩期の溝 縄文中期…

「土の中からこんにちは!!」その2 川口市郷土資料館

8月3日から11月7日まで川口市郷土資料館で開催中の企画展「土の中からこんにちは!!」を鑑賞した。これまで川口で発掘された遺物の中からはじめて公開するものばかりを集めた企画展。川口の歴史が詰まっている。 前回からの続き。 まいにちドキ土器53「台付…

真福寺貝塚 現地説明会(10/23) さいたま市岩槻区城南

昨年に続き、今年もさいたま市の真福寺貝塚の発掘調査の現地説明会に参加した。昨年は、みみずく土偶の発見のニュースで見学者が多かったが、今年はその反動か、感染リスクが気にならない人出だった。今年は排水ポンプを導入して、昨年湧水で調査出来なかっ…

称名寺貝塚 横浜市金沢区金沢町

以前、称名寺貝塚を求めて称名寺と金沢文庫を訪れたが何も収穫がなく、お蔵入りしていた写真。やる気ゼロリーマン(@ponka2)さんのツイートによれば惣門あたりを探せば貝が落ちていたらしい。 野島貝塚から徒歩30分で称名寺貝塚。門前周辺が貝塚だというので…

取掛西貝塚 船橋市飯山満町

船橋市で初の国史跡の誕生。約1万年前の縄文時代早期の貝塚と集落跡である取掛西貝塚。2年前に船橋市の飛ノ台貝塚を訪れた時に船橋市飛ノ台史跡公園博物館で開催されていた企画展「1万年前の取掛西貝塚」を見学した。 取掛西貝塚が船橋市初の「国史跡」に指…

芝丸山古墳 (再訪) 港区芝公園

丸山貝塚の脇の階段で台地に上がると芝丸山古墳が現れる。前方部から墳丘上に上がるとタイガーマスクの虎の穴のような大野伴睦さんの句碑。後円部には伊能忠敬測地遺功表。くびれ部には円山随身稲荷大明神。円山随身稲荷大明神は、江戸の裏鬼門を守る増上寺…

2020年の古墳巡りのまとめ

オリンピックイヤーになるはずだった今年(2020年)は、新型コロナ禍によって、「新しい生活様式」の実践を求められ、古墳巡りを自粛する日々が続いた。なんとか大晦日を迎えたので今年一年の古墳巡りを振り返ってみた。非常事態宣言中の4月5月、第二波に襲わ…

加曽利貝塚 発掘調査現地説明会(11/28) 千葉市若葉区桜木

3年連続で加曽利貝塚の発掘調査現地説明会に参加した。今年は新型コロナ禍で、事前申込制。さいたま市の真福寺貝塚の発掘調査現地説明会と同日だったので、設定された時間の最終枠で応募した。30分毎に設定された時間枠毎に30名の定員で、最終枠は無抽選だっ…

真福寺貝塚出土のみみずく土偶

11月28日に今年度の真福寺貝塚の発掘調査現地説明会が行われた。現説に先立ち、「みみずく土偶の頭部を発見」とのニュースが舞い込んだ。真福寺貝塚では1926年ごろの発掘調査で発見されたと伝わる「みみずく土偶」が重要文化財に指定され東京国立博物館に収…

真福寺貝塚 現地説明会(11/28) さいたま市岩槻区城南

昨年に続き、今年もさいたま市の真福寺貝塚の発掘調査の現地説明会に参加した。今年は事前に「みみずく土偶の頭部」の発見が報じられ、その効果で多勢の見学者が訪れた。平成28年度から発掘調査を継続している。昨年度から史跡西側の窪地から谷部にかけて、…