週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基

コラム

古墳ファンが選ぶ古墳時代のイノベーション

イノベーションは技術革新と邦訳されるが、古墳時代のイノベーションのトップ3を古墳ファンの視点で選ぶとするなら、「前方後円墳」「埴輪」「横穴式石室」を選びたい。トップ5なら「銅鏡」「鉄製品(武具・馬具・農具)」を追加する。さらに特別賞として鏡や…

PCR検査の擬陽性を理由に検査を絞る専門家 (アナログとデジタル)

アナログとデジタルという言葉が普通に使われるようになったのはいつ頃だろうか。デジタル時計が誕生した1970年代頃か。1980年代は日本の家電製品が世界を席巻したが1990年代から家電製品のデジタル化が進むと日本の家電メーカーは勢いを失っていった。アナ…

専門家の言葉に騙されるな

テレビのワイドショーを見ると専門家の言葉を誤解して解釈していることがある。例えば、7月15日の衆院予算委員会の閉会中審査での尾身さんの「4月とは状況が違う。感染の広がりを示すカーブを見ると今回は穏やかな増加だ」という発言。尾身さんは「穏やかな…

指数関数的に増えるもの

感染症の感染者数は指数関数的に増えるので、指数関数が分かっている人は、日々報道される新型コロナ感染症の新規に判明した感染症数のグラフを見れば、ある程度は感染の状況はわかるし、ある程度の近い未来の予想もある程度は出来る。ところが、ワイドショ…

「免」が語尾に付く地名

Twitterで愛知県の西上免遺跡のツイートを見て、語尾に「免」が付く地名が気になって調べたら、柳田國男の「地名の研究」に以下の記述を見つけた。地租率ごとに土地を区別した名残か。 肥前という国は妙に昔の呼び方の残った国で何々村何々郷という所もあれ…

人類学について調べた

坪井正五郎博士について調べたので『人類学』についても調べてみた。人類学は英語ではAnthropologyで、ギリシャ語のanthropos(人間)とlogos(知識, 学問)の合成語。人類学は生物種としての「ヒト」について、ヒトとは何かを科学的に追求する学問。人類学は総…

武蔵国造 物部連兄麿 八幡山古墳の被葬者?

先日のブログ記事「古墳の被葬者」で紹介した説明板の中で唯一、埼玉県行田市の八幡山古墳の説明板が被葬者の候補として具体名を挙げていた。そこで、八幡山古墳の被葬者の候補とされる物部連兄麿(兄麻呂)について調べた。物部連兄麻呂は『聖徳太子伝暦』(91…

古墳の被葬者

古墳発掘の現地説明会の質問コーナーで地元の人から「誰の墓か?」という質問がよくある。答えは「残念ながらわからない」で「地元の有力者(または首長)の墓」となる。理由は、古墳の築造された時代の史料がない。同時代の史料としては、3世紀末に書かれた魏…

石室に入れる古墳

昨年、明治大学でサイモン・ケイナー博士の特別講演会に参加した時に「この中で石室に入ったことある人は?」と質問があり、とりあえず手を上げて、ある方が指名されて「どこの古墳の石室に入りましたか?」と質問された時、はたと、自分だったらどこの古墳…

平成を振り返る

今上陛下は今年4月30年に譲位されます。天皇の譲位は、江戸後期の119代光格天皇陛下以来、約200年ぶり。今日は平成を振り返りたいと思います。 ・平成元年(1989年)から4年間、東京都世田谷区の野毛大塚古墳の発掘調査と保存整備事業が行われ、全長83.5mの帆…