大串貝塚ふれあい公園に復元されている西原19号墳石室。西原古墳群は、水戸市北西部、那珂川の支流・田野川に北面する上市台地の標高約 30.0mに位置する古墳群で、2012年度の第16地点の発掘調査で6基の埋没古墳(15〜20号墳)を確認、19号墳と20号墳から埋葬施設を検出した。19号墳は7世紀後半に築造された方墳で、横穴式石室の石材は凝灰質泥岩。
文献
[1] 佐々木憲一・鶴見諒平・木村翔・川口武彦 2011「茨城県水戸市西原古墳群測量調査報告」『考古学集刊』第7号 明治大学文学部考古学研究室
[2] 染井千佳 2019「西原古墳群第 17 地点」『水戸市発掘調査報告会2017-2018 発表要旨集』水戸市教育委員会
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