平沢3号墳(前島岩屋)は、側壁倒壊に伴って平成19年(2007年)に茨城大学が一部の発掘調査を実施した後、所有者が修復を行った。一辺19mの方墳。石室の前面から鉄鏃や須恵器の長頸瓶のほか、8世紀初め頃の火葬墓に使用された須恵器の壺と蓋に使われた坏が出土。
周辺には怪しい石がある。
文献
[1] 筑波大学考古学研究会 1982 『平沢・山口古墳群調査報告』筑波大学考古学研究会
[2] 筑波古[代]地域史研究グループ編著 1982 『筑波古代地域史の研究』筑波大学
[3] つくば市教育委員会 2005 『つくば市内重要遺跡』つくば市教育委員会
[4] つくば市教育委員会 2008 『つくば市内遺跡 :発掘調査報告平成19年度』つくば市教育委員会
[5] 茨城県考古学協会 2010「茨城の考古学散歩」東冷書房
[6] 田中祐・吉澤悟 2011「古墳の正面に納められた奈良時代の火葬墓 : 茨城県つくば市平沢3号墳出土骨蔵器」筑波大学先史学・考古学研究 第22号
つくば市 平沢三号墳。玄門左側に大日堂の刻字、前室入口上には観世音菩薩の銘文と天和四年(1684年)の紀年あり。https://t.co/1sx0Weh8IT
— shigesoul (@BackInMusashi) 2022年7月24日
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