2月11日に東松山市高坂の高坂館跡・高坂二番町遺跡の遺跡見学会に参加した。
昨年5月から始まった第9次調査では、縦穴住居跡46軒、古墳跡7基、溝跡64条、掘立柱建物跡3棟、土坑161基、柱穴734基が検出された。調査区は南北約150m、東西約40m、北側が高坂館跡、南側が高坂二番町遺跡。南側は10月に調査を終え埋め戻されている。今回の調査区は調査終了後に公園となる。
北西の角から。中央の円形が前期の古墳跡。
古墳跡を南西から。背後の木立は高坂2号墳。
左の方形が10号居住跡。右奥が42号居住跡。
42号居住跡。土器はまだ取り上げていない。
高坂館跡の堀。上端幅は約5m。深さは3m。調査区を東西に走行。この堀は高済寺西の堀に繋がっている。
1号古墳跡。円墳。径35m。円形の黒い土の部分が周溝。黄色い土が関東ローム層。手前に高坂館跡の堀が東西に走行する。
1号古墳跡から出土した円筒埴輪。桜山窯跡群で製作されたものと推定される。
内側のバッテンの印が桜山窯跡群で製作された円筒埴輪の特徴の一つ。
遺跡見学会「高坂館跡・高坂二番町遺跡」配布資料/東松山市ホームページ
高坂二番町遺跡-高坂2号墳【埼玉県東松山市】 - ぺんの古墳探訪記
東京都中野区の遠藤山遺跡の1号墳から出土した土器の内面口縁部にX印が見つかっている。