週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

つくば市内遺跡出土品展 小田城跡歴史ひろば案内所

小田城跡歴史ひろば案内所で開催中の巡回企画展「発掘!!圏央道つくば市内遺跡出土品展-」を鑑賞した。つくば市内の圏央道建設に伴って発掘された遺跡の調査成果から、つくば市の歴史の一端を物語る特徴的な遺構や遺物を紹介する。古墳時代では、二重の堀跡によって区画された豪族の居館跡が見つかった梶内向山遺跡や、石や土で作られた鏡や勾玉等の模造品やミニチュアどきが出土した集落跡(中内西ノ妻遺跡、高須賀中台東遺跡、平北田遺跡、島名ツバタ遺跡)を紹介。これらの模造品やミニチュア土器は、神を祀るときに実用品の代わりとして使用されたと考えられるとのこと。古墳時代の居館跡は、つくば市では初、全国でも数百例しかなく貴重。また、梶内向山遺跡の小野川を挟んだ対岸に所在する下横場古墳群51号墳出土の円筒埴輪を展示。小田城跡歴史ひろば案内所での会期は12月13日まで。12月21日から来年2月14日までは谷田部郷土資料館で開催。

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令和5年度巡回企画展 「発掘!!圏央道-つくば市内遺跡出土品展-」/つくば市公式ウェブサイト

梶内向山遺跡の現地にも行ってみたい

 

文献
[1] 財団法人茨城県教育財団 2003 『茨城県教育財団文化財調査報告199:梶内向山遺跡』財団法人茨城県教育財団

この日は駆け足だったので、小田城跡は見学せず。またの機会とした。

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