週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

池上遺跡見学会(2/25) 熊谷市小敷田

2月25日に、熊谷市立江南文化財センター主催の「池上遺跡見学会−弥生時代~古代の人々の暮らし−」に参加した。池上遺跡は、行田市の小敷田地区と接する熊谷市の池上地区の国道17号熊谷バイパス国道125号線が交差する周辺に広がる遺跡で、これまで数度の発掘調査で弥生時代から平安時代までの複数の集落跡が確認されている。今回の調査は(仮称)道の駅「くまがや」整備事業に伴い、令和2年度より実施。調整池予定地の西側(E区)を昨年度、東側(F区)を今年度、調査した。調査区の北側と西側を囲むように旧河川が流れていたと推定される。期待した方形周溝墓は見学できなかったが、周溝持ち竪穴建物跡や、礎板(そばん)を伴う柱材など貴重な遺構、遺物を見学した。道の駅は2028年に開業予定。しかし、北風、強いな。

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イベント・テーマ情報

道の駅整備のため移転される東宮殿下(昭和天皇)御野立所紀念碑(元帥伯爵東郷平八郎謹書)

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埼玉県立歴史と民俗の博物館の特別展「埼玉考古50選」では「妻沼低地の弥生遺跡」として池上遺跡出土の土偶形容器(髭をたくわえた男性の姿を表した中空の土偶)が展示された。

埼玉県立さきたま史跡の博物館の2021年の最新出土品展「地中からのメッセージ」で、「弥生時代の2種類のお墓」として熊谷市の池上遺跡の方形周溝墓出土の壺と土器棺墓の甕が展示された。

行田市郷土博物館のテーマ展「縄文・弥生の足あと−古墳以前の行田を探る−」で、「コメづくり 関東平野一番乗り!」として池上遺跡出土の土器と土偶形容器が展示された。

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