加曽利貝塚の発掘調査現地説明会の後で付近の貝塚を巡った。最初に訪れたのは蕨立貝塚。
蕨立貝家
蕨立貝塚は 縄文時代中期から後期にかけて 国指定史跡「加曽利貝塚」とほぼ同時期に形成れた馬蹄形貝塚である 貝塚の直径約100m 主体はキサゴ アサリ ヤマトシジミ等の鹹 淡水産の貝類である
昭和41年 坂月ニュータウン(現千城台住宅)の造成にあたり発掘調査が実施され 竪穴式住居跡19 縄文中 後期の土器 石器 骨角器 土製品等豊富な遺物 遺構が検出された
この他 住居跡 土坑からは9体の埋葬人骨が 貝層中からは鹿 猪 犬 猿 鲸等の獣魚骨が出土した
千葉市立加曽利貝塚博物館のパネル「千葉市内の縄文遺跡」の一部に加筆
- 蕨立・さら坊貝塚(坂月町蕨立及びさら坊所在)千葉市史 第1巻 原始古代中世編
- 東京大学総合研究博物館データベース 人類先史 縄文時代人骨3) 千葉県の遺跡(堀之内、加曽利、曽谷など) 縄文時代人骨の調査・収集史
- 千葉市の貝塚を見に行く その3
- 坂月を歩く (1)縄文時代 (千葉市若葉区小倉町・坂月町)
文献
[1] 蕨立遺跡発掘調査団 1977 『蕨立遺跡』蕨立遺跡発掘調査団他
「千城台にあった縄文ムラ−蕨立遺跡−」千葉市生涯学習センター。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2022年7月18日
加曽利貝塚は千葉県を代表する縄文時代の遺跡。
しかしその周辺にも同じような大集落があった。
今回はわずかに調査されながら消滅した遺跡からその面影を探る。
「蕨立遺跡」の蕨手文様?
ほかにも大胆な文様の土器があり惜しい遺跡。 pic.twitter.com/kCFyuVTxSC
頭骨の横にあった耳飾り。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2022年7月18日
耳飾りが耳のつけられてい証拠。
鹿角製腰飾り。
完形じゃないのが惜しまれる。
西野先生によればヘビ。
亜玉台式土器。
今回のが展示は大きい土器があって見応えがあるよ。 pic.twitter.com/7MUbgWEo0e