黒浜貝塚を再訪した後で、平成29年度の発掘調査で埋蔵銭が出土した新井堀の内遺跡の調査跡地を訪れた。新井堀の内遺跡出土の埋蔵銭は、2018年3月に埼玉県立埋蔵文化財センターで特別公開されたときに見学した。新井堀の内遺跡は中世の館跡の存在が知られている。館の主は、岩付城城主太田資正(すけまさ)の家臣野口多聞と伝わる。太田資正は太田道灌の甥の資家の子の資頼の子。
蓮田駅東口にまっすぐ伸びる蓮田駅東口黒浜線。県道162号線に突き当たる藤ノ木坂交差点の先の道路予定地に新井堀の内遺跡はある。
新井堀の内遺跡 (蓮田市) | 公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
特別公開 新井堀の内遺跡出土”埋蔵銭” | 公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
文献
[1] 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2020「新井堀の内遺跡」埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書 第464集
何故か今 #埋蔵金 の注目度が高いような‥。
— 槻丸@戦国伝令犬 (@sanrakusainoinu) 2021年6月7日
戦国時代に埋められ国内最大級埋蔵金で有名な埼玉県蓮田市。蓮田市文化財展示館では発見時の様子を写真などで展示。
太田資正公の家臣野口多門の屋敷跡で発見されたため岩付城から秘かに持ち出された説が有力。跡周辺には多門の子孫と思われる野口家宅が多 pic.twitter.com/EMCtMoi7di
【岩槻城主、太田資正公家臣の埋蔵金】に関する詳細
— 小町 (@T2JeenSq2g2nx2G) 2022年5月29日
改めて落ち着いたところで詳細を
この件は2018年埼玉県蓮田市の「新井堀の内遺跡」から県道建設のために事前発掘の際に発見され戦国時代の永楽通宝、改元通宝がカメの中で保存され貨幣価値は億単位と推察されている、①裏手の堀の跡②土塁 pic.twitter.com/bRau1RX8Be
家臣の名は野口多聞様、末裔は今もご健在にて日常生活をおくられているご様子、資正公は子の氏資に岩槻城から茨城の片野城に追われ家臣の多聞は帰還を待ち、いざと言う時の備えとしたが願いは果たせなかった③堀の外の長屋門の家 pic.twitter.com/LB6QIowYbm
— 小町 (@T2JeenSq2g2nx2G) 2022年5月29日