千葉市制100周年を記念して千葉市立郷土資料館で開催中の千葉市内出土考古資料優品展を鑑賞した。有吉南貝塚の成人男性埋葬遺体の腰部から発見されたイルカの下顎骨を用いて勝坂式土器の蛇体文を模す箆状腰飾と、内野第一遺跡から出土した「クレヨンしんちゃん」似と評判の人面付き土板は一見の価値あり。お目当ての人形塚古墳出土の形象埴輪5体は千葉市埋蔵文化財センターにて展示とのことで会えず。残念。写真撮り放題、SNS上げ放題と太っ腹。
千葉市内で発掘された各時代を代表する優品を一挙公開する「千葉市制100周年記念 千葉市内出土考古資料優品展」が本日(令和3年11/17)から始まりました。詳細は、下記リンク先をご覧ください。#千葉市 #加曽利貝塚 #千葉市埋蔵文化財調査センター #千葉市制100周年https://t.co/poW47sCWNz
— 加曽利貝塚博物館 (@kasori_jomon) 2021年11月17日
本日11月17日から来年1月23日まで、1階フロアで千葉市埋蔵文化財調査センターと共催で千葉市制施行100周年記念「千葉市内出土考古資料優品展」を開催します。時代を問わず、市内出土の優品ばかりを集めた展示です。これまであまり目に触れることのなかった資料も一挙に公開します。是非お越しください pic.twitter.com/ORABDlbJf2
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月17日
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介①
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月18日
「#腰飾」#有吉南貝塚出土(緑区おゆみ野中央)県指定文化財
イルカの下顎骨を用いて製作された腰飾です。#縄文時代 中期(約5000年前)のもので、成人男性の埋葬遺体腰部から発見されました。#大規模集落 のリーダーを象徴する装身具と考えられます。 pic.twitter.com/uPt8NcVQG5
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介②
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月19日
「#人面付土版」内野第1遺跡出土(花見川区宇那谷町)市指定文化財
土版と呼ばれる縄文時代晩期に特有の資料で、護符という意見があります。土偶と同様に顔面表現が施されています。この表情が「クレヨンしんちゃん」に似ているとして話題になりました。 pic.twitter.com/BIc1b0e8Am
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介③
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月20日
「#石釧(くしろ)」七廻塚古墳出土(中央区生実町)市指定文化財
古墳時代中期の七廻塚古墳から出土の腕輪です。精緻な文様が施された完形の優品で類例は少なく希少。下の市原市草刈3号墳出土のものとそっくりで、同じ工房で製作された可能性があります pic.twitter.com/GgKIOPxusI
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介④
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月21日
「#有角石器」向ノ台遺跡出土(中央区都町)
弥生時代中期後葉(約2000年前)に製作された奇妙な形の祭祀具です。この形は石戈(せっか)と呼ばれる武器の形をした石製品の影響とされることが多いのです。東北地方南部の太平洋沿岸で盛んに製作されました。 pic.twitter.com/Lih8QabCyd
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑤
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月22日
「#磨製石剣」踏形遺跡出土(稲毛区萩台町)#弥生時代 中期後葉(約2000年前)に製作された武器形の石製品。弥生時代は縄文時代には見られなかった明確な武器が出現することも大きな特徴です。西日本にとても多いですが、東日本でもしばしば見られます。 pic.twitter.com/cELfDA7BqM
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑥
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月23日
「#イモガイ製腰飾」有吉北貝塚出土(緑区おゆみ野)
縄文時代中期に男性リーダーが付けていた環状の腰飾です。イモガイの一種を加工して製作されていて、よく見ると切込みでヘビの頭を表現しています。このような腰飾の類例は千葉県内のみで見られます pic.twitter.com/FHFuZl6Lqe
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑦
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月24日
「#ナイフ形石器」#坂ノ越遺跡出土(緑区あすみが丘)#後期旧石器時代 のナイフ形石器。右上の側縁が非常に鋭利につくられており、突き刺す、切る、といった用途に用いられていたと考えられます。3万年前に生きた #ハンター たちの道具の一つです。 pic.twitter.com/jtjaw8C5xS
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑧
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月25日
「#神子柴型石斧」後台遺跡(緑区あすみが丘)#旧石器時代 終末~縄文時代草創期に製作された石斧の一種です。大型で重量感があり、植物資源の開発・活用に用いられたと思われます。シベリアなどの北方アジアからの大きな影響があったと言われています pic.twitter.com/khI1SXmoXh
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑨
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月26日
「#槍先形尖頭器」宮野木境第1遺跡(稲毛区長沼町)弥三郎第2遺跡(緑区あすみが丘)
槍の先端に装着される狩猟具。特に縄文時代草創期にはこのような大型のものが用いられ、弥三郎第2遺跡の資料は新潟県の木ノ本遺跡を標識とする #木ノ本型尖頭器 です pic.twitter.com/TUWjV8hnmD
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑩
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月27日
「#槍先形尖頭器」#六通神社南遺跡(緑区おゆみ野中央)#槍 に装着される槍先型 #尖頭器 です。六通神社南遺跡出土資料の中には奈良県の二上山や岐阜県で採取可能な石材で製作されたものがあり、広域の交流関係があったことが分かります。#千葉市郷土館 pic.twitter.com/zJZ4EhCdQW
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑪
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月28日
「#土偶」中鹿子第2遺跡(緑区小山町)
土偶は縄文時代の後期以降盛んに製作されますが、これは縄文時代早期に作られた古いタイプの土偶。出現期の土偶はシンプルな作りですが、乳房の表現が認められ、当初から女性を表現したものであることがわかります pic.twitter.com/LhN2yNyTh3
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑫
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月29日
「#土偶」内野第1遺跡(花見川区宇那谷町)
縄文時代を代表する遺物の1つ。粘土で作られた人形の造形で、そのほとんどに女性が表現されています。縄文時代後・晩期の東日本に非常に多く見られ、生殖・豊穣・繁栄にかかわる祭祀の道具と考えられています pic.twitter.com/4GQRT85DGX
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑬
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年11月30日
「#土製耳飾」内野第1遺跡(花見川区宇那谷町)
縄文時代中期~晩期にかけて東日本で盛んに製作された耳飾です。耳たぶに穴を開けてはめ込んだ装身具で、1cmほどのものから最大で9cmに達するものもあります。形や文様にも様々なバリエーションがあります pic.twitter.com/tbcqayqbUc
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑭
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月1日
「#玦状耳飾」#バクチ穴遺跡(緑区おゆみ野南)
中国殷周時代の「玦(けつ)」に類似することからついた名称。蛇紋岩や滑石といった石材を用い、環状に研磨し、下端に切れ込みを入れ、穴をあけた耳たぶに切れ込みを通して、上端でぶら下げたと思われます。 pic.twitter.com/hhf38HWWcD
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑮
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月2日
「#弭形角製品」#犢橋貝塚(花見川区さつきが丘)
縄文時代晩期に製作された弓の先端部分に装着する道具。鹿角の先端全面を成形し、下部はソケット状に作られています。形状から弥生~飛鳥時代の弭(ゆはず)の系譜につながると思われる縄文時代の優品です pic.twitter.com/tG6Iek8iNn
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑯
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月3日
「様々な形の #土製品」#内野第1遺跡(花見川区宇那谷町)#縄文時代 の人々は自在に形の変わる粘土を用いて、土器以外にも様々な道具を製作しました。#サンダル形土製品 は上履きにしか見えないフォルムに注目してみて下さい。実際の使途は不明です。 pic.twitter.com/0V5sbT0rvK
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑰
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月4日
「#アワビ」大膳野南貝塚(緑区おゆみ野中央)
大きなマダカアワビの全面を丁寧に磨き上げた製品。内面に光を当てると虹色に照り返す特殊な道具として用いられた可能性が高いです。#縄文貝塚 出土のアワビはみな小片で、完存している例はとても貴重です pic.twitter.com/I5Bjz4ixU9
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑱
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月5日
「#アワビ形土製品」#内野第1遺跡(花見川区宇那谷町)#縄文時代 の人々は身近な生物を模した造形物を多く作りました。よく見られるのはイノシシで、本資料のようなアワビを模した #土製品 は大変珍しいものです #千葉市立郷土博物館 #埋蔵文化財調査C pic.twitter.com/q3yRzKTYoM
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑲
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月6日
「アワビが #象嵌 された #耳飾」#月ノ木貝塚(中央区仁戸名町)
赤く色を塗った #土製耳飾 の中央に、アワビの真珠光沢部分を加工して嵌め込んだもの。光に当たれば反射し、綺麗だったことでしょう。#縄文人 の身を飾るという意識が垣間見える逸品です pic.twitter.com/LDOwN9TAyt
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介⑳
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月7日
「#玉類」#内野第1遺跡(花見川区宇那谷町)#縄文時代 の人々は #ヒスイ などの石材を用いて様々な装身具を作りました。本資料は孔に紐を通し、#縄文人 の身を飾っていた玉類です。身に着けている姿を是非想像してみてください。#千葉市立郷土博物館 pic.twitter.com/FflzarW3dE
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㉑
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月8日
「#石棒」#上谷津第2遺跡(若葉区上泉町)
縄文時代中期以降の東日本で盛んに用いられる男性器を象った祭祀の道具。大型のものは2.5mに達するものもあります。この石棒は住居跡から横倒しの状態で出土しました。市内最大で、全国では43位の大きさです pic.twitter.com/pQBrrtLk2Q
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㉒
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月9日
「#大陸系磨製石器」#踏形遺跡(稲毛区萩台町)
弥生時代中期後葉に盛んに使用された実用の石斧。形により伐採用、加工用に分かれています。これらは1軒の住居からまとまって出土しており、大事な道具である石斧を管理していた人物がいたと考えられます pic.twitter.com/z1eqfUyUuQ
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㉓
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月10日
「#環状石器」有吉遺跡(緑区おゆみ野)
円形をした石器の中央が穿孔された石器。主に #弥生時代 中期以降に製作・使用された祭祀のための道具です。意図的に破壊されたり、火を受けたものもあります。本資料は長野盆地で製作されたことがわかっています pic.twitter.com/o42ipuJMD4
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㉔
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月11日
「#鈴釧」#太田法師遺跡(緑区おゆみ野南)#青銅 製の腕輪に鈴が取り付けられたものです。鈴は装飾の他に、鈴の音に霊力を期待したとみられます。当資料は保存状態が良く、現在でも揺らすと澄んだ鈴の音を聞くことができます(注:揺らさないでください) pic.twitter.com/qE2FxtD5si
企画展「千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㉔
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月12日
「#石製模造品 一式」七廻塚古墳(中央区生実町)
古墳の墳丘内に設けられた土坑に安置された状態で出土した石製模造品一式。刀子形・鎌形・斧形などがあり、祭祀に用いられたと思われます。立花は石枕と呼ばれる死者のための枕に挿して使われたものです pic.twitter.com/HrztCEQYvV
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㉕
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月13日
「#金製柄頭飾金具」生実町帝鑑(中央区生実町)
詳細は不明ですが、七廻塚古墳の近くにかつて存在した古墳から出土したと伝えられるものです。大刀の柄頭に装着されたと考えられるもので、パルメット文(唐草文の一種)と列点文で文様が構成されています pic.twitter.com/Na3y6N2Y2B
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㊵
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月27日
「#古墳時代 の #鏡①」#七廻塚古墳(中央区生実町)#古墳時代後期 に製作された鏡です。中国大陸から日本列島に伝わった鏡は、やがて日本列島でも製作されるようになり、多様な鏡が生み出されました。#千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査C pic.twitter.com/yyOdRefovR
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㊶
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月28日
「#古墳時代 の #鏡②」#小金沢古墳群(緑区おゆみ野南)#古墳時代後期 に製作され、古墳に副葬された鏡です。本展展示品は #倭鏡(わきょう 国産の鏡 #倣製鏡(ほうせいきょう 模倣作成した鏡とも))と呼ばれるものがほとんどです。#千葉市立郷土博物館 pic.twitter.com/rUaItIehS7
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㊷
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月29日
「#古墳時代 の #鏡③」#下田遺跡(稲毛区園生町)
古墳時代中期~後期にかけて製作された鏡です。住居址跡から出土しました。古墳 から副葬品として出土したもの以外にも、#ムラ での #祭祀 に用いられたと思われる鏡があります。これはその一例です。 pic.twitter.com/22fFsVKfDw
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㊸
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2021年12月30日
「#古墳時代 の #鏡④」#上人塚古墳(若葉区和泉町)#古墳時代中期 ~ #古墳時代後期 にかけて製作された鏡です。古墳時代の鏡は、同心円の中に規則的に図像を配置するのを基本としていました。#千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査センター pic.twitter.com/R9UJ2CJCs1
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㊼
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月4日
「#野島式土器」#鳥喰東遺跡(花見川区宮野木台)
今回からは時代を巻き戻して、#土器 ・ #埴輪 等の優品を紹介します。本日紹介するのは、関東地方を中心に分布する #縄文時代 早期後葉の土器です。(続く)#千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査C pic.twitter.com/VzTKg9kI9R
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㊽
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月5日
「#阿玉台式土器」#根崎遺跡(若葉区原町)
ほぼ完形の #縄文時代 中期前葉の土器です。千葉県香取市 #阿玉台貝塚 出土の土器を標式とします。(続く) #千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査センター pic.twitter.com/d1SUKYwOI5
器面には意図的に製作時の #粘土紐輪積痕 を残すものが多く、#隆帯 とそれに沿わせた #押引文 で文様が構成されるものが多いです。#胎土(たいど) に意図的に #金雲母(きんうんも) を混入することを最大の特徴とします。本資料も隆帯と押引文により装飾された #浅鉢 と #深鉢 です。#千葉市立郷土博物館 pic.twitter.com/scez3hJrW2
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月5日
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㊾
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月6日
「#堀之内式土器」#内野第1遺跡(花見川区宇那谷町)
花瓶のような形のこの土器は、#縄文時代 後期前葉の #土器型式 です。市川市の #堀之内貝塚 より出土した土器を標式としているのでこの名前があります。(続く) #千葉市立郷土博物館 pic.twitter.com/yht4Yqr5Sd
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介㊿
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月7日
「#称名寺式土器」#内野第1遺跡(花見川区宇那谷町)#縄文時代 後期初頭の土器です。神奈川県横浜市 #称名寺貝塚 出土の土器を標式とします。(続く) #千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査センター pic.twitter.com/ER8tca6RjU
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介51
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月8日
「東北地方南部の影響を受けた #鉢」#六通貝塚(緑区おゆみ野中央)#弥生時代 前期末葉の鉢です。施された文様の構成は、東北地方南部のものに類似していて、交流があったことが伺われます。(続く) #千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査センター pic.twitter.com/iqEHIbgWUb
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介52
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月9日
「#安行式土器」#内野第1遺跡(花見川区宇那谷町)
縄文時代後期後半から晩期中葉にかけての土器型式です。埼玉県川口市安行村領家猿貝貝塚の土器を指標とします。本資料は安行式に特徴的な帯縄文や入組弧線文などで装飾された優品の #注口土器 です pic.twitter.com/q4meoHsJpS
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介53
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月10日
「『#須和田式』の #壺」#新田山遺跡(若葉区坂月町)立正大学博物館所蔵#弥生時代 中期前葉の壺です。昭和16年に、坂月町の切通の崖面及び崖上の土中から発見されました。(続く) #千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査センター pic.twitter.com/MMh8MkSiTm
出土状況から考えると、一度白骨化した遺体をさらに土器の中に納め埋葬する、#再葬 と呼ばれる習俗に用いられた壺と考えられ、一帯が#墓域 となっていた可能性があります。弥生時代研究者の #杉原荘介 により「須和田式」の具体例として紹介された学術的に重要な資料です。#千葉市立郷土博物館 pic.twitter.com/z52giMVtEb
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月10日
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介54
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月11日
「#棺 として用いられた #壺」#南屋敷遺跡(若葉区源町)#弥生時代 中期初頭の壺。#新田山遺跡 出土の壺と同様に、#再葬墓(一度白骨化した遺体をさらに埋葬する習俗)に用いられた壺と考えられます。#千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査センター pic.twitter.com/IC5N7l1sLd
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介55
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月12日
「#韓式系土器」#戸張作遺跡(若葉区東寺山町)#古墳時代 中期中葉の竪穴住居から出土した、#朝鮮半島 で製作された土器です。朝鮮半島東南部の洛東江下流から慶州付近で製作された可能性が指摘されています。どのように千葉まで運ばれたのでしょうか pic.twitter.com/UZkHqviXrr
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介56
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月13日
「『#小田原式』の #壺」#中野台遺跡(中央区千葉寺町)千葉経済大学地域経済博物館所蔵
昭和31年に発掘された資料です。その後の発掘調査により、中野台遺跡という遺跡の一部であったことが判明しました。(続く)#千葉市立郷土博物館 pic.twitter.com/sCJwVsR7p4
#弥生時代 中期後葉の #方形周溝墓 と呼ばれる墓に伴うものである可能性が高くなりました。昭和43年に刊行された『弥生式土器集成』の中で「小田原式」の標式資料として紹介された重要な資料です。#千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査センター pic.twitter.com/fvN3lALWOi
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月13日
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介57
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月14日
「#手焙形土器(てあぶりがたどき)」#星久喜遺跡(中央区星久喜町)#弥生時代 の終わりから #古墳時代 初めにかけてのごく短い期間にのみ製作された形の土器です。(続く) #千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査センター pic.twitter.com/J2kjY7VOSb
非常に点数が少ないことから、日常的に用いられたのではなく、#祭祀 に伴い使用されたと考えられます。本資料も墓に伴う祭祀に用いられた可能性が高いです。#千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査センター pic.twitter.com/jnkxMGfrWe
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月14日
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介58
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月15日
「#形象埴輪」#中原古墳群(緑区平山町)#古墳時代 後期に製作された人物を象った #埴輪 です。正確な出土位置など不明な点が多いですが、千葉市内出土の数少ない埴輪の一つです。(続く)#千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査センター pic.twitter.com/wsWtKA0XuD
この埴輪は #下総型埴輪 と呼ばれ、印旛沼周辺に分布の中心があります。下総型埴輪は一般に小型で、足が表現されず円筒形となった半身像、顔面に板状の粘土を張り付けた平板な作り、細長い切れ長の目、短く指の表現の無い手といった特徴があります。#千葉市立郷土博物館 #千葉市埋蔵文化財調査センター pic.twitter.com/H9YVAXkAYk
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月15日
明日1月23日(日)で本館での#千葉市内出土考古資料優品展は終了します。
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月22日
その後、展示を一部入れ替え2月9日(木)~3月10日(木)まで、千葉市埋蔵文化財調査センターで継続開催されます。当館とは開館日・時間が異なります。ご注意ください。https://t.co/lWf7Iyt3ZZ pic.twitter.com/lqV1XKZF2I
久々に千葉市埋蔵文化財センターに行って来ました。朝一に行って、ゆっくり見学していたら、またまたギャラリートークの日で、詳しい解説も聴くことができました。ありがとうございました!!#人形塚古墳 #千葉市埋蔵文化財センター#千葉市内出土考古資料優品展 pic.twitter.com/mPLvBDffb0
— chiba_kofun (@yukio_0525_) 2022年2月5日
「千葉市内出土考古資料優品展」千葉市埋蔵文化財調査センター。
— 古代人? (@Kikiki93886931) 2022年3月2日
この展示で何がすごいかというと人形塚古墳の埴輪群に尽きる。
3体の人物埴輪と2頭の馬形埴輪が並ぶのは初めて。
って言うかいままで1体の人物埴輪しか展示されたことがないはず。
この他にも家形埴輪とか石室出土の直刀もある。 pic.twitter.com/u5SM3ILUKw
千葉市立郷土資料館は亥鼻城跡の亥鼻公園に建つ4層5階建て天守閣造りの博物館。
漬物容器?で大賀ハスを育ててた