釈迦堂遺跡博物館で開催中の企画展「Jomon Collection-笛吹市-」を鑑賞した。笛吹市教育委員会が所蔵する「みさかっぱ」や「てらたん」などの土偶、全国有数の大きさを誇る翡翠製大珠、機能美ともいえるような美しく輝く黒曜石製尖頭器など約50点の資料を展示。会期は5月29日まで。
釈迦堂遺跡
甲府盆地を一望する古川扇状地上にあるこの遺跡は、昭和五十五年から五十六年にかけて釈迦堂パーキイングエリア一帯の発掘調査が行われ先土器時代の石器群 縄文時代早前中期の集落 古墳 平安時代の住居等が発見された なかでも縄文中期の大集落は広場を中心に土壙や住居群 土器拾場が同心円状に配列される典型的な集落形態をもち おびただしい土器の他に土偶が五百点以上も出土したことが全国的に注目された
笛吹市/釈迦堂遺跡博物館企画展『JomonCollectionー笛吹市ー』
本日ご紹介するのはこの子です。
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) 2022年2月6日
笛吹シスターズのお一人で、てらたんと呼ばれています。出土遺跡は前付遺跡なのに、何故てらたん?と不思議に思われるかもしれませんが、前付遺跡が笛吹市境川町寺尾にあることに由来します。#釈迦堂遺跡博物館#土偶 pic.twitter.com/3pJc7KUAAv
京戸川扇状地
京戸川扇状地は、岩崎山と蜂城山の間を流れ下る京戸川が形成した扇状地形、他の扇状地との複合が少なく扇型に広がる扇状地形の典型として教科書等に紹介され広く知られている。扇状地には、釈迦堂遺跡の発掘調査で一万年前から人々の暮らしが始まり、縄文時代の早期末以後次第に大規模な集落が扇状地のいたるところに形成されるようになるが、稲作の普及とともに、扇端部に集落が移り、古墳時代は群集墳が築かれ、平安時代以後再び開発が進み、生活の場となり、さらに江戸時代後期以後扇頂部の森が開墾され、今日にいたっている。現在は、勝沼町の上岩崎・ 下岩崎・藤井、一宮町 の中尾・野呂・千米寺・ 石、などの葡萄、桃を中心とした果樹畑が一面を覆い尽くしている。
釈迦堂遺跡博物館
当館には重要な写真です。
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) 2023年1月21日
手前が釈迦堂の発掘現場ですが、奥では中央道の工事が行われています。注目していただきたいのは、深さの違いです。中央道の工事現場は遺構面の下になります。つまり、残念ながら遺跡は無くなっていますが、資料はすべて当館に保管・展示されています。#釈迦堂遺跡博物館 pic.twitter.com/WCuBlC4El0
明日は火曜日で休館日です。
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) 2023年2月6日
いよいよ明後日からJomonCollection-笛吹市-がスタートします。会期は明後日~5月29日(月)となります。まずは全体の様子を動画でご覧いただき、是非足をお運びください。
なが山房子作品展-小さな花-が同時開催です。#釈迦堂遺跡博物館 pic.twitter.com/5h3Gs0ziVg
企画展「JomonCollection-笛吹市-」が本日より始まりました。こちらは展示している釣手土器です。釈迦堂の釣手と比較すると、かなりの大型品です。白くなっている部分は石膏ですが、ここにはお顔が付く可能性が高いです。#釈迦堂遺跡博物館 pic.twitter.com/xTT5fdQg6Z
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) 2023年2月8日
企画展「Jomom Collection-笛吹市-」に展示している土器と焼成粘土塊です。実はこの土器には砂が入った状態で出土しました。その側からこの粘土塊が出土しています。さらに展示はしていませんが、平石も出土していることから、粘土作りを行っていたと考えられています。#釈迦堂遺跡博物館 pic.twitter.com/l9bprtIquZ
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) 2023年2月18日
今回の企画展「Jomon Collection-笛吹市-」で、お気に入りなのがこちらの注口土器。家で使うやかんより若干大きいです。口縁に孔があり、ぐるっと全体に縄が周るのでぶら下げる事が出来そう。縄があると火にかけられないので、やはりお酒?水?でも、何となくお酒がしっくりきます。#釈迦堂遺跡博物館 pic.twitter.com/wjTmRAnvVc
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) 2023年2月19日
釈迦堂遺跡の発掘当時の土偶の出土状況です。、随分と鼻の立派な土偶ですが、展示しているよりも土の上にあるとリアリティを感じます。元はかなり暗い写真で、明るさを調整しています。陽が落ちてから撮影したのか、やけにドラマチックな映りだと感じるのは私だけでしょうか。#釈迦堂遺跡博物館 pic.twitter.com/bghI8Iju3M
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) 2023年4月24日
こちらは釈迦堂遺跡の発掘当時の写真です。
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) 2023年4月26日
現在でいうと、高速道路に立って東京方面を望むような場所です。広いなぁと感じますが、これでも全体からすると、半分はいかないぐらいかなといったところです。
それにしても、とにかく歩きにくそう…と思ってしまいます。#釈迦堂遺跡博物館 pic.twitter.com/uqjP0ZZXJI
明日から9連休の方もいらっしゃるようですが、当館は5月2日の休館日をのぞき開館しております。当然、こちらの翡翠製大珠もご覧いただけます。フォロワー限定缶バッジプレゼントも実施していますので、是非ご利用ください。#釈迦堂遺跡博物館 pic.twitter.com/oLqYJ5wlw1
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) 2023年4月28日
SNSでの情報発信で、一つの目標としていた数字を達成することが出来ました。ツイートを開始した頃は、天文学的な数字だと思っていましたが、2年2ヶ月ほどかかって達成することができました。はっきりと言えないところが心苦しいですが、とにかく皆様に感謝しております。#釈迦堂遺跡博物館 pic.twitter.com/b0tzR7vFa6
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) 2023年5月14日
本日は火曜日で休館日でした。
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) 2023年5月23日
常設展示にあるの土偶です。非常に丁寧に磨かれています。目がアーモンドの形ですが、あまり釣り上がっていないので穏やかに見えます。頭尖っているとこが、帽子のようで可愛らしい子です。#釈迦堂遺跡博物館 pic.twitter.com/nQwp57Do69
天気が悪くなるとの天気予報だったので、大急ぎで草刈りをしました。正味1時間30分で全体を終わらせました。写真は作業前に撮り忘れ、真ん中部分だけ刈った後なので月代(さかやき)のようです。
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) 2023年6月8日
雑草という草はない…と、某ドラマのセリフが浮かびましたが、しっかり刈りました。#釈迦堂遺跡博物館 pic.twitter.com/uoSofuAGeR