週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

根岸稲荷神社古墳 (再訪) 東松山市古凍

根岸稲荷神社古墳(古凍20号墳)を再訪。前回は前方部の方角を把握していなかったので、今回は、前方部を意識して観察したが、なかなか難しい。

吉祥寺
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八幡宮
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根岸稲荷神社古墳
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富士山
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土器片?埴輪片?
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埼玉県教育委員会では平成元(1989)年度から埼玉県内所在古墳詳細分布調査を実施。平成元年度から5年度にかけて地域毎に選定した古墳の試掘・測量調査を実施した(文献[1])。平成元年度に実施された東松山市の根岸稲荷神社古墳、吉見町の山の根古墳の調査の結果から、根岸稲荷神社古墳を山の根古墳よりも古い埼玉県最古の古墳(前方後方墳)と位置付けるのか、根岸稲荷神社古墳を前方後方形墳丘墓と分類して山の根古墳を埼玉県最古の古墳(前方後方墳)と位置付けるのかの議論がある(文献[4])。

文献

[1] 埼玉県立さきたま資料館・学芸課 1992「古墳詳細分布調査 試掘・測量調査の報告」埼玉県立さきたま資料館「調査研究報告」第5号

[2] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」

[3] 塩野博 2004「埼玉の古墳 比企・秩父」さきたま出版会

[4] 利根川章彦 2012「『埼玉の古墳出現』断章」埼玉県立さきたま史跡の博物館「紀要」第6号

[5] 埼玉県立さきたま史跡の博物館 2017「埼玉の古墳 1 比企・入間」

[6] 朝霞市博物館 2019「朝霞から見る古墳の出現 〜方形周溝墓から古墳へ〜」

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