今年の墳活初めは、東松山市の若宮八幡古墳。下唐子古墳群の塚原支群の主墳。円墳。径34m。6世紀後半の築造。胴張型の複式構造の横穴式石室を持つ。砂質凝灰岩で「切石切組積工法」を採用。墳頂に八幡神社を祀る。
2018年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんは東松山市出身。
児童文学作家の打木村治さんの小説「天の園」(1972年)は東松山市が舞台。若宮八幡古墳を「恐怖の八幡穴」と紹介。
祝!ノーベル物理学賞 東松山市出身 梶田隆章先生/東松山市ホームページ
#古墳ツアー 第1回の目玉のひとつ。若宮八幡古墳の石室に特別に入れていただいています!#古墳 #東松山市 #若宮八幡古墳 #石室 pic.twitter.com/4zm6sSRkoU
— 埼玉県文化資源課 (@saitamabunkazai) 2020年11月27日
文献
[1] 埼玉県 1982「新編埼玉県史 資料編 2 原始・古代 弥生・古墳」
[2] 早稲田大学東アジア都城・シルクロード考古学研究所 2017 『デジタル技術を用いた古墳の非破壊調査研究』早稲田大学東アジア都城・シルクロード考古学研究所