週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

古墳

稲荷塚古墳群 水戸市大塚町

水戸市の稲荷塚古墳群を訪れた。那珂川と桜川とに挟まれた「上市台地」と呼ば れる洪積台地の西部、桜川の支流東側の標高 44 mの台地上に位置し、古墳群の西側に桜川支流と低地を望む。低地との比高は約20m。2019年7月から8月に公共下水道工事に伴う発掘調査…

馬塚古墳 水戸市愛宕町

愛宕山古墳群で愛宕山古墳の他に唯一墳丘が確認できる古墳の馬塚古墳を訪れた。馬塚古墳は径14mの円墳。後で知ったが、馬塚古墳の脇の空き地は、旧水戸生涯学習センターの跡地で、平成26年に解体工事に伴う発掘調査が行われ、古墳跡3基(愛宕山5〜7号墳)が検…

愛宕山古墳 水戸市愛宕町

愛宕山古墳は、石岡市舟塚山古墳、常陸太田市梵天山古墳に次ぐ茨城県内3番目の規模で、全長137mの大型前方後円墳である。那賀国造の墓と考えられており、国指定史跡となっている。水戸市の北部に位置し、那珂川右岸の標高約30mの上市台地北東側縁辺部に立地…

吉田古墳 水戸市元吉田

5月に茨城県立歴史館の企画展「ビフォー・アフター三昧塚古墳」を鑑賞した際、茨城県立歴史館の前に吉田古墳を訪れた。吉田古墳は、横穴式石室奥壁に釵・刀子・鉾等武具を主体とした線刻装飾をもつ終末期古墳で、墳形は方墳とも円墳ともいわれていたが、近年…

おふじ権現古墳 桜川市真壁町飯塚

「ざわつく金曜日」で紹介された「つくばぷりん ふじ屋」でプリンを購入。その足で、おふじ権現古墳を訪れた。もともとは全長60m級の前方後円墳の後円部の一部のみ残っているようだ。 つくばぷりん ふじ屋 つくばぷりん ふじ屋 にほんブログ村

平沢3号古墳 つくば市平沢

平沢3号墳(前島岩屋)は、側壁倒壊に伴って平成19年(2007年)に茨城大学が一部の発掘調査を実施した後、所有者が修復を行った。一辺19mの方墳。石室の前面から鉄鏃や須恵器の長頸瓶のほか、8世紀初め頃の火葬墓に使用された須恵器の壺と蓋に使われた坏が出土。…

平沢2号古墳 つくば市平沢

平沢古墳群の2号墳(開山岩屋古墳)は、共同墓地内に所在し、墓地の造成と山道で、墳丘は破壊され、原形を留めず、小規模な円墳と推定される。南に開口する横穴式石室の玄室のみが現存する。石材は、奥壁、側壁、天井石ともすべて1枚の雲母片岩の板石。玄門は2…

佐都ヶ岩屋古墳 つくば市平沢

平沢古墳群は、平沢官衙遺跡北方500mの小丘陵斜面に所在し、方墳2基と5〜6基の小型の円墳で構成されていたと考えられる。このうち4基は横穴式石室が確認されている。1号墳の佐都ケ岩屋古墳は市指定史跡で、東西35m、南北25mの方墳。筑波国際カントリークラブ…

OARAI KOFUN EXPO'22 大洗町幕末と明治の博物館

大洗町幕末と明治の博物館で7月14日から開催中の企画展「OARAI KOFUN EXPO'22」を鑑賞した。昨年夏に開催された「弥生島と古墳島」は会期途中から茨城県民限定になり、県外から訪れることが出来きず、残念な思いをしたので、今年は速攻で訪れた。昨年観るこ…

沼にハマってきいてみた「“マイ古墳”に埋葬されるのが夢! 古墳沼」NHK Eテレ

11日にNHK Eテレで放送された「沼にハマってきいてみた」は古墳沼。見逃した人はNHK+で18日午後8時まで配信中なので是非、ご視聴ください。 はにわの西浦(茨城県桜川市真壁町) 【沼にハマってきいてみた】次回の舞台は群馬です/7/11の #沼ハマ は#古墳 沼群…

大日山古墳 取手市岡

取手市に残る将門伝説の地を散策。 小貝川右岸の標高20mの台地の東端に位置する大日山古墳。墳頂に岡神社を祀る。大日山古墳のある一帯は、将門が桔梗御前と一緒に住んだ屋敷跡で、古墳を物見台にしたと伝わる。1935年に地元の山王村史蹟保存会が仏島山古墳…

仏島山古墳 取手市岡

取手市に残る将門伝説の地を散策。 平将門の墓との伝説がある仏島山古墳。1895年(明治28年)に古墳は開墾され、土は学校建設予定に運ばれた。この時、多数の埴輪と石棺が出土し、石棺からは人骨・刀剣・勾玉・鏃などが発見され、帝室博物館(現在の東京国立博…

糠塚1号墳 取手市市上高井

関東鉄道常総線の稲戸井駅の北500mの小貝川支流沿いの台地に、前方後円墳1基と円墳2基からなる糠塚(ぬかづか)古墳群。1号墳は全長32mの前方後円墳。古墳全体に埴輪が巡る。2号墳は径16mの円墳(湮滅)。3号墳は径12mの円墳(湮滅)。 取手市/第5回企画展 市之代…

弁天古墳 柏市布施

関東三大弁天の一つ、布施弁天 東海寺の妙見大菩薩が祀られた弁天古墳。東海寺の南側の利根川(古鬼怒川)の氾濫により下総台地から切断された独立丘陵を利用して築造されている。全長35mの北面する前方後円墳。弁天古墳出土遺物(石枕、立花、石製模造品斧、石…

天神山古墳 行田市小見

虚空蔵山古墳の西約200mの嶺雲寺山門前に所在する天神山古墳。文献[1]では、径20mの円墳。墳丘上に埴輪片らしきもの。 嶺雲寺 虚空蔵山古墳 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 [2] 塩野博 2004「埼玉の古墳 北埼玉・南埼玉・…

籠山古墳 行田市小見

埼玉県立さきたま史跡の博物館のテーマ展を鑑賞した後で、小見真観寺古墳周辺で未訪問の2基の古墳を散策。 籠山古墳は、小見真観寺古墳の東約100mに所在の円墳。径約20m。文献[2]によると「現在は破壊されて墳丘はない」とのこと。 真観寺と小見真観寺古墳 …

くまん塚 (再訪) 戸田市本町

戸田市立郷土博物館の企画展「ここまで分かった!戸田市の埋蔵文化財最新情報展」で、1999年の上戸田本村遺跡第4次調査で出土した馬形埴輪と人物埴輪を鑑賞した。この馬形埴輪と人物埴輪は、くまん塚の周溝の一部と思われる溝跡から発見された。その時の発掘…

三千塚古墳群 第I支群 東松山市大谷

水穴配水場前の「三千塚古墳群 第I支群」の説明板を見学。 市指定史跡 三千塚古墳群 (第Ⅰ群) 三千塚古墳群は、大谷地区の丘陵尾根上に広く分布している古墳の集 まりです。古墳群のほぼ中央に位置している雷電山古墳(五世紀初め頃の帆立貝式前方後円墳)を中…

「古墳合祀之碑」 吉見町田甲

吉見町の田甲原古墳群の「古墳合祀之碑」を見学。この碑は文献[1]の「田甲原古墳群(吉見町)」に記載されているが、場所が不明だった。ブログ「451のミニベロ」のMakoさんが執念で再発見した。 451のミニベロ : 川島 卵の買出しと古墳 (1) 補足2 451のミニベ…

稲荷塚古墳 吉見町北吉見

吉見百穴から東に約350mの丘陵の東側にある稲荷塚古墳。文献[1]では、規模不明の円墳。 市野川沿いの桜並木と吉見百穴 吉見百穴はちょうど4年前の同じ時期に訪れた。 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

御所稲荷塚古墳 吉見町御所

横見神社の鳥居の隣の赤い鳥居が稲荷社が祀られた御所稲荷塚古墳と思われる。文献[1]では、規模不明の円墳。文献[2]では「昭和50年(1975年)に、大字御所字稲荷前の遺跡が発掘調査され、1基の円墳跡(御所稲荷塚古墳)が発見され」とあり、どうなんだろう。 文…

横見神社古墳 吉見町御所

吉見丘陵の東側、荒川が形成した沖積地内の自然堤防上の御所古墳群。横見神社の本殿の土台部分が横見神社古墳か。文献[1]では、規模不明の円墳。文献[2]では「現在も石室の一部が露出」とあり、拝殿と本殿の間の部分か? 横見神社本殿/吉見町 文献 [1] 埼玉…

稲荷塚古墳 川島町下小見野

市野川の自然堤防上に築造された稲荷塚古墳群は、かつて十数基の古墳があったとされるが、現存するのは稲荷塚古墳のみ。1951年に周溝部と想定される地点から馬形埴輪(頭・脚部)が出土。文献[1][3]では、全長50mの前方後円墳。 稲荷塚古墳群(いなりづかこふ…

森谷稲荷塚古墳 川島町飯島

田の中にぽつんと残る森谷稲荷塚古墳。文献[1]では、径15mの円墳。墳丘上に三角点。 安藤川沿いの桜並木 鈴木家住宅でご主人に「うちの土地に古墳がある」と伺って訪ねた森谷稲荷塚古墳。ご主人は「いわゆる古墳ではなく、祭祀を行った塚ではないかと思う」…

広徳寺古墳 川島町表

市野川の自然堤防に位置する広徳寺境内の広徳寺古墳。文献[1]では、径8mの円墳、馬鈴が出土。墳丘上の「美尾屋廣徳碑」は安政7年(1860年)建立。 廣徳寺大御堂は国指定の重要文化財 廣徳寺大御堂(こうとくじ おおみどう)/ 川島町 文献 [1] 埼玉県教育委員会…

愛宕塚古墳 川島町三保谷宿

富士浅間塚古墳から南に約100mの市野川の自然堤防に位置する愛宕塚古墳。文献[1]では、径10mの円墳。 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 [2] 塩野博 2004「埼玉の古墳 比企・秩父」さきたま出版会 にほんブログ村

富士浅間塚古墳 川島町三保谷宿

4月に熊谷市の埼玉県文化財収蔵施設で特別公開された北大竹遺跡の出土品を見学したが、その日は、熊谷市に行く前に、川島町、吉見町、東松山市に寄り道した。 最初に訪れたのは、市野川の自然堤防に位置する氷川神社境内の富士浅間塚古墳。文献[1]では、径15…

伊勢山古墳群 海老名市杉久保南

伊勢山古墳群は、東名高速道路海老名サービスエリアから約700m南の座間丘陵の最南端に位置し、発掘調査により崖線に沿って南北に2基の古墳が確認されている。1号墳は円墳と見られているが、周溝のごく一部が確認されているのみ、2号墳は周溝の約1/3と墳丘の…

牛山古墳 平塚市大神

牛山古墳は、2000年に東海大学が測量調査を実施(文献[2])、2016年に平塚市教育委員会と東海大学が2か所にトレンチを設定して実地調査して、高さ4.9m、一辺(南北)28m前後の規模を持つ隅丸方形墳と判定された。 リンク 「大神の史跡紹介 ①牛山古墳」『大神公民…

大神塚周辺古墳群 寒川町岡田

3月に開催された大神塚(応神塚)古墳の発掘調査の現地説明会では、寒川駅前公園に集合して、地元のボランティアで方々が現地まで案内してくださった。その時に途中で立ち寄ったのが大塚古墳公園で、大神塚(応神塚)古墳の周辺にあった大神塚周辺古墳群の1基のE…