夫婦塚古墳の後円部の東側に隣接する2基の円墳と、付近の古墳から移設保存された石棺を見学した。
箱式石棺
宮中野古墳群の発掘調査でみつかったもの遺体を安置する石の棺です。
宮中野古墳群は北浦に面した須賀の台地にあり、前方後円墳や方墳・円墳などな「さまざまの古墳が120基以上もありました。 この石棺は筑波山産出のホルンフェルスとよばれる石を板状に切り出して箱形に組合わせたもので、つくられた年代は6世紀後半から7世紀頃と考えられています。
【陪塚(ばいちょう)】夫婦塚古墳後円部東側に近接し、寄り添うように2基の円墳が位置しています。規模は北側 の古墳が径17.5m、高さ1.25m、南側の古墳が径15.0m、高さ1.0mを計ります。両古墳とも周堀、葺石は確認できていません。
また、近辺の古墳調査で見つかった遺体を安置する石棺を展示しています。この棺は筑波山産出の接触変成岩 (ホルンフェルス) を板状に切りだして、箱形に組み合わせたものです。