明治大学博物館で開催中の企画展「メディアにのった資料たち−知っている資料を見つけよう!−」を鑑賞した。本展は明治大学博物館の収蔵資料から教科書や雑誌等に掲載された重要資料を一堂に展示する。掲載申請数はなんと年間460件(2021年度)。考古部門のコレクションは国指定重要文化財4件を含む総数約23万点。本展では夏島貝塚(神奈川県)出土で国指定重要文化財の動物骨製の釣針も展示。
企画展「#メディアにのった資料たち 」開催中!
— 明治大学博物館(Meiji University Museum) (@meiji_museum) 2023年9月11日
副読本や模試、入試に使われた考古部門の資料を紹介するビデオを、特別展示室入り口にて上映しております。
展示室に入られる前にぜひご覧ください。 pic.twitter.com/HAn0IYAkRy
「長崎べっ甲細工《オランダ船》」
— 明治大学博物館(Meiji University Museum) (@meiji_museum) 2023年9月13日
べっ甲(ウミガメの甲羅の加工品)を使用した帆船は、ワシントン条約により、現在は生産されていません。
繊細な細工に驚きます。 pic.twitter.com/HyL9rAWgfb
企画展 #メディアにのった資料たち 開催中!
— 明治大学博物館(Meiji University Museum) (@meiji_museum) 2023年9月15日
こちらは東京都利島大石山遺跡出土の石皿。
縄文時代に使われた道具で、教科書などの写真では小さなもののように見えますが、実際は14kg(3歳児と同じ重さ)もあり、とても大きいのです。
実物の大きさをぜひ展示室でご覧になってください!#明治大学博物館 pic.twitter.com/eA3uCmhzLs
企画展 #メディアにのった資料たち 開催中!
— 明治大学博物館(Meiji University Museum) (@meiji_museum) 2023年9月21日
考古部門の #石庖丁(京都府深草遺跡)です。一見地味な姿かたちですが、稲穂を摘み取るための道具であり米作りが始まった弥生時代を象徴する石器なのです。本資料はその典型例で、毎年多くの模試や参考書で取り上げられている逸品です。 pic.twitter.com/tBPrDYeOmB
企画展 #メディアにのった資料たち 開催中!
— 明治大学博物館(Meiji University Museum) (@meiji_museum) 2023年9月27日
江原台遺跡出土の山形土偶は、妊娠した姿を表しており安産を願って作られたと考えられています。近年の土偶ブームで、教材や参考書よりも一般書や雑誌への掲載が多い資料です。 pic.twitter.com/FhgYIlrsrc
企画展 #メディアにのった資料たち 開催中!
— 明治大学博物館(Meiji University Museum) (@meiji_museum) 2023年10月5日
こちらは神奈川県二ツ池遺跡出土の弥生土器です。
下部が丸みを帯びた形状は弥生時代後期の壷形土器にみられる特徴です。
幾何学的で複雑な文様と美しい彩色が印象的で、美術書にも掲載されている資料です。
(記述を修正のうえ再投稿しました) pic.twitter.com/OC6qHExsj7
企画展 #メディアにのった資料たち 開催中!青森県亀ヶ岡遺跡の遮光器土偶は左足のみ復元されていますが全体の残りが良い優品として知られています。山形土偶と同じく一般書や雑誌に掲載が多い資料です。常設展示室でも岩手県雨滝遺跡の土偶を展示しておりますので是非ご覧ください!#明治大学博物館 pic.twitter.com/2US9MAUBLK
— 明治大学博物館(Meiji University Museum) (@meiji_museum) 2023年10月9日