週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

東国の古墳文化の実像を求めて―大塚初重と明大考古学― 明治大学博物館

明治大学博物館で開催中の企画展「東国の古墳文化の実像を求めて-大塚初重と明大考古学-」を鑑賞した。昨年7月に95歳で亡くなられた故大塚初重名誉教授は、太平洋戦争から復員の後、静岡県登呂遺跡の調査への参加を皮切りに、1950年に創設された考古学専攻と歩みをともにする形で日本各地の遺跡の発掘調査とその研究に携わり、長野県大室古墳群、茨城県虎塚古墳をはじめとする東日本の古墳文化を研究の中心に据え、実像を明らかにしてきた。本展では、大塚先生が手がけた発掘調査による数々の出土品・調査記録とその関連資料から、その研究と市民への考古学の普及に対する情熱と足跡を振り返りる。

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企画展 東国の古墳文化の実像を求めて-大塚初重と明大考古学- 開催のお知らせ | 明治大学

 

大塚初重氏の調査・研究歴

1947年(昭和22年) 千葉県能満寺古墳

1948年(昭和23年) 静岡県登呂遺跡

1949年(昭和24年) 群馬県岩宿遺跡

1950年(昭和25年) 神奈川県夏島貝塚

1953年(昭和28年) 福島県金冠塚古墳

1955年(昭和30年) 茨城県三昧塚古墳

1966年(昭和41年) 茨城県玉里舟塚古墳

1967年(昭和42年) 在外研究。大英博物館でガウランド資料の調査。

1973年(昭和48年) 茨城県虎塚古墳

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