伊興遺跡公園資料館に、2024年1月に足立区登録有形文化財に指定された花畑遺跡出土の朝鮮半島系土器が展示されていた。展示されていたのは、2013年(平成25年)に実施されたマンション建設計画に伴う発掘調査で出土した平底鉢の軟質土器2点と、有蓋高坏の陶質土器1点。軟質土器は、三国時代の朝鮮半島で生産されていた什器で、軟質土器の出土は、東京都内では初の事例。展示説明によれば、これら3点の土器は、観察と土の成分分析の結果から、加耶で5世紀初頭に生産されたものとのこと。

文献
- 増田静香 2024「はい!文化財係です。Vol.40 花畑遺跡出土の朝鮮半島系土器について(上)」『足立史談』672号
- 増田静香 2024「はい!文化財係です。Vol.41 花畑遺跡出土の朝鮮半島系土器について(下)」『足立史談』673号
埼玉県宮代町の道仏遺跡でも韓式系軟質土器が出土している。埼玉県東部では初の事例。群馬県高崎市付近で多く出土するとのこと。
群馬県高崎市内の遺跡から出土した韓式系軟質土器は、2023年に宮代町郷土資料館で開催された特別展「古代のみやしろ-古墳時代の宮代町-」で鑑賞した。
千葉市の戸張作遺跡でも韓式系土器が出土している。この韓式系土器土器は千葉市立郷土資料館の企画展で鑑賞した。
企画展「#千葉市内出土考古資料優品展」資料紹介55
— 千葉市立郷土博物館 (@chibashikyodo) 2022年1月12日
「#韓式系土器」#戸張作遺跡(若葉区東寺山町)#古墳時代 中期中葉の竪穴住居から出土した、#朝鮮半島 で製作された土器です。朝鮮半島東南部の洛東江下流から慶州付近で製作された可能性が指摘されています。どのように千葉まで運ばれたのでしょうか pic.twitter.com/UZkHqviXrr
加耶といえば