2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧
横浜に行ったので煉瓦巡り。 開通合名会社の煉瓦遺構 開通合名会社(日本人商社)の 煉瓦遺構 この遺構は、明治時代に建てられたと推定される開通合名会社の社屋の一部であると考えられています。建物は、大正12年(1923年)9月1日に起きた関東大震災で大部分が…
冨塚八幡宮の裏山に保存されている冨塚古墳。横浜市歴史博物館の展示解説シートでは「前方後円墳、全長35m、中期」、文献[1]の冨塚古墳測量図によれば、冨塚之碑の手前が前方部。 富塚古墳 冨塚古墳【神奈川県横浜市】 - ぺんの古墳探訪記 カメさんと遺跡 富…
上矢部富士山古墳は、戸塚区矢部町の柏尾川が阿久和川と合流するあたりの台地に位置する自然の地形を利用した墳丘で、径約25m、高さ約1.5mの円墳。平成元年に発掘調査が行われ、古墳の南側を中心とした周溝から、円筒埴輪・朝顔形円筒埴輪、馬形・水鳥形・鶏…
横浜の山下ふ頭で「砕氷艦しらせ」を見学後に、横浜市戸塚区で古墳巡り。 上矢部塚廻公園に東野台古墳群のモニュメントとそれっぽい高まりがある。横浜市歴史博物館の展示解説シートでは、東野台1号墳が「方墳、一辺18m、中期、木棺直葬、鉄剣・土器」、東野…
11月23日に代官山UNITで開催されたラフ×ラフLIVE HOUSE TOUR2025「ポップ☆トラベル〜あなたに会いに来ちゃいました〜」のファイナル、東京公演の1部を観覧した。 10月13日に福岡から始まったツアーは、名古屋(11月3日)、札幌(11月8日)、大阪(11月16日)と4都…
さいたま市浦和博物館で開催中の企画展「注目!縄文土器 ~注口土器~」を鑑賞した。本展は、縄文後晩期「注口土器」だけでなく縄文前期の「片口付鉢形土器」など、縄文時代の「注口土器群」に注目し、近年の発掘調査成果を踏まえ、発掘された個体を紹介、当…
白岡私立歴史資料館の「しらおか歴史物知りシートNo.4-4」に「庄兵衛堰枠」が取り上げられていたので現地を訪れた。令和2年3月に市の有形文化財(建造物)に指定された。 庄兵衛堰枠(しょうべえせきわく) 白岡町大字野牛 当解説板の左手奥にある庄兵衛堰枠は、…
白岡市立歴史資料館で開催中の第8回企画展「感じて!縄文土器のぬくもり~掘り起こされた白岡遺産~」を鑑賞した。本展では白岡から出土したたくさんの縄文土器のうち特色のあるものをピックアップして展示。 第8回企画展「感じて!縄文時代のぬくもり〜掘り…
加須市の「緑の中のファミリーランドむさしの村」に脇にある志多見砂丘を訪れた。志多見砂丘は、会の川の流路に沿って発達する河畔砂丘(会の川砂丘)の中で最大規模。合の川は、利根川東遷事業以前の利根川中流域の主要分流の一つ。わかりずらいが、会の川砂…
キャッセ羽生のキャッセバーガーで開催中のパネル展「知って驚く!永明寺古墳」を鑑賞した。永明寺古墳が県指定史跡に指定されてから10年目を迎え、この10年の成果を公開する巡回展。「キヤッセ羽生」は羽生市三田ヶ谷農林公園の愛称で、地元農産物を活かし…
熊野塚から西に車で5分の浅間塚古墳を訪れた。 浅間塚古墳、文献[1]では「円墳、立地・現況:自然堤防・山林、墳頂に浅間社」 羽生市浅間塚古墳 – 埼群古墳館_改 埼玉県羽生市尾崎 (尾崎)浅間塚古墳・遍照院古墳 | 古墳探訪記 浅間塚古墳 埼玉県羽生市尾…
羽生市に移動して今泉古墳群の1基を訪れた。 熊野塚古墳、文献[1]では「円墳、立地・現況:台地・山林、墳頂に念仏堂」 指定文化財 木造阿弥陀如来坐像(もくぞうあみだにょらいざぞう) (彫刻羽生市指定第37号 昭和48年7月1日) 熊野塚は、古墳時代後期の円墳…
1621年に関東郡代伊奈忠治が新川通を開削、利根川(古利根川、旧浅野川)の旧河道の堰堤跡が約60mにわたって残っている。 埼玉県指定旧跡 旧利根川堰堤跡(きゅうとねがわえんていあと) 昭和37年10月 指定 利根川は、羽生市川俣で締切られたあと東へ流れ、大越…
加須市外野に残る煉瓦塀。左右の煉瓦塀で積み方が異なる。 左がフランス積みで右がイギリス積み とげぬき地蔵 加須市大越。かつてバス停があったような道幅の広がりや煉瓦の壁に囲まれた工場跡。歴史ある集落。 pic.twitter.com/15t64qyzaI — たけむら (@tkm…
11月15日に横浜の山下ふ頭で開催された「砕氷艦しらせ」の一般公開に参加した。文科省は「しらせ」を「南極観測船」と呼び、自衛隊は「砕氷艦」と呼ぶ。「しらせ」は第67次南極地域観測隊の本隊と物資を昭和基地に送り届ける任務のため11月19日に横須賀出港…
令和6年度ほるたまセミナーでもらった資料(文献[6])を片手に長竹遺跡の現地を訪れた。堤防の強化・整備の工事中だった。 長竹遺跡は、利根川沿いの埋没台地上に立地する、縄文時代から近世にわたる複合遺跡で、縄文時代後~晩期(約3500~3000年前)に造られた…
大越古墳群の続き。 浅間塚古墳[大越] 、文献[1]では「円墳、径5m、立地・現況:低地・神社敷地、墳頂に浅間社」 埼玉県加須市大越 (大越)浅間塚古墳 | 古墳探訪記 加須市浅間塚古墳(大越) – 埼群古墳館_改 大越(おおごえ)前田耕地の獅子舞 加須市指…
大越古墳群の続き。 稲荷塚古墳[大越] 、文献[1]では「円墳、径15m、立地・現況:自然堤防・神社敷地、墳頂に稲荷社」 稲荷塚古墳 - 全国文化財総覧 埼玉県加須市大越 (大越)稲荷塚古墳 | 古墳探訪記 加須市稲荷塚古墳(大越) – 埼群古墳館_改 加須市…
寒くなってきたので、埼玉県加須市・羽生市で古墳巡り。最初に訪れたのは大越古墳群の3基(稲荷塚古墳、八幡塚古墳、浅間塚古墳)。 八幡神社 八幡塚古墳(館山)、文献[1]では「円墳、径20m、立地・現況:自然堤防・宅地」 徳性寺 加須市指定有形文化財 紺地…
立石児童公園内に祀られている「立石」を参拝。材質は富津磯石(房州石)で、説明板では「古墳時代の石室を作るためにこの地に持ち込まれた石材」が「古代東海道の道標として建てられた」と考えられるとのこと。鳥居があるので宗教施設(神社)だと思うが児童公…
「東京文化財ウィーク」の企画事業のひとつとして11月3日に開催された柴又八幡神社古墳石室特別公開に参加した。柴又八幡神社古墳は、柴又八幡神社の社殿を中心とした前方後円墳。全長30m。築造時期は6世紀後半。東京低地では唯一の石室を有する前方後円墳。…
11月1日から3日までの3日間、明治学院大学の白金キャンパスで開催された文化祭「白金祭」に合わせて開催された 「東京文化財ウィーク」の企画事業のひとつ歴史的建造物 特別公開に参加した。特別公開されたのは重要文化財の明治学院インブリー館(1889年頃に…
足立区立郷土博物館で開催中の特別展「千住宿400年」を鑑賞した。千住宿開宿400年を迎えた千住の旧家で受け継がれてきた美術品などを展示する。特別展のポスターを飾る「千手観音立像 御前立」は「赤門寺」と呼ばれ親しまれている勝専寺の秘仏・千手観音…
浦和の常盤公園の煉瓦塀は、明治26年設置の浦和地方裁判所の名残り。 常盤公園(ときわこうえん) 常盤公園の改修について 改修工事に至った経緯 改修前の常盤公園は、一部施設の老朽化や園内のバリアフリー化が課題となっていました。このような状況の中、地…
10月26日に埼玉会館小ホールで開催された「真福寺貝塚 国史跡指定50周年記念シンポジウム・さいたま市内遺跡発掘調査発表会」に参加(聴講)した。例年「さいたま市最新出土品展」に合わせて開催される「さいたま市内遺跡発掘調査発表会」、今年は真福寺貝塚が…
町田市の鶴山香山園(かごやまえん)に保存されている能ヶ谷香山古墳群にも足を伸ばした。鶴山香山園は、2025年1月25日にオープンした市立公園。小田急線鶴川駅北口から徒歩約4分。池泉回遊式庭園と書院造の建物を持つ緑豊かな和の空間を楽しめる。建物内には…
町田市で横穴墓巡りの続き。 次に訪れたのは三輪白坂横穴群。 町田市指定史跡 三輪白坂横穴群 (みわしらさかよこあなぐん) 所在地 町田市三輪町1720-1(第一支群) 指定 1975年10月27日(第一支群のみ) この遺跡は崖面に横穴を掘り遺体を安置した古墳時代におけ…
町田市で横穴墓巡りの続き。次に訪れたのは西谷戸横穴墓群。町田デジタルミュージアムによると「 鶴見川へと合流する通称たたら川が形成した谷に面する丘陵の斜面地にあります。1959年の東京都による調査で7基が確認され、三輪南遺跡群の発掘調査に伴って行…
柿生郷土史料館のセミナーの前に、町田市で横穴墓巡り。最初に訪れたのは下三輪玉田谷戸横穴墓群。下三輪玉田谷戸横穴墓群は東京都町田市と神奈川県川崎市麻生区の都県境付近にあり、東急田園都市線の青葉台駅から鴨志田団地行きのバスの終点で下車、徒歩約1…
10月25日に柿生中学校の校内にある柿生郷土史料館で開催された第101回カルチャーセミナー「柿生中学校考古学研究部による横穴古墳群の発見と調査」に参加(聴講)した。柿生中学校考古学研究部は、1977年に生徒が通学路の麻生台団地の工事現場で横穴墓(麻生台…