國學院大学博物館の前庭に千葉県佐倉市大篠塚の大篠塚2号墳から出土した箱型石棺がありました。緑泥片岩の板石を組み合わせたもの。文献[2]によれば「常総型古墳」とは「常総型古墳は墳丘中央から外れた低い位置に埋葬施設があること,埋葬施設が箱式石棺であることなどを特徴としている(安藤1981)」とされる。
文献
[1] 糸川道行 1983「所謂「変則的古墳」に関する基礎的考察」『研究連絡誌』4号 千葉県教育振興財団
[2] 辰巳祐樹 2016「土浦市坂田塙台古墳群の測量調査及び地中レーダー 探査」『筑波大学先史学・考古学研究』27号