週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

高崎山古墳群 土浦市小高

8月のお盆の時期に所用のついでで、土浦市の高崎山古墳群の西支群の高崎山2号墳の横穴式石室を見学した。高崎山2号墳は、1997年(平成9年)に墓地造成事業に伴い発掘調査が行われた。全長35mの前方後円墳。後円部の横穴式石室が移設・保存されている。石室は全…

シャンシャン 上野動物園

東京都美術館から上野動物園のハシゴ。東園パンダ舎でシャンシャンとご対面。 このときは、ジャイアントパンダ母子「シンシン」「シャオシャオ」「レイレイ」を観覧するためには、パンダ母子観覧の抽選に応募して当選する必要があり、応募していなかったので…

「フィン・ユール とデンマークの椅子」東京都美術館

東京都美術館で開催中の企画展「フィン・ユール とデンマークの椅子」を鑑賞した。座り心地を確かめるコーナーもあり、全て試したがどの椅子も心地よい。会期は10月9日まで。 #フィン・ユール 展 紹介記事北欧の情報を提供するニュースサイト『北欧区』様 @h…

イイナパーク川口(赤山歴史自然公園) 川口市赤山

川口市と首都高速自動車道路株式会社は、イイナパーク川口と高速川口線川口パーキングエリアを連結して、一体的に整備する首都高初のハイウェイオアシス「川口ハイウェイオアシス」を今年4月25日に全面開園した。いったいどんな施設なのか気になっていたので…

真福寺貝塚 現地説明会(9/23) さいたま市岩槻区城南

今年も真福寺貝塚の発掘調査の現地説明会に参加した。真福寺貝塚は、縄文時代後期前葉から晩期中葉(約3,800〜2,600年前)まで営まれた貝塚を伴う集落遺跡と低湿地の泥炭層遺跡から成る。さいたま市教育委員会は、平成28年度から毎年、発掘調査を実施していて…

大洗町幕末と明治の博物館 大洗町磯浜町

7月に訪れた大洗町と明治の博物館は、元老院議官・警視総監・学習院長を歴任し、1895年(明治28年)宮内次官、1898年宮内大臣となった田中光顕(みつあき)により、1929年(昭和4年)に「常陽明治記念館」として開館。2010年(平成22年)6月に(財)常陽明治記念会から…

西原19号墳石室 大串貝塚ふれあい公園

大串貝塚ふれあい公園に復元されている西原19号墳石室。西原古墳群は、水戸市北西部、那珂川の支流・田野川に北面する上市台地の標高約 30.0mに位置する古墳群で、2012年度の第16地点の発掘調査で6基の埋没古墳(15〜20号墳)を確認、19号墳と20号墳から埋葬施…

ダイダラボウと縄文広場 大串貝塚ふれあい公園

大串貝塚ふれあい公園のシンボルとなっているダイダラボウの像は、常陸国風土記を生かした常澄村(つねずみむら)の村おこし事業として、1992年2月に完成。彫りの深い縄文人を意識したデザインで、貝塚の方角に手を伸ばす。完成当時は年間20万人が来園したとい…

大串貝塚 水戸市塩崎町

水戸市の大串貝塚にも寄り道。大串貝塚は、涸沼川をのぞむ那珂台地の先端に位置する縄文時代前期の貝塚で、汽水域に生息するシジミを主体とする。奈良時代に編さんされた「常陸国風土記」に記載があり、文献に記録された貝塚としては世界で最も古く、これに…

小幡北山埴輪製作遺跡 茨城町小幡

7月に大洗町幕末と明治の博物館を訪れた際に寄り道した遺跡を振り返る。茨城町の小幡北山埴輪製作遺跡は、涸沼川と寛政川にはさまれた標高22.5~27mの台地にあり、古くから「カベット山」(壁土山)と称され、良質の粘土のとれる場所として知られていた。195…

群馬県佐波郡の古墳出土の船形石棺 多摩美術大学上野毛キャンパス

五島美術館の近くの多摩美術大学 上野毛キャンパスに群馬県佐波郡の古墳出土の船形石棺があるとのことで、立ち寄った。時節柄、関係者以外のキャンパス内への立ち入りは難しそうだったので、敷地外から探したところ、あるのは確認できたが。なんとも。ちなみ…

五島美術館庭園 世田谷区上野毛

五島美術館の庭園を散策。 天祐庵門と文人像 茶室 古経楼 茶室 富士見亭 道標 寿老人(じゅろうじん) 見晴台庭園 美術館 本館 建物・庭園 | 公益財団法人 五島美術館 おもいはせの路(国分寺崖線散歩道) 国分寺崖線発見マップ | 世田谷区ホームページ おも…

稲荷丸古墳 (再訪) 世田谷区上野毛

7月に五島美術館の夏の優品展を鑑賞した後で、中庭を散策して稲荷丸古墳を再訪した。円墳。径20m。高さ2m。世田谷区の遺跡番号251。 土坑内貝層剥ぎ取り標本 | デジタルコレクション | 世田谷デジタルミュージアム 鉢 | デジタルコレクション | 世田谷デジタ…

江戸東京たてもの園 (再訪②) 小金井市桜町

江戸東京たてもの園の野外展示の続き。 復元縄文住居 方砂遺跡敷石住居址 御殿山遺跡敷石住居址 ミスト 寛永寺灯籠 旧自証院霊屋 高橋是清邸 伊達家の門 デ・ラランデ邸 にほんブログ村

江戸東京たてもの園 (再訪①) 小金井市桜町

7月に江戸東京たてもの園で特別展「江戸東京博物館コレクション」を鑑賞した後で、野外展示も見学した。前回(2018年の夏)は、目当ての瀬戸岡32号墳と多摩川台8号墳の石室(レプリカ)しか見学しなかったので、今回は、その他の展示も見学した。 都電7500形 万…

ハクビシンやアライグマにご注意ください

荒川区の商店街の掲示板に掲示されたチラシ。ハクビシンやアライグマにご注意ください。 ハクビシン・アライグマの情報が寄せられています/荒川区公式サイト ハクビシンを目撃しましたが、どうすればよいですか。/荒川区公式サイト ハクビシンが屋根裏に棲…

旧中山道 一里塚の跡 さいたま市南区辻

6月に朝イチで、戸田市立郷土博物館の企画展に行った時、Google Mapで開館時間を調べたら9:00〜16:30だったので9:00に行ったら、同じ建物に同居する戸田市立中央図書館は9:00開館だったけど、郷土博物館は10:00開館だった。そこで時間潰しを兼ねて、旧中山道…

「見て、見て、ハッケン!野田の歴史」野田市郷土博物館

野田市郷土博物館で開催中の令和4年度企画展「見て、見て、ハッケン!野田の歴史 〜考古資料、鈴木貫太郎資料、新収蔵資料から〜」を鑑賞した。野田市郷土博物館を訪れたのは4年ぶり2度目。 企画展/特別展 | 野田市郷土博物館・市民会館 「見て、見て、ハッ…

「さいたま市最新出土品展2022」 さいたま市立博物館

さいたま市立博物館で開催中の「さいたま市最新出土品展2022」を鑑賞した。前年度の発掘調査で出土した遺物や、遺構の写真などを通じて、調査の成果を市民に紹介することを目的に毎年開催されている。今回は、史跡整備のために実施している国指定史跡「真福…

浜川戸浅間社の富士塚「浅間塚」 春日部市粕壁

春日部八幡神社の境内に続く稲荷神社横の「浅間塚」と呼ばれる富士塚。高さ8.2m。 この神社の境内につづく稲荷神社横には、通称「浅間山」と呼ばれる高さ8.2メートル、周囲200メートルにも及ぶ、この辺りでは最も大きな富士塚がある。この富士塚は、江戸時代…

春日部八幡神社 春日部市粕壁

杉戸町の八幡神社に続いて、春日部市の春日部八幡神社でも中川低地の河畔砂丘群の浜川戸砂丘を見学した。浜川戸砂丘は、古利根川から分かれた古隅田川の最初の蛇行部に位置しており、比較的小規模な2列の砂丘列が残る。砂丘に隣接する浜川戸遺跡からは、砂丘…

山崎遺跡 宮代町山崎

東武動物公園の南東に隣接する宮代町の山崎地区に「農」をテーマに宮代町が整備した「新しい村」がある。この村内にある山崎遺跡を訪れた。 まちしるべ 50 山崎遺跡 (埼玉県選定重要遺跡)所在地 宮代町字山崎 山崎遺跡は、先土器時代の終り頃から縄文時代…

中川低地の河畔砂丘群 高野砂丘 杉戸町下野

埼玉県の天然記念物に指定されている中川低地の河畔砂丘群を見学するために、杉戸町の八幡神社を訪れた。中川低地の河畔砂丘群は、榛名山や浅間山の火山灰などに由来する大量の砂が、平安時代から室町時代の寒冷期の強い季節風により、利根川の旧河道沿いに…

マリア地蔵 幸手市権現堂

幸手市の有形民俗文化財に指定されている「マリア地蔵」を見学。撮影前に合掌。この作法でよいのかは疑問。 マリア地蔵 幸手市権現堂 文政三年(一八二〇)に作られた子胎延命地蔵(こそだてえんめいじぞう)で、キリストを抱いたマリアに見立てられています。 …

冬木A・B貝塚 五霞町原宿台

6月に幸手市郷土資料館で企画展を見学した後で、幸手市から中川を渡って、茨城県五霞町の権現堂川東岸の微高地台地上の辰堂(たつどう)公園に立てられた冬木A・B貝塚の説明板と復元された縄文時代の竪穴住居を見学した。権現堂川は江戸時代以前は渡良瀬川の…

大宮公園 さいたま市大宮区高鼻

6月に埼玉県立歴史と民俗の博物館で「発掘された日本列島2022」を鑑賞した際に、開館時間より早く着いたので、大宮公園を散策した。大宮公園は、日本さくら名所100選や日本の都市公園100選に選定されている。 埼玉百年の森 遊園地ホテル跡 クスノキ コブシ …

可否茶館跡地 台東区上野

日本最初の喫茶店「可否茶館(かひさかん)」跡地 4月13日【喫茶店の日】1888年のこの日、東京・下谷上野西黒門町に日本初のコーヒー専門店『可否茶館』が開店したことにちなんで制定されました。 pic.twitter.com/w0AbtLxXS0— 大和猫 (@yamatokotobacat) 2022…

煉瓦塀のあるお宅 荒川区某所

荒川区某所の煉瓦塀のあるお宅 2022.6.2 個人宅(東京都荒川区)立派な蔵の奥にむくり屋根の主屋とおそらく応接の洋館というお家レンガ塀に装飾、塀から門柱までのカーブも素敵 pic.twitter.com/FloIVIbP5b— y.葛城 (@1_katsura) 2022年6月5日 2022.6.2個人…

芥川龍之介旧居跡 北区田端

北区田端の芥川龍之介旧居跡を訪れた。芥川龍之介は東京帝国大学学生であった1914年(大正3年)から亡くなる1927年(昭和2年)まで、この地に住んでいた。この時期に、小説「羅生門」などを執筆した。田端は、明治中頃までは閑静な農村だったが、上野に東京美術…

煉瓦塀と鍰煉瓦 北区栄町

北区栄町の煉瓦塀と鍰煉瓦。 都電荒川線の踏切とJRのマンホールの蓋 鍰煉瓦についてはこちらのブログ記事を参照してね。 にほんブログ村