水戸市の大串貝塚にも寄り道。大串貝塚は、涸沼川をのぞむ那珂台地の先端に位置する縄文時代前期の貝塚で、汽水域に生息するシジミを主体とする。奈良時代に編さんされた「常陸国風土記」に記載があり、文献に記録された貝塚としては世界で最も古く、これにまつわる巨人伝説とともに有名。
大串貝塚 昭和45年5月11日 国指定史跡
奈良時代の和銅6年(西暦713年)、元明天皇の詔によって「常陸国風土記」という書物が編さんされました。この中で貝塚のことを、昔、巨人が大櫛(大串)の「はまぐり 岡の上から手をのばして、海辺の大蛤をほじくり、食べた貝が積って岡になったと説明しています。現在、常澄中学校のある台地(A地点・消滅)と南側 (B地点) 東側 (C地点)の斜面に貝塚が残っています。
折居神社