埼玉県立歴史と民俗の博物館の入口に、大宮公園内遺跡の弥生時代の住居跡の上に復元された住居と、その裏側に方形周溝墓がある。方形周溝墓の溝の中から出土した弥生時代後期の底部穿孔壺は、博物館に常設展示されている。



大宮公園内遺跡と復元住居
博物館の周辺は「県指定史跡 大宮公園内遺跡」と呼ばれています。縄文時代と弥生時代の住居跡が発見されています。
弥生時代終わり頃(3世紀)の住居跡の上に、 そのころの住居を復元しました。屋根は「切妻形」で、いちばん上に厚い「破風板」を乗せています。
住居の床の広さは畳10枚分くらいで、5人くらいの人が住むことができたと考えられます。
柱や垂木はクヌギやナラ、クリなどの丸太、屋根や住居入口はカヤとスギ皮を使っています。
住居の南(奥)に、弥生時代の墓があります。
まわりに四角く溝をめぐらしているので「方形周溝墓」と呼ばれています。溝の中からは、よく磨かれた装飾壺や高坏などの土器が出土しました。

【#れきみん見所案内 1室】1室からご紹介するのは、この壺形土器!大宮公園内遺跡(一部は当館敷地内)から出土しました。表面を丁寧に磨き赤く塗っており、底を打ち欠いている「底部穿孔壺(ていぶせんこうつぼ)」です。下に置かれた鏡を使って、底部の様子が覗けちゃいます! pic.twitter.com/lu7SYLwaiy
— 埼玉県立歴史と民俗の博物館 (@saitama_rekimin) 2017年10月6日